1,189件の許認可を収録申請準備をサポート全国対応

プラスチック製品製造業届出

管轄: 都道府県/環境省 / 根拠法令: 資源有効利用促進法/プラスチック資源循環法

かんたん費用は平均的で、手続き自体はシンプルな許認可です

プラスチック製品を製造するための届出。プラスチック資源循環法に基づくリサイクル対応が求められる。

シェア:

プラスチック製品製造業届出は、比較的スムーズに取得できる許認可です。申請費用は一般的な水準で、事前に予算を確保しておくと安心です。審査期間は標準的で、環境省での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

この届出は何のためのものか

「プラスチック製品製造業届出」という単一の許認可が全国一律に存在するわけではない点を、まず正確に押さえてください。プラスチック製品の製造・加工を始める事業者に関係する手続きは、実務上、次の複数の制度が重なった総称として使われています。

  • 資源有効利用促進法(再生資源利用促進法)に基づく、指定省資源化製品・指定再利用促進製品の製造事業者としての判断基準遵守と、主務大臣による報告徴収への対応
  • プラスチック資源循環促進法(2022年4月施行)に基づく、プラスチック使用製品の設計指針への配慮、および特定プラスチック使用製品提供事業者・排出事業者としての義務
  • 工場立地法に基づく届出(敷地面積9,000㎡以上または建築面積3,000㎡以上の特定工場)
  • 都道府県・市町村の公害防止条例に基づく、工場設置(特定施設設置)届出

つまり、製造そのものを許可制で縛る法律はなく、実態は「工場としての設置届」+「資源循環法上の努力義務・報告義務」の組み合わせです。難易度が低いとされるのは、審査で可否を判断される許可ではなく、要件を満たした届出が中心だからです。

誰が何を届け出るのか

押出成形・射出成形・ブロー成形・真空成形などでプラスチック製品を製造する事業者が対象です。実務上、確認すべき順序は次のとおりです。

1. 工場の規模を測る。敷地面積9,000㎡以上または建築面積3,000㎡以上なら工場立地法の届出対象で、生産施設面積率・緑地面積率(原則20%以上)の規制がかかります。工事着手の90日前までの届出が必要で、ここを見落とすと着工が3か月遅れます。 2. 設置する設備が大気汚染防止法・水質汚濁防止法・騒音規制法・振動規制法の「特定施設」に当たるか確認する。プラスチック製造では、乾燥施設や洗浄施設、原料の混練・粉砕設備、コンプレッサー・送風機・破砕機などが騒音・振動の特定施設に該当することが多く、その場合は市区町村への設置届出(原則30日前)が必要です。 3. 廃プラスチックの再生を伴う場合は別枠。自社製品の製造ではなく、他社から廃プラスチックを受け入れて再生するなら、産業廃棄物処分業の許可(都道府県知事)が必要になり、難易度もコストも桁が変わります。「リサイクル対応」を再生原料の受け入れまで広げる計画なら、この点を最初に切り分けてください。 4. 資源有効利用促進法上の指定製品を製造する場合は、判断基準に沿った設計・表示を行い、求められた際に報告できる体制を整える。

費用の内訳

届出そのものの手数料は、工場立地法の届出・騒音振動の特定施設設置届ともに無料です。費用が発生するのは主に次の部分で、0〜30,000円という目安は「行政に払う手数料」ではなく周辺実費と理解してください。

  • 図面(配置図・平面図)作成、公図・登記事項証明書の取得費:数百円〜数千円
  • 行政書士等に届出書一式を依頼する場合の報酬:別途(自治体・案件により幅がある)
  • 緑地面積の確保や防音・防振対策など、規制を満たすための設備投資:規模により大きく変動

つまずきやすい点

  • 着手時期の誤り。工場立地法は90日前、騒音・振動の特定施設は30日前が原則で、いずれも「事後の届出」は認められません。設備搬入後に発覚して操業開始が遅れるのが最も多い失敗です。
  • 用途地域の確認漏れ。都市計画法上、住居系用途地域では作業場の床面積や原動機出力に制限があり、そもそも工場が建てられない地域があります。物件契約前に必ず確認してください。
  • 消防法の危険物。有機溶剤や可塑剤を指定数量以上保管する場合、消防署への危険物貯蔵所の許可が別途必要です。
  • 条例の上乗せ。特定施設の範囲や届出期限は自治体により異なるため、最終判断は必ず立地予定地の市区町村環境部局に確認してください。

変更・廃止時

設備の増設、生産施設面積や緑地の変更、施設の構造・使用方法の変更は、いずれも変更届の対象です。法人名・代表者・所在地の変更は事後の届出(多くは30日以内)で足りますが、施設側の変更は事前届出が原則という違いを混同しないでください。廃止時にも廃止届が必要です。

次にやること

立地予定地が決まったら、市区町村の環境部局と都道府県の工場立地担当窓口に、設備リスト(機種・出力・台数)と敷地・建築面積を持って事前相談してください。この2か所で「どの届出が必要か」が確定し、以降のスケジュールが逆算できます。

0〜30,000円

申請費用

7〜14日

取得期間

なし

更新周期

費用は平均的な水準です。手続き自体はシンプルなので、自分で申請すればコストを抑えられます。

プラスチック製品製造業届出:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用0円〜30,000円(申請実費のみ)29,800円〜59,800円
所要時間7〜14日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1リサイクルしやすい製品設計を行う
  2. 2製造業届出書を作成する
  3. 3所管行政機関に届出を提出する
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)0円〜30,000円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金29,800円(税込)
合計目安29,800円〜59,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

プラスチック製品製造業届出の取得でお困りですか?

無料で相談する →

取得のポイント

  • ●必要書類のチェックリストを作り、一つずつ確実に準備しましょう。
  • ●窓口での手続きは比較的スムーズです。混雑を避けるため、開庁直後の来所がおすすめです。
  • ●記入例を事前に確認しておくと、その場で迷わず記入できます。
  • ●自治体ごとに手続きや要件が異なります。必ずお住まいの自治体のウェブサイトで最新情報を確認してください。

次にやるべきこと

必要書類

✅

製造業届出書

プラスチック製品製造業の届出書

✅

リサイクル対応計画書

プラスチック資源循環法に基づく計画書

✅

原材料仕様書

使用する原材料の仕様書

✅

プラスチック製品製造業届出書

所定の様式による届出書

✅

工場の平面図・設備配置図

成形機・原料保管場所等の配置図

✅

排気・廃棄物処理計画書

VOC排出・廃プラスチック処理の計画書

📎

登記事項証明書(任意)

法人の場合は登記事項証明書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

プラスチック製品製造業届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

防火管理者

一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

工場立地法届出

一定規模以上の工場の新設・変更に関する届出

有機溶剤取扱事業場届出

有機溶剤を取り扱う事業場に求められる届出。作業環境測定や健康診断の実施が義務付けられる。

バイオプラスチック製造業届出

バイオマスプラスチックや生分解性プラスチックを製造するための届出。環境配慮型製品としての認証取得が推奨される。

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

カレンダーで一元管理 · メール通知 · 書類チェックリスト

無料で始める

プラスチック製品製造業届出の申請準備を整理しませんか?

必要書類チェックリストと申請要件の整理資料をお届けします。

  • 根拠法令つきで整理
  • 問い合わせ無料
  • 全国47都道府県対応
無料で相談する →

あわせて見ると整理しやすいページ

無料で相談する