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下宿営業許可

管轄: 保健所 / 根拠法令: 旅館業法第3条

ふつう費用・難易度ともに標準的な許認可です

1月以上の期間を単位とする下宿営業の許可

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下宿営業許可は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は一般的な水準で、事前に予算を確保しておくと安心です。審査期間は標準的で、保健所での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

[kyoninka] 下宿営業許可の解説本文生成

下宿営業許可とは

下宿営業は、旅館業法第2条で定義される旅館業の一形態で、1月(1か月)以上の期間を単位として宿泊料を受けて人を宿泊させる営業を指します。同じ旅館業でも「旅館・ホテル営業」「簡易宿所営業」が日単位・週単位の短期宿泊を前提とするのに対し、下宿営業は月単位の継続的な滞在を前提とする点が決定的に異なります。

判断の分かれ目は「賃貸借契約かどうか」です。アパート・マンションの賃貸は借主に部屋の使用権(占有)が移るため旅館業法の対象外ですが、下宿営業は施設の管理権が営業者側に残り、寝具の提供や部屋の清掃・管理を営業者が行います。学生寮、社員寮の外部委託運営、月単位のマンスリー型シェアハウスなどで、管理権が事業者側にある形態は下宿営業許可が必要になる可能性が高い領域です。自社が賃貸なのか下宿営業なのかは、保健所と事前相談して切り分けるべき最初の論点です。

主な許可要件

旅館業法第3条第2項および各自治体の旅館業法施行条例により、構造設備基準を満たす必要があります。下宿営業は他の営業種別と比べて基準が緩やかで、客室延床面積の下限(簡易宿所の33㎡など)や玄関帳場(フロント)の設置義務が課されないのが一般的です。ただし以下は共通して求められます。

  • 適当な換気・採光・照明・防湿・排水の設備
  • 宿泊者数に応じた適当数の便所
  • 入浴設備(近接して公衆浴場等がある場合を除く)
  • 適当な洗面設備
  • 都道府県・保健所設置市の条例で定める独自基準(居室面積、階段幅、寝具の管理方法など)

立地面では、施設の周囲おおむね100m以内に学校・児童福祉施設・社会教育施設等がある場合、教育委員会等への意見照会が行われ、清純な施設環境が著しく害されるおそれがあると認められると不許可となることがあります(旅館業法第3条第3項)。

また、建築基準法上の用途(寄宿舎・ホテル等)、消防法上の防火対象物としての消防用設備、都市計画法の用途地域規制は旅館業許可とは別建てで審査されます。用途地域については、下宿は寄宿舎に近い扱いを受ける場合があり、ホテル・旅館が建てられない地域でも可能なケースがありますが、判断は自治体により異なるため建築部局への確認が必須です。

申請の流れと費用

1. 保健所へ事前相談(図面持参。営業種別の切り分けもここで行う) 2. 建築部局・消防署との協議、消防法令適合通知書の取得 3. 申請書、施設の構造設備の概要、平面図・配置図、法人の場合は登記事項証明書等を添えて保健所へ提出 4. 現地立入検査(図面と実際の設備が一致しているか確認) 5. 許可証交付

費用は自治体が条例で定める許可申請手数料が中心で、22,000〜33,000円程度が目安ですが、金額は自治体により異なるため必ず窓口で確認してください。これに消防設備の改修費、図面作成費、代行を依頼する場合の報酬が別途かかります。

差し戻し・不許可になりやすい点

  • そもそも賃貸借契約の形にすべき事案を下宿営業として申請した、または逆に無許可で下宿営業を行っていた
  • 図面と現況が食い違い、立入検査でやり直しになる
  • 消防法令適合通知書が取得できず、審査が止まる
  • 学校等が近接し、意見照会で支障ありとされた
  • 過去に旅館業法違反で許可取消しを受けてから3年を経過していない等、欠格事由に該当する

取得後の注意

旅館業許可に更新制度はなく、許可は継続して有効です。ただし営業者の変更、施設の増改築、構造設備の変更には事前の承認または届出が必要で、無断で行うと違反となります。相続・法人合併による地位承継も届出事項です。宿泊者名簿の備付け(3年間保存)も旅館業法上の義務として継続します。

まずは施設所在地を管轄する保健所に図面を持参し、「賃貸か下宿営業か」の切り分けと自治体独自の条例基準を確認するところから始めてください。

22,000〜33,000円

申請費用

14〜30日

取得期間

なし

更新周期

許認可の申請費用としては平均的な金額です。法定の手数料のため、減額や免除は原則ありません。

下宿営業許可:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用22,000円〜33,000円(申請実費のみ)71,800円〜82,800円
所要時間14〜30日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1保健所に申請
  2. 2施設基準の確認
  3. 3許可証の交付
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)22,000円〜33,000円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金49,800円(税込)
合計目安71,800円〜82,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

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取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 保健所管轄のため、保健所での事前相談が効果的です。管轄の保健所は市区町村のウェブサイトで確認できます。

次にやるべきこと

必要書類

下宿営業許可申請書

下宿営業許可に必要な所定の様式による申請書

本人確認書類

運転免許証やマイナンバーカード等の本人確認書類の写し

📎

登記事項証明書(法人の場合)(任意)

法務局発行の法人登記事項証明書

📎

定款の写し(法人の場合)(任意)

法人の定款の写し

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

下宿営業許可と一緒に必要になることが多い許認可です。

防火管理者

一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

旅館業許可

ホテル、旅館、簡易宿所等を営業するための許可。

サブリース業者届出

サブリース事業に関する重要事項説明義務・誇大広告禁止等の規制対応

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