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海区漁業調整委員会届出

管轄: 農林水産省 / 根拠法令: 漁業法第138条

かんたん費用ゼロ・手続きも簡単で、最も取得しやすい許認可の一つです

漁業権の設定や漁業調整に関する海区漁業調整委員会への各種届出。

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海区漁業調整委員会届出は、比較的スムーズに取得できる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査期間は標準的で、農水省での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

海区漁業調整委員会届出とは何か

海区漁業調整委員会は、漁業法にもとづき各都道府県の海区ごとに設置される行政委員会です。漁業者の代表委員(選挙または知事の選任による)、学識経験者、公益代表で構成され、漁業権の免許内容の検討、漁場の利用調整、資源保護のための委員会指示などを担っています。ここでいう「海区漁業調整委員会届出」は、この委員会に対して行う各種の届出・報告の総称であり、単一の許認可名ではありません。実務では、根拠となる条文や委員会指示ごとに様式も提出先も異なる点をまず押さえてください。

漁業法第138条は、海区漁業調整委員会が漁業者や漁業従事者に対し、必要な報告を求めることができる旨を定めた規定です。つまり届出義務の多くは、法律が一律に課しているというより、委員会指示や都道府県の漁業調整規則を通じて具体化されます。したがって「何を、いつ、どの様式で出すか」は、事業を行う海区の委員会・都道府県により異なります。

対象となる主な場面

  • 漁業権の設定・変更・行使に関する事項の報告
  • 漁業権行使規則・入漁権行使規則の認可申請に付随する届出
  • 委員会指示(漁具・漁法の制限、採捕禁止期間、体長制限など)に関する採捕実績・操業状況の報告
  • 遊漁関連の届出(遊漁船業や遊漁者の採捕方法が委員会指示の対象となる場合)
  • 漁場内での工事、海面利用、養殖施設設置などに伴う調整協議・報告

新規に海面で事業を始める場合、漁業そのものだけでなく、海洋工事・海底ケーブル敷設・マリンレジャー施設・洋上設備の設置なども調整対象になり得ます。自社の計画が対象かどうかは、事業地の海区を所管する都道府県の水産部局に事前に照会するのが確実です。

費用と難易度

委員会への届出・報告自体に手数料はかからないのが通例で、費用は書類作成や測量・図面作成、専門家に依頼する場合の報酬などの実費が中心です。一方、漁業権免許や許可漁業の申請、遊漁船業の登録などが同時に必要になる場合は、それぞれに手数料が発生します。届出単体の手続的な難易度は高くありませんが、実質的な難所は書類ではなく、地元漁協・漁業者との事前調整にあります。

手続きの流れ

1. 事業計画(場所・期間・工法・漁具漁法など)を整理する 2. 都道府県の水産部局に事業内容を持ち込み、届出の要否と該当する委員会指示を確認する 3. 漁業権を持つ地元漁協へ事前説明を行い、影響と補償・調整の考え方を協議する 4. 指定様式に沿って届出書・添付図面(位置図、平面図、工程表など)を作成する 5. 都道府県窓口を経由して委員会へ提出し、必要に応じて委員会での審議・意見聴取を受ける 6. 提出後、条件が付された場合は条件に従って着手・操業する

委員会は月1回程度の開催が一般的なため、開催サイクルを踏まえた逆算スケジュールが必要です。締切に間に合わないと1か月単位で計画が後ろ倒しになります。

差し戻し・調整が難航する主な理由

  • 地元漁協との事前協議を経ずに書類だけ提出した
  • 操業海域・期間の記載が図面と一致していない、座標が不正確
  • 対象海区の委員会指示(禁漁期・体長制限・漁具制限)に抵触する内容だった
  • 漁業権漁場との重複や、他の漁業者の操業への影響評価が不足している

関連する手続き

海区漁業調整委員会への届出は単独で完結しないことがほとんどです。漁業権の免許、知事許可漁業・大臣許可漁業の許可、内水面の場合は内水面漁場管理委員会の関与、遊漁船業を営むなら遊漁船業者登録、海面での工作物設置には海岸法・港湾法・公有水面埋立法などの許可が別途必要になります。全体像を先に把握しないと、届出だけ済ませて着手できない事態になります。

変更・更新時の注意

操業海域、漁具漁法、施設の規模、事業期間を変更する場合は、当初の届出内容との差分について再度報告が求められるのが通常です。委員会指示は資源状況に応じて改定されるため、前年と同じ操業でも制限内容が変わっていることがあります。年度の変わり目に、所管の都道府県が公表する委員会指示の一覧を確認する運用を定着させてください。

次にやること

事業予定地の都道府県水産部局に連絡し、(1)自社の計画が届出対象か、(2)該当する委員会指示は何か、(3)様式と提出期限、(4)委員会の開催スケジュール、の4点を確認するところから始めてください。並行して地元漁協への説明機会を早期に設けることが、全体の所要期間を最も短縮します。

無料

申請費用

7〜14日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料は無料です。書類の準備さえ整えば、費用をかけずに取得できます。

海区漁業調整委員会届出:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用0円(申請実費のみ)29,800円
所要時間7〜14日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1届出書の作成
  2. 2関連書類の準備
  3. 3海区漁業調整委員会への届出
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)0円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金29,800円(税込)
合計目安29,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

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取得のポイント

  • ●必要書類のチェックリストを作り、一つずつ確実に準備しましょう。
  • ●窓口での手続きは比較的スムーズです。混雑を避けるため、開庁直後の来所がおすすめです。
  • ●記入例を事前に確認しておくと、その場で迷わず記入できます。
  • ●農水省管轄のため、地方農政局や都道府県の農政部門が窓口になります。地域ごとに運用が異なる場合があるので注意しましょう。

次にやるべきこと

必要書類

✅

届出書

海区漁業調整委員会への届出書

✅

関連書類

届出に必要な関連資料

📎

漁業の概要書(任意)

関連する漁業の概要を記載した書類

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

海区漁業調整委員会届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

漁業許可

特定の漁業を営むための許可

船舶局無線免許

船舶に無線局を開設するための免許

海技免状

船舶の航海士・機関士等として業務を行うための免状

小型船舶操縦免許

小型船舶を操縦するための免許

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