1,189件の許認可を収録申請準備をサポート全国対応

自家用電気工作物設置届出

管轄: 経済産業省 / 根拠法令: 電気事業法第48条

ふつう費用は無料ですが、書類準備に一定の注意が必要です

自家用電気工作物を設置する際の届出

シェア:

自家用電気工作物設置届出は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査期間は標準的で、経産省での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

[kyoninka] 自家用電気工作物設置届出の解説本文生成

何のための届出か、誰が対象になるか

電気事業法上の「自家用電気工作物」とは、電力会社の送配電網から高圧(600V超)で受電する設備、または自家発電設備を持つ設備を指します。具体的には、キュービクル式高圧受電設備を設置して6,600Vで受電する事業所、火力・太陽光などの発電設備を保有する事業者が該当します。

実務上、対象になりやすいのは次のようなケースです。

  • 契約電力50kW以上でキュービクルを設置する工場・倉庫・商業施設・大型飲食店
  • 屋根置きや野立ての太陽光発電設備で出力50kW以上のもの
  • 非常用自家発電設備を設置するビル・病院・データセンター

低圧(100V/200V)で受電するだけの一般的な小売店・事務所は自家用電気工作物にあたらず、この届出は不要です。まず自社の受電方式と契約電力を電力会社の契約書で確認するのが出発点になります。

届出の中身は「保安体制の申告」

この制度の本質は設備の許可ではなく、設置者に課される自主保安体制の届出です。電気事業法では設置者自身が保安の責任を負う建て付けになっており、届出はその体制を国に示す手続きです。実務では次の3点がセットで問われます。

  • 保安規程の届出(電気事業法第42条)— 使用開始前までに提出。保安業務の分掌、点検周期、災害時対応などを定めた社内規程
  • 主任技術者の選任・届出(同第43条)— 第一種〜第三種電気主任技術者免状の保有者を選任。自社に有資格者がいない場合は、外部委託承認制度により電気保安法人や個人事業者へ委託し、承認申請を行う
  • 工事計画届出(同第48条)— 出力や電圧が一定規模を超える工事について、工事開始の30日前までに提出

第48条は工事計画の事前届出を定めた条文で、対象となるのは電気事業法施行規則別表に列挙された規模の工事です。小規模なキュービクル設置は届出不要となる場合もあるため、自社設備が届出対象かどうかは設計段階で電気主任技術者または電気工事業者に確認してください。

申請の流れ

1. 受電方式・容量の確定(電力会社との事前協議) 2. 主任技術者の選任、または外部委託先の決定 3. 保安規程の作成 4. 対象工事であれば工事開始30日前までに工事計画届出書を提出 5. 工事・竣工検査 6. 使用開始前までに保安規程・主任技術者選任(または外部委託承認申請)を提出

提出先は事業所を管轄する各地方の産業保安監督部(関東東北産業保安監督部など)です。太陽光発電設備については、経済産業省の電子申請システムからオンライン提出が可能です。

費用

届出そのものに手数料はかかりません。実質的なコストは体制構築側に発生します。

  • 外部委託(保安管理業務)の月額費用 — 委託先・設備規模により幅があるため、複数社から見積を取ること
  • 保安規程・届出書類の作成を専門家に依頼する場合の報酬
  • 法定点検(月次・年次)の実施費用

つまずきやすい点

  • 使用開始後に届出漏れが発覚する — 工事計画届出は「30日前」が要件で、事後に出しても遡及できません。設備発注前に届出要否を判定してください
  • 主任技術者の選任要件を満たさない — 外部委託承認には、設置場所と委託先事業所の距離要件や、1人が担当できる設備数の上限があります。委託先が受託可能か早期に確認が必要です
  • 保安規程が設備実態と合っていない — 雛形をそのまま出して点検周期が実運用とずれ、補正を求められるケースがあります
  • 設備変更時の届出漏れ — 増設・改造・廃止、設置者の名義変更、主任技術者の交代でも届出が必要です

関連する手続き

太陽光発電では、FIT/FIP認定(再エネ特措法)、電力会社との系統連系協議が並行します。工場を新設する場合は消防法上の危険物・非常電源に関する届出、建築基準法の確認申請とも工程が絡みます。建屋の設計段階でキュービクルの設置位置と保安距離を決めておかないと、後戻りが発生します。

制度の詳細は所管の産業保安監督部により運用の細部が異なる場合があるため、着工前に管轄部署へ事前相談することを推奨します。

無料

申請費用

1〜30日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料は無料です。ただし、添付書類の取得費用(住民票・登記簿謄本など)が別途かかる場合があります。

自家用電気工作物設置届出:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用0円(申請実費のみ)49,800円
所要時間1〜30日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1産業保安監督部に届出
  2. 2主任技術者の選任届出
  3. 3届出受理通知を受領
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)0円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金49,800円(税込)
合計目安49,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

自家用電気工作物設置届出の取得でお困りですか?

無料で相談する →

取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 経産省管轄の許認可は、経済産業局の窓口で手続きするケースがあります。オンライン申請が利用可能か確認してみましょう。

次にやるべきこと

必要書類

器具・工具一覧表

電気工事に使用する器具・工具の一覧

営業所の平面図

営業所の配置・構造を示す平面図

主任電気工事士の実務経験証明書

主任電気工事士の実務経験を証明する書面

電気工事業登録申請書

所定の様式による電気工事業登録申請書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

自家用電気工作物設置届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

小売電気事業者登録

電気の小売を行うための登録

自家用電気工作物の保安規程届出

自家用電気工作物を設置する者が保安規程を定め、届け出る手続き。電気主任技術者の選任と保安規程の策定が必要。

自家用発電設備設置届出

出力10kW以上の自家用発電設備を設置する場合の届出。使用前自己確認や保安規程の届出等が必要。太陽光発電設備の設置時にも該当する。

環境影響評価書作成

大規模事業における環境影響評価の実施

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

カレンダーで一元管理 · メール通知 · 書類チェックリスト

無料で始める

自家用電気工作物設置届出の申請準備を整理しませんか?

必要書類チェックリストと申請要件の整理資料をお届けします。

  • 根拠法令つきで整理
  • 問い合わせ無料
  • 全国47都道府県対応
無料で相談する →

あわせて見ると整理しやすいページ

無料で相談する