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機械警備業務開始届出

管轄: 公安委員会 / 根拠法令: 警備業法第40条

ふつう費用は無料ですが、書類準備に一定の注意が必要です

機械警備業務を開始するための届出

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機械警備業務開始届出は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査期間は標準的で、警察庁での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

機械警備業務開始届出とは

機械警備業務開始届出は、警備業法第40条に基づき、機械警備業務を行おうとする者が、基地局または警備業務対象施設の所在する都道府県ごとに、公安委員会へ届け出る手続きです。

機械警備業務とは、センサーや監視カメラなどの機器で異常を検知し、その信号を基地局(管制センター)で受信して、待機所から警備員を現場へ急行させる形態の業務を指します。警備業法上は4号警備ではなく、1号(施設警備)の一形態として位置づけられ、無人の施設を機器と待機要員の組み合わせで守る点が人的常駐警備と異なります。

重要な前提として、これは「警備業認定を取得済みの事業者」が追加で行う届出です。まず警備業法第4条の認定(公安委員会)を取得していなければ、この届出の対象になりません。認定なしに機械警備を始めることはできません。

届出が必要になる範囲

  • 自社で基地局を設置し、異常信号を受信して警備員を派遣する事業者
  • 都道府県をまたいで警備業務対象施設を持つ場合、施設の所在地ごとに各公安委員会へ届出が必要
  • 基地局が他県にあり、対象施設だけが当該県にある場合も、その県への届出義務が生じます

一方、他社の機械警備システムの回線敷設や機器販売のみを行う場合は、警備業務にあたらず届出対象外です。

取得の必須要件

機械警備業務には、通常の警備業認定に加えて次の体制が求められます。

  • 機械警備業務管理者の選任(基地局ごとに1名以上)。国家公安委員会指定の講習を修了し、交付された資格者証が必要です。この資格者の確保が最大の実務的ハードルになります
  • 基地局の設置。受信機器と記録装置を備え、待機所への指令が行える体制であること
  • 待機所の配置と即応体制。異常信号の受信から現場到着までに要する標準的な時間を届出書に記載する必要があり、実務上は25分以内が一つの目安とされています
  • 記録の作成・保管。受信記録、指令内容、警備員の到着時刻などを記録し、一定期間保存する義務があります

申請の流れと費用

1. 警備業認定(第4条)を取得済みか確認する 2. 機械警備業務管理者講習を受講し、資格者証を取得する(受講料は都道府県警察・実施団体により異なる) 3. 基地局・待機所・待機要員・即応時間を含む運用体制を確定させる 4. 業務開始日の前日までに、対象施設の所在地を管轄する都道府県公安委員会へ届出書を提出する

届出手数料は無料です。ただし実質的なコストは、管理者講習の受講料、基地局の受信設備・回線、待機所の確保、待機要員の人件費に発生します。届出そのものより体制構築の負担が大きい点を見込んでください。

よくある差し戻し・指摘

  • 業務開始後に届け出てしまう(法定は開始日の前日まで)
  • 機械警備業務管理者が未選任、または資格者証の写しが添付されていない
  • 即応時間の記載に根拠がなく、待機所の配置と整合していない
  • 複数県に対象施設があるのに、基地局所在県にしか届け出ていない

変更・廃止時の注意

基地局の所在地、機械警備業務管理者、待機所の数や位置、即応時間の体制など、届出事項に変更が生じた場合は変更届出が必要です。機械警備業務管理者を交代させたときの届出漏れが特に多いため、人事異動と届出手続きを連動させる運用にしておくと安全です。業務を廃止する場合も同様に届け出ます。

なお、添付書類の様式や部数、即応時間の運用上の考え方は都道府県により細部が異なります。着手前に、対象施設を管轄する都道府県警察本部の生活安全部(生活安全課・保安課等)へ事前相談することをおすすめします。

無料

申請費用

1〜14日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料は無料です。ただし、添付書類の取得費用(住民票・登記簿謄本など)が別途かかる場合があります。

機械警備業務開始届出:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用0円(申請実費のみ)49,800円
所要時間1〜14日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1公安委員会に届出
  2. 2基地局の設置確認
  3. 3届出受理
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)0円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金49,800円(税込)
合計目安49,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

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取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 警察署が窓口となります。申請から許可までに現地調査が入ることがあるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

次にやるべきこと

必要書類

警備業認定申請書

所定の様式による警備業認定申請書

警備員指導教育責任者の資格証の写し

警備員指導教育責任者の資格者証の写し

警備員名簿

警備業務に従事する警備員の名簿

警備業務の内容を記載した書面

提供する警備業務の種類・内容を記載した書面

警備員教育計画書

警備員の教育・研修計画を記載した書面

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

機械警備業務開始届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

建設業許可

500万円以上(建築一式工事は1,500万円以上)の工事を請け負う場合に必要な許可。29業種に分かれています。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

警備業認定

警備業を営むための認定

建設業許可(電気工事)

電気工事を施工するための建設業許可。発電設備・変電設備・送配電設備等の電気工事を請け負う場合に必要。電気工事士資格とは別に建設業として取得する。

建設業許可(電気通信工事)

電気通信工事を施工するための建設業許可。有線・無線電気通信設備、放送機械設備、データ通信設備等の電気通信設備工事を請け負う場合に必要。

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