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臓器移植実施施設認定

管轄: 厚生労働省 / 根拠法令: 臓器の移植に関する法律第12条

むずかしい費用は無料ですが、取得難度が高いため専門家への相談を推奨します

臓器移植を実施する施設の認定。高度な医療体制と倫理委員会の設置等が必要。

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臓器移植実施施設認定は、取得までに十分な準備と専門知識が求められる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査が長期にわたる傾向があるため、半年以上前から計画的に準備を進めることが重要です。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

この認定の位置づけと対象

臓器移植実施施設認定は、臓器の移植に関する法律(臓器移植法)第12条およびその運用指針(厚生労働省ガイドライン)に基づき、脳死下・心停止下での臓器の摘出や移植手術を行える医療機関を限定するための仕組みです。誰でも実施できるものではなく、心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸といった臓器ごとに、対応する関連学会(日本循環器学会、日本胸部外科学会、日本移植学会など)が定めた施設基準を満たした病院だけが手術を担えます。営利目的の開業許可とは性質が異なり、高度医療を担う病院の体制審査という位置づけです。

臓器提供施設と移植実施施設の区別

この制度は大きく二つに分かれます。混同しやすいので最初に整理してください。

  • 臓器提供(ドナー側)施設: 脳死判定と臓器摘出を行う。大学附属病院、救命救急センター、日本救急医学会の指導医指定施設、日本脳神経外科学会の専門医訓練施設、日本小児総合医療施設協議会の会員施設という「5類型」のいずれかに該当することが前提。
  • 移植実施(レシピエント側)施設: 摘出された臓器の移植手術を行う。各臓器の学会が個別に認定し、日本臓器移植ネットワークへの登録を伴う。

取得の必須要件

  • 倫理委員会(または院内の臓器移植関連委員会)を設置し、脳死判定や移植適応の妥当性を組織として審査できること。
  • 臓器ごとに定められた専門医・術者の配置、症例経験、集中治療や周術期管理の体制。
  • 脳死判定を法に従い正確に行える複数の判定医と検査体制(提供施設の場合)。
  • 院内コーディネーターの配置や、家族への説明・意思確認のプロセスが整っていること。

認定までの流れ

おおまかには、院内体制の整備 → 倫理委員会の承認 → 該当学会への施設認定申請(必要書類・症例実績の提出)→ 学会による書面・実地審査 → 認定、という順序です。提供施設として登録する場合は、5類型該当の確認と都道府県・厚生労働省への報告を経ます。臓器ごとに窓口となる学会が異なるため、まず対象臓器を決めて該当学会の最新の施設認定基準を取り寄せることが出発点になります。

費用について

申請手数料そのものは無料です。ただし実質的な負担は、専門医の確保、ICUや手術設備、24時間対応の人員体制、倫理委員会運営といった体制整備コストにあります。学会によっては審査・登録に関する事務費用が発生する場合があるため、詳細は所管学会へ確認してください。

よくある認定されない・差し戻し理由

  • 症例数や専門医の経験要件が学会基準に達していない。
  • 倫理委員会の構成(外部委員・第三者性)や審議記録が不十分。
  • 脳死判定体制・マニュアルの整備が形式的で、実地審査に耐えない。

関連制度と継続時の注意

移植医療は単独で完結せず、医療機関としての各種届出、日本臓器移植ネットワークとの連携、個人情報・倫理規程の遵守が前提です。認定後も学会基準は定期的に改定され、症例実績の維持や体制報告が求められます。術者の異動や委員会構成の変更があった際は速やかに学会へ報告し、認定要件を満たし続けているかを継続的に確認してください。

無料

申請費用

60〜120日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料自体は無料ですが、書類準備が複雑なため、行政書士への依頼費用を考慮に入れておくと安心です。

臓器移植実施施設認定:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用0円(申請実費のみ)98,000円
所要時間60〜120日(自分の時間)最短42日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1移植医療体制の整備
  2. 2倫理委員会の設置
  3. 3厚生労働省に認定申請
  4. 4認定の交付
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)0円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料98,000円(税込)
合計目安98,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

臓器移植実施施設認定の取得でお困りですか?

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。
  • 厚労省管轄のため、保健所での事前相談が効果的です。管轄の保健所は市区町村のウェブサイトで確認できます。

次にやるべきこと

必要書類

臓器移植実施施設認定申請書

臓器移植実施施設認定に必要な所定の様式による申請書

事業計画書

事業の概要・計画を記載した書面

📎

役員名簿(法人の場合)(任意)

法人の役員の氏名・住所一覧

📎

登記事項証明書(法人の場合)(任意)

法務局発行の法人登記事項証明書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

臓器移植実施施設認定と一緒に必要になることが多い許認可です。

防火管理者

一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

病院開設許可

20床以上の病床を有する病院を開設するための許可。都道府県知事の許可が必要で、構造設備基準や人員配置基準を満たす必要がある。

診療所開設届

医師が無床または19床以下の診療所を開設するための届出。開設後10日以内に届け出る必要がある。

社会医療法人認定

救急医療等の公益性の高い医療を担う社会医療法人の認定。税制優遇措置を受けることができる。

詳しく知る

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