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インターネットカフェ届出

管轄: 公安委員会 / 根拠法令: 各都道府県条例

かんたん費用ゼロ・手続きも簡単で、最も取得しやすい許認可の一つです

インターネットカフェ・漫画喫茶の届出(本人確認義務)

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インターネットカフェ届出は、比較的スムーズに取得できる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査期間は標準的で、警察庁での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

インターネットカフェ届出とは何か

インターネットカフェ届出は、風営法に基づく許可ではなく、各都道府県が独自に制定した条例(東京都では「インターネット端末利用営業の規制に関する条例」、大阪府では「インターネット端末利用営業の規制に関する条例」など)に基づき、公安委員会へ提出する届出です。目的は営業の可否を審査することではなく、匿名で利用できるネット端末が犯罪(振り込め詐欺、不正アクセス、掲示板への犯行予告など)に使われた際に、警察が利用者を特定できる状態を確保することにあります。したがって届出そのものより、届出後に課される「本人確認義務」と「記録の作成・保存義務」が制度の本体です。

対象となるのは、不特定多数の客にインターネット接続端末を利用させる営業です。いわゆるネットカフェ・漫画喫茶が典型ですが、条例の定義は業態名ではなく「端末を利用させること」で決まるため、複合カフェ、ゲームカフェ、コワーキングスペースの共用PC、宿泊施設のロビー端末なども条例上の対象になり得ます。一方、自分のノートPCやスマホを持ち込んでWi-Fiにつなぐだけの店(店側が端末を提供しない)は、多くの条例で対象外とされています。この線引きは条例ごとに差があるため、開業予定地の都道府県警のサイトで定義規定を必ず確認してください。

届出の手続きと費用

届出先は店舗所在地を管轄する警察署の生活安全課経由で公安委員会です。営業開始日の前(東京都の場合は営業開始の日まで)に提出します。許可制ではないため審査期間や標準処理期間という概念はなく、受理をもって手続きは完了します。

  • 手数料は無料。飲食店営業許可や風俗営業許可のような申請手数料は発生しません
  • 提出書類は届出書のほか、営業所の平面図、住民票または法人の登記事項証明書などが一般的(構成は都道府県で異なる)
  • 変更(店名・所在地・営業者・端末台数など)や廃止の際も届出が必要
  • 更新制度は原則なし。ただし変更届の失念が指導対象になりやすい

無料・許可不要であるため難易度は低い部類ですが、「届出を出せば終わり」ではないことが実務上の最大のポイントです。

本人確認義務と記録保存が実質的な負担

条例が求めるのは、端末を利用させる前に運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証などの公的書類で本人確認を行い、確認した内容と利用日時・利用端末を記録し、一定期間保存することです。保存期間は都道府県により異なります(東京都では3年間)。会員登録時に一度確認すれば都度の提示を省略できる会員制の運用が認められる場合もありますが、その条件も条例次第です。

警察からの照会や立入りの際に記録が提出できないと、指導・勧告、条例によっては罰則の対象になります。実務上の不備は届出漏れよりも、次のパターンに集中します。

  • 本人確認書類の券面をコピー・記録せず「確認した」とだけ処理している
  • 会員登録時の確認のみで、来店ごとの利用ログ(日時・端末番号)を残していない
  • POSやレジ会員システムが条例の記録項目を満たしていない
  • 保存期間を満たす前にデータを削除している

したがって開業準備では、届出書の作成と同時に、会員管理・端末管理システムが条例の記録要件を満たすかを事前に検証しておくことが重要です。

併せて必要になる許認可

ネットカフェ・漫画喫茶は複合業態のため、この届出だけで開業できることはほとんどありません。

  • 飲食物(ドリンクバー含む)を提供するなら、保健所の飲食店営業許可
  • 個室・リクライニングシートで宿泊的な利用をさせる場合、自治体によっては旅館業法との関係を確認される
  • 深夜0時以降に酒類を提供するなら、警察署への深夜における酒類提供飲食店営業開始届出
  • 一定規模以上のビリヤード台やゲーム機を設置する場合、風営法上の扱いを個別確認
  • 漫画・雑誌の閲覧は原則許認可不要だが、成人向け図書を扱う場合は青少年健全育成条例の区分陳列規制が適用される

開業前に踏むべき手順

まず開業予定地の都道府県警サイトで条例名と届出様式、記録保存期間、対象定義を確認します。次に管轄警察署の生活安全課に、店舗の業態(端末台数、会員制の有無、個室構成)を伝えて事前相談を行い、記録方法が要件を満たすか具体的に確認してください。届出は都道府県単位の条例のため、多店舗展開で県をまたぐ場合は、店舗ごとに管轄警察署へ、その県の様式で届け出る必要があります。

無料

申請費用

1〜14日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料は無料です。書類の準備さえ整えば、費用をかけずに取得できます。

インターネットカフェ届出:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用0円(申請実費のみ)29,800円
所要時間1〜14日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1所轄警察署に届出
  2. 2本人確認措置の整備
  3. 3届出受理
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)0円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金29,800円(税込)
合計目安29,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

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取得のポイント

  • 必要書類のチェックリストを作り、一つずつ確実に準備しましょう。
  • 窓口での手続きは比較的スムーズです。混雑を避けるため、開庁直後の来所がおすすめです。
  • 記入例を事前に確認しておくと、その場で迷わず記入できます。
  • 警察署が窓口となります。申請から許可までに現地調査が入ることがあるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

次にやるべきこと

必要書類

インターネットカフェ届出申請書

インターネットカフェ届出に必要な所定の様式による申請書

本人確認書類

運転免許証やマイナンバーカード等の本人確認書類の写し

身分証明書

本籍地の市区町村長が発行する身分証明書

申請書

所定の様式に必要事項を記入した申請書

📎

登記事項証明書(法人の場合)(任意)

法務局発行の法人登記事項証明書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

インターネットカフェ届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

飲食店営業許可

飲食店を営業するために必要な許可。店舗の設備基準を満たす必要があります。

防火管理者

一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

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