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液化石油ガス販売事業登録

管轄: 経済産業省 / 根拠法令: 液化石油ガス法第3条

ふつう費用・難易度ともに標準的な許認可です

LPガスの販売事業を行うための登録

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液化石油ガス販売事業登録は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は一般的な水準で、事前に予算を確保しておくと安心です。審査期間は標準的で、経産省での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

液化石油ガス販売事業登録とは

一般消費者等にLPガス(プロパンガス)を販売する事業を行う場合、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(液石法)第3条に基づき、登録を受けなければなりません。無登録営業は罰則の対象です。

対象となるのは、家庭・小規模飲食店・アパート等の「一般消費者等」に対し、業として液化石油ガスを販売する事業者です。具体的には、容器(ボンベ)配送によるLPガス販売、集合住宅への供給、バルク供給などが該当します。一方、工業用として大口需要家に販売する場合や、カセットボンベ等の小型容器の小売は、対象範囲が異なるため事前確認が必要です。

登録先は、販売所が1つの都道府県内に収まる場合は当該都道府県知事、2以上の都道府県にまたがる場合は経済産業大臣(産業保安監督部)です。

登録の要件

登録は「拒否事由に該当しなければ登録される」構造ですが、実務上は以下の体制整備が前提になります。

  • 販売所ごとの登録:本社ではなく、供給・保安業務の拠点である販売所単位で登録します。複数拠点なら拠点ごとに登録が必要です。
  • 業務主任者の選任:販売所ごとに業務主任者を選任し、届け出る必要があります。資格は液化石油ガス設備士、または高圧ガス販売主任者(第二種販売主任者等)などの有資格者で、一定の実務経験を求められる場合があります。選任できる人材の確保が最大のハードルです。
  • 保安業務の実施体制:供給開始時点検・調査、定期供給設備点検(4年に1回以上)、定期消費設備調査(4年に1回以上)、緊急時対応(原則30分以内到着体制)などの保安業務を自社で行うか、保安機関に委託する体制を整える必要があります。
  • 貯蔵施設・容器置場:貯蔵能力に応じて高圧ガス保安法上の貯蔵所の許可・届出が別途必要になります。

申請の流れと費用

1. 販売所・貯蔵施設の場所を確定し、消防・都市計画等の規制を確認 2. 業務主任者となる有資格者を確保 3. 保安業務を委託する場合は、認定保安機関との委託契約を締結 4. 登録申請書に、販売所の位置図・貯蔵施設の概要・業務主任者の資格証等を添付して提出 5. 登録後、業務主任者選任届、保安業務規程の作成・周知

登録免許税・手数料はおおむね3万円前後ですが、都道府県により金額・納付方法が異なるため、申請先の窓口で必ず確認してください。実際の初期費用はこれに加え、容器・バルク貯槽・配送車両・保安機器の設備投資が大きな比重を占めます。

差し戻し・不登録になりやすい点

  • 業務主任者の資格要件・実務経験を満たさない者を記載している
  • 保安業務(特に緊急時対応の到着時間)の体制説明が具体性を欠く
  • 貯蔵施設について、高圧ガス保安法側の手続きが未了のまま申請している
  • 過去に液石法違反で登録取消を受けてから2年を経過していない(登録拒否事由)

関連手続きと登録後の義務

高圧ガス保安法の貯蔵所許可・届出、液化石油ガス設備士による設備工事、消防法上の届出が並行して必要になるケースが一般的です。また、消費者への書面交付(料金・設備の所有区分の明示)、料金の透明化に関する義務が近年強化されています。

登録の有効期間は5年で、期間満了前に更新登録が必要です。販売所の移転・名称変更・役員変更・業務主任者の交代は、いずれも変更の届出が必要になります。更新を失念すると事業継続ができなくなるため、登録日は必ず社内で管理してください。

まず取り組むべきは、業務主任者となる有資格者の確保と、保安業務を自社実施するか保安機関へ委託するかの方針決定です。この2点が固まらないと申請書が作成できません。

30,000円

申請費用

14〜30日

取得期間

なし

更新周期

許認可の申請費用としては平均的な金額です。法定の手数料のため、減額や免除は原則ありません。

液化石油ガス販売事業登録:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用30,000円(申請実費のみ)79,800円
所要時間14〜30日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1都道府県知事に申請
  2. 2業務主任者の選任
  3. 3登録証の交付
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)30,000円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金49,800円(税込)
合計目安79,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

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取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 経産省管轄の許認可は、経済産業局の窓口で手続きするケースがあります。オンライン申請が利用可能か確認してみましょう。

次にやるべきこと

必要書類

液化石油ガス販売事業登録申請書

液化石油ガス販売事業登録に必要な所定の様式による申請書

略歴書

申請者の職歴・学歴を記載した略歴書

本人確認書類

運転免許証やマイナンバーカード等の本人確認書類の写し

📎

定款の写し(法人の場合)(任意)

法人の定款の写し

📎

役員名簿(法人の場合)(任意)

法人の役員の氏名・住所一覧

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

液化石油ガス販売事業登録と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

ガス小売事業者登録

ガスの小売を行うための登録

液化石油ガス設備士免状

LPガスの供給設備・消費設備の設置工事を行うための免状。液化石油ガス設備士試験に合格した者に交付される。

高圧ガス販売届出

高圧ガスの販売を行うための届出

高圧ガス製造保安責任者免状

高圧ガス製造施設の保安管理を行うための資格

詳しく知る

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