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ドメイン名登録事業者認定

管轄: 総務省 / 根拠法令: 電気通信事業法・JPドメイン名規則

ふつう費用が高く、書類準備にも注意が必要な許認可です

ドメイン名の登録代行業を行う事業者の認定。JPドメインやgTLDの登録サービス提供が対象。

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ドメイン名登録事業者認定は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用が高額になるケースがあるため、事前の資金計画が重要です。総務省の審査には時間がかかるため、事業開始の2〜3か月前には申請準備を始めることをおすすめします。なお、3年ごとの更新が必要なため、取得後も継続的な管理が求められます。

まず読む順番

「ドメイン名登録事業者認定」の実態

まず前提を正す必要がある。日本には、ドメイン名の登録代行業を営むために総務省から受ける単独の営業許可は存在しない。実務でこの名称が指すのは、次の3つの手続きの組み合わせである。

  • JPドメイン名を扱うための、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)との「指定事業者」契約
  • .com などgTLDを扱うための、ICANNによるレジストラ認定(RAAの締結)
  • DNSやホスティングを自社で提供する場合の、電気通信事業法に基づく総務省への届出

前の2つは民間主体との契約・認定であり、行政処分ではない。したがって断られる場合も「不許可処分」ではなく「審査不承認」という形になり、不服申立ての枠組みも異なる。ここを取り違えると、準備すべき書類の性質を根本から誤る。

それぞれの要件

JPRS指定事業者は、指定事業者規程への同意、法人格、登録者からの申請受付・保守を継続できる体制、JPRSのレジストリシステムとの接続対応、料金の与信・保証対応が中心となる。個人事業形態では実務上通らないと考えたほうがよい。

ICANN認定レジストラは要件が最も重い。一般賠償責任保険(US$500,000相当)、一定の運転資金、登録データの第三者預託(データエスクロー)、Whois/RDAPの提供、不正利用への対応窓口、EPPによるレジストリ接続の技術試験(OT&E)通過が必須となる。手続きと提出書類はすべて英語である。

電気通信事業の届出の要否は、自社でDNSサーバ・レンタルサーバ・メールを提供するかどうかで変わる。他社レジストラの取次のみであれば不要と整理されることが多いが、総務省「電気通信事業参入マニュアル」の該当性判断を自社のサービス構成に当てはめて確認すべきで、判断は事業内容により異なる。

費用の内訳

  • ICANN: 申請料 US$3,500(一回)、年間認定料 US$4,000 に加え、取引量に応じた変動費
  • JPRS指定事業者: 加入時費用・年間費用・ドメイン単位の登録料。金額はJPRSの公表料金表による
  • 電気通信事業の届出: 行政手数料は不要。専門家へ委任する場合の報酬のみ
  • 実質的な最大コストは、レジストリ接続システムの開発・運用体制と、保険・保証金の維持費

つまずきやすい点

  • OT&E(技術試験)でEPPコマンドの実装不備が指摘され、差し戻される
  • 資金要件や保険証券の英文証跡が揃わず、審査が途中で止まる
  • データエスクロー事業者との契約が未締結のまま申請してしまう
  • 実態は他社レジストラのリセラー(取次)で足りるのに、認定が必要と誤認して過大な初期投資をする

更新・変更時の注意

ICANN認定は年次の費用支払いと報告義務が続き、支配株主や役員の変更は通知対象となる。JPRS指定事業者も商号・代表者・連絡先の変更手続が必要で、登録者への通知義務を怠れば契約解除事由になり得る。

現実的な進め方は、まず既存レジストラのリセラーとして開始し、取扱ドメイン数が接続システムの維持コストを上回った段階で認定取得に切り替える段階戦略である。最新の要件と料金は、ICANNおよびJPRSの公表資料で必ず原文を確認すること。

100,000〜500,000円

申請費用

30〜60日

取得期間

3年

更新周期

申請費用が高額なため、事業計画に組み込んだ上で余裕を持った資金準備をおすすめします。

ドメイン名登録事業者認定:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用100,000円〜500,000円(申請実費のみ)149,800円〜549,800円
所要時間30〜60日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1ICANN認定レジストラ要件の確認
  2. 2ドメイン登録事業者認定申請書の提出
  3. 3技術・財務面の審査
  4. 4認定証の交付
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)100,000円〜500,000円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金49,800円(税込)
合計目安149,800円〜549,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

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取得のポイント

  • ●申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • ●書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • ●過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • ●余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。

次にやるべきこと

必要書類

✅

認定申請書

ドメイン名登録事業者の認定申請書。

✅

技術能力証明書

ドメイン登録システムの技術能力証明。

✅

財務健全性証明書

事業継続のための財務健全性証明。

📎

ICANN認定書写し(任意)

ICANN認定の写し(gTLDの場合)。

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

ドメイン名登録事業者認定と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

電気通信事業届出

電気通信事業を営むための届出

電気通信事業登録

大規模な電気通信事業を営むための登録

特定認証業務認定

電子署名の認証業務を行うための認定

電気通信工事業者登録(通信工事担任者)

電気通信設備の工事を行うための資格・登録。工事担任者資格者証の交付を受けた者が、端末設備等の接続工事を行える。

詳しく知る

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