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投資事業有限責任組合届出

管轄: 経済産業省 / 根拠法令: 投資事業有限責任組合契約に関する法律第6条

ふつう費用は無料ですが、書類準備に一定の注意が必要です

ベンチャーキャピタル等が投資事業有限責任組合(LPS)を組成するための届出

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投資事業有限責任組合届出は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査期間は標準的で、経産省での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

投資事業有限責任組合(LPS)とは何のための届出か

投資事業有限責任組合(LPS)は、ベンチャーキャピタルやCVC(事業会社の投資部門)、独立系ファンド運営者が、複数の出資者から資金を集めてベンチャー企業等へ投資するための「器」を組成する制度です。最大の特徴は責任範囲の切り分けにあります。ファンドを運営する無限責任組合員(GP)は組合債務に無限責任を負う一方、資金を出す有限責任組合員(LP)は出資額の範囲でしか責任を負いません。この有限責任を第三者に主張できるようにするために、組合契約の登記が法律上要求されます。

対象となるのは、外部投資家からの出資を募ってファンドを運営しようとする主体です。株式会社や合同会社と異なり、組合は法人格を持たない契約関係であるため、課税が組合員に直接及ぶ(パススルー課税)点が、投資ビークルとして選ばれる理由になります。

取得の前提となる要件

  • 組合契約書の作成:名称(「投資事業有限責任組合」の文字を含む必要がある)、所在地、事業内容、出資総額、GP・LPの別と各出資額、存続期間などを定めます。
  • 組合員の構成:無限責任組合員が最低1名必要です。GPは業務執行と無限責任を担うため、運営体制の中核になります。
  • 投資対象の範囲:法律で組合が行える事業(株式・持分の取得保有、新株予約権付社債の取得など)が限定列挙されています。範囲外の事業を主目的にはできません。

手続の流れと費用

組合契約を締結したうえで、主たる事務所の所在地を管轄する法務局へ登記を申請します。これにより組合の存在とLPの有限責任が公示されます。登記時には登録免許税が発生し、契約書作成や登記手続を司法書士・弁護士に依頼すれば、その専門家報酬が別途かかります。届出・登記そのものの行政手数料は比較的軽いものの、ファンド組成の実務コストは契約設計と専門家費用が中心になります。

見落としやすい関連規制

LPSの組成自体とは別に、ファンドの募集・運用は金融商品取引法の規制対象になり得ます。多くのVCは「適格機関投資家等特例業務」(金商法第63条)の届出を財務局へ行ったうえで運営しています。この届出を怠ると無登録営業に問われるおそれがあるため、LPSの登記と金商法上の手続はセットで検討する必要があります。要否は出資者の属性・人数・募集方法により異なるため、個別判断が欠かせません。

差し戻し・変更時の注意

組合契約の必要的記載事項に漏れがある、名称に法定の文字を含んでいない、出資額の記載が契約と不一致といった形式不備は、登記の補正・差し戻し原因になりやすい点です。組成後も、出資総額の変更、GP・LPの加入や脱退、存続期間の変更などが生じた際は、その都度変更登記が必要になります。届出後の管理を怠ると公示内容と実態がずれ、LPの有限責任の対抗力に疑義が生じかねないため、変更が発生したら速やかに登記を更新してください。

なお、手続の細目や添付書類は管轄法務局・財務局の運用により扱いが異なる場合があるため、組成前に管轄窓口および専門家へ確認することを推奨します。

無料

申請費用

7〜14日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料は無料です。ただし、添付書類の取得費用(住民票・登記簿謄本など)が別途かかる場合があります。

投資事業有限責任組合届出:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用0円(申請実費のみ)49,800円
所要時間7〜14日(自分の時間)最短4日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1組合契約の締結
  2. 2経済産業省に届出
  3. 3届出受理
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)0円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料49,800円(税込)
合計目安49,800円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

投資事業有限責任組合届出の取得でお困りですか?

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取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 経産省管轄の許認可は、経済産業局の窓口で手続きするケースがあります。オンライン申請が利用可能か確認してみましょう。

次にやるべきこと

必要書類

事業計画書

事業の概要・収支計画を記載した詳細な事業計画書

コンプライアンス・マニュアル

法令遵守のための社内規程・マニュアル

内部管理態勢の概要

内部管理・コンプライアンス態勢を記載した書面

資本金の額を証する書面

出資金・資本金の払込みを証明する書面

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

投資事業有限責任組合届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

投資運用業登録

投資運用業を行うための登録

第二種金融商品取引業登録

ファンドの募集・私募等を行うための登録

信託業免許

信託業を営むための免許

信託業登録(運用型)

運用型信託業を行うための登録(管理型信託会社)

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

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