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データセンター設置届出

管轄: 経済産業省 / 根拠法令: エネルギー使用合理化法・電気通信事業法

ふつう費用が高く、書類準備にも注意が必要な許認可です

一定規模以上のデータセンターを設置・運営する際の届出。省エネ基準への適合やセキュリティ体制の報告が必要。

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データセンター設置届出は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用が高額になるケースがあるため、事前の資金計画が重要です。経産省の審査には時間がかかるため、事業開始の2〜3か月前には申請準備を始めることをおすすめします。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

この届出の位置づけと対象者

「データセンター設置届出」は単一の独立した許可制度ではなく、データセンターを設置・運営する事業者が、その規模や業態に応じて複数の法令上の届出・報告義務を負うことを総称したものです。中核となるのは省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)上のエネルギー管理に関する届出と、施設内で通信サービスを提供する場合の電気通信事業法上の届出です。どの義務が発生するかは、年間エネルギー使用量・提供サービスの形態・受電設備の規模によって変わります。

対象になりやすいのは、サーバールームを大規模に持つ事業者、コロケーション/ハウジングを外部提供する事業者、クラウド基盤を自社運用する企業などです。小規模なサーバー室では届出義務が生じないこともあるため、まず自社が各法令の閾値に該当するかの確認が出発点になります。

主な届出義務と要件

  • 省エネ法: 事業者全体の年間エネルギー使用量が原油換算で一定量(特定事業者の指定基準)以上になると、エネルギー使用状況届出を行い、特定事業者の指定を受けたうえで毎年度の定期報告書・中長期計画書の提出義務が生じます。データセンターは電力消費が大きいため、この閾値に達しやすい点が他業態と異なります。PUE(電力使用効率)などの指標管理や、エネルギー管理統括者・管理企画推進者の選任が求められます。
  • 電気通信事業法: 施設を使って他者に電気通信役務を提供する場合、規模に応じて届出または登録が必要です。自社グループ内利用のみであれば対象外となることもあります。
  • 電気事業法: 高圧受電する自家用電気工作物を設置するため、保安規程の届出と電気主任技術者の選任が必要になります。非常用発電機を備える場合はその扱いも確認します。

申請の流れと費用

一般的な流れは、(1)該当法令と閾値の判定、(2)エネルギー使用量・受電設備・提供サービスの実態整理、(3)各所管(経済産業局・総合通信局等)への届出書類作成・提出、(4)受理後の継続的な定期報告体制の構築、という順序です。省エネ法の届出は指定の翌年度から定期報告が始まる点に注意してください。

費用の目安は10万〜50万円程度ですが、これは主に書類作成や専門家への委託・体制整備にかかる費用であり、届出自体の手数料は法令により異なります。電気主任技術者の外部委託や省エネ診断を加えると変動します。

つまずきやすい点と継続義務

  • エネルギー使用量の集計漏れ: 複数拠点を持つ事業者は全社合算で判定する必要があり、データセンター単体だけで見て届出時期を逃すケースがあります。
  • 定期報告の未提出・遅延: 一度きりの届出と誤解し、毎年度の報告を失念すると是正指導の対象になります。
  • 増設時の変更: 受電容量の増加や設備更新は電気事業法上の変更手続きを伴うため、設備計画段階で確認します。

判断に迷う要件や手数料は所管(管轄の経済産業局・総合通信局)により取り扱いが異なるため、設計・調達の前に管轄窓口へ事前相談し、自社が該当する義務を確定させることをおすすめします。

100,000〜500,000円

申請費用

30〜60日

取得期間

なし

更新周期

申請費用が高額なため、事業計画に組み込んだ上で余裕を持った資金準備をおすすめします。

データセンター設置届出:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用100,000円〜500,000円(申請実費のみ)149,800円〜549,800円
所要時間30〜60日(自分の時間)最短21日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1エネルギー使用計画・PUE目標の策定
  2. 2設備概要・セキュリティ体制を記載した届出書作成
  3. 3経済産業省への届出書提出
  4. 4届出受理通知の受領
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)100,000円〜500,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料49,800円(税込)
合計目安149,800円〜549,800円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

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取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 経産省管轄の許認可は、経済産業局の窓口で手続きするケースがあります。オンライン申請が利用可能か確認してみましょう。

次にやるべきこと

必要書類

届出書

データセンター設置届出書。

設備概要書

データセンターの設備仕様・構成図。

省エネルギー計画書

PUE目標・省エネ対策を記載した計画書。

セキュリティ対策書

物理・論理セキュリティ対策を記載した書類。

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

データセンター設置届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

電気通信事業届出

電気通信事業を営むための届出

電気通信事業登録

大規模な電気通信事業を営むための登録

クラウドサービス安全性認定

クラウドサービスの安全性を認定する制度。ISMAPとは別に、中小企業向けクラウドの安全性基準適合を認定。

防火管理者

一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。

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