相談実績100件以上行政書士が直接対応全国対応

電子チケット販売事業届出

管轄: 経済産業省 / 根拠法令: 特定商取引法・資金決済法

かんたん費用は平均的で、手続き自体はシンプルな許認可です

電子チケット(イベント・交通等)の販売プラットフォームを運営する事業の届出。二次流通プラットフォームも対象。

シェア:

電子チケット販売事業届出は、比較的スムーズに取得できる許認可です。申請費用は一般的な水準で、事前に予算を確保しておくと安心です。審査期間は標準的で、経産省での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

この届出の位置づけ

「電子チケット販売事業」という単独の許認可があるわけではなく、電子チケットを販売・流通させる事業者が、その仕組みに応じて複数の法令上の義務を負う、という構造になっています。中心となるのは次の2つです。

  • 特定商取引法(通信販売):インターネットでチケットを販売する以上、原則として通信販売に該当し、特商法に基づく表示義務を負います。
  • 資金決済法(前払式支払手段):チケットが「事前にチャージ・購入し、後で役務提供を受ける」性質を持つ場合、前払式支払手段に該当することがあります。

自社発行のチケットのみを扱う「自家型」は、基準日(3月末・9月末)未使用残高が1,000万円を超えた場合に、管轄財務局への届出が必要です。他社のイベントも含め第三者の役務に使える「第三者型」は、残高にかかわらず事前の登録が求められます。

前払式支払手段に当たるかの判断

電子チケットがすべて資金決済法の対象になるわけではありません。発行から6か月以内に使われる短期のチケットは適用除外となるため、特定公演の入場券のように発行後すぐ消化されるものは対象外となるケースが多くあります。一方で、有効期間が長い回数券型・チャージ型の電子チケットは前払式支払手段に該当しやすく、注意が必要です。

判断の分かれ目になるのは「有効期間」「特定の役務に限定されるか」「換金性の有無」です。自社のチケット設計がどちらに転ぶか不明確なときは、財務局の事前相談窓口で確認するのが確実です。

二次流通(リセール)プラットフォームの注意点

転売・リセール機能を持たせる場合、チケット不正転売禁止法が関わります。同法は、興行主が同意しない有償譲渡を禁じる「特定興行入場券」を定価超で反復継続して転売する行為を規制するものです。プラットフォーム側が違反を助長する設計(定価超出品の放置等)をすると問題になり得るため、

  • 興行主が指定する「公式リセール」の枠組みに沿う
  • 上限価格(定価まで)の制御を実装する
  • 本人確認・出品者管理を行う

といった措置が実務上重要になります。

申請・届出の流れと費用

1. チケットの性質を整理し、前払式支払手段に該当するか判定する 2. 該当する場合、自家型は届出書、第三者型は登録申請書を管轄財務局へ提出 3. 並行して特商法表示(事業者名・連絡先・返品条件等)をサイトに整備 4. 第三者型は、純資産・供託(発行保証金の供託義務)など財産的基礎の要件を満たす

費用面では、届出自体に高額な手数料はかからず、書類整備中心であれば実費は数千〜数万円程度に収まることが一般的です。ただし第三者型登録では、未使用残高の2分の1以上を供託する発行保証金の負担が継続的に発生するため、資金計画への影響が大きい点に留意してください。

つまずきやすい点

  • 「6か月以内だから不要」と自己判断したが、実際は有効期間延長機能があり該当していた
  • 残高が基準日に1,000万円を超えたのに届出を失念し、事後的に指摘される
  • 特商法表示の不備(電話番号・返品特約の未記載)

設計段階でチケットの有効期間と利用範囲を確定させ、前払式支払手段への該当性を先に固めておくことが、後戻りを防ぐ最大のポイントです。

0〜50,000円

申請費用

7〜21日

取得期間

なし

更新周期

費用は平均的な水準です。手続き自体はシンプルなので、自分で申請すればコストを抑えられます。

電子チケット販売事業届出:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用0円〜50,000円(申請実費のみ)29,800円〜79,800円
所要時間7〜21日(自分の時間)最短4日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1特商法・チケット不正転売禁止法の確認
  2. 2事業概要・転売防止策を記載した届出書作成
  3. 3経済産業省への届出書提出
  4. 4届出受理通知の受領
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)0円〜50,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料29,800円(税込)
合計目安29,800円〜79,800円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

電子チケット販売事業届出の取得でお困りですか?

無料で相談する →

取得のポイント

  • 必要書類のチェックリストを作り、一つずつ確実に準備しましょう。
  • 窓口での手続きは比較的スムーズです。混雑を避けるため、開庁直後の来所がおすすめです。
  • 記入例を事前に確認しておくと、その場で迷わず記入できます。
  • 経産省管轄の許認可は、経済産業局の窓口で手続きするケースがあります。オンライン申請が利用可能か確認してみましょう。

次にやるべきこと

必要書類

届出書

電子チケット販売事業の届出書。

転売防止対策書

チケット不正転売防止策を記載した書類。

利用規約

チケット販売プラットフォームの利用規約。

電子チケット販売事業届出書

所定の様式による届出書

システム仕様書

電子チケットの発行・認証システムの仕様書

利用規約

購入者向けの利用規約

個人情報保護方針

購入者の個人情報保護に関する方針

📎

登記事項証明書(任意)

法人の場合は登記事項証明書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

電子チケット販売事業届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

電気通信事業届出

電気通信事業を営むための届出

SaaS提供者届出

SaaS(Software as a Service)を提供する事業者の届出。一定規模以上のSaaSサービスを提供する場合に必要。

オンラインゲーム運営事業届出

オンラインゲームの運営事業に関する届出。ゲーム内通貨やアイテム課金を伴うサービスが対象。

QRコード決済サービス届出

QRコードを利用した決済サービスを提供する事業者の届出。前払式支払手段の発行に該当する場合に必要。

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

カレンダーで一元管理 · メール通知 · 書類チェックリスト

無料で始める

電子チケット販売事業届出の取得をプロに任せませんか?

書類準備から申請まで、経験豊富な行政書士が一括代行します。

  • 行政書士が対応
  • 初回相談無料
  • 最短即日回答
無料で相談する →

あわせて見ると整理しやすいページ

無料で相談する