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沿岸漁業改善計画認定

管轄: 農林水産省 / 根拠法令: 漁業経営の改善及び再建整備に関する特別措置法

ふつう費用は無料ですが、書類準備に一定の注意が必要です

沿岸漁業者の経営改善計画を都道府県知事が認定する制度。融資等の支援を受けられる。

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沿岸漁業改善計画認定は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。農水省の審査には時間がかかるため、事業開始の2〜3か月前には申請準備を始めることをおすすめします。なお、5年ごとの更新が必要なため、取得後も継続的な管理が求められます。

まず読む順番

沿岸漁業改善計画認定とは何か

漁業経営の改善及び再建整備に関する特別措置法(漁業経営改善促進法)に基づき、沿岸漁業を営む漁業者が自ら作成した経営改善計画を都道府県知事が認定する制度です。認定を受けた漁業者は「認定漁業者」となり、漁業近代化資金の金利優遇や、日本政策金融公庫の漁業経営改善支援資金(漁船取得・設備投資向け)の融資対象になります。営業許可のように「認定がなければ操業できない」性質のものではなく、既に漁業を営んでいる(または営もうとしている)人が、資金調達と設備投資を有利に進めるために取る制度です。

漁業権や知事許可漁業の許可とは別物である点に注意してください。認定を受けても操業する権利は生じません。逆に、漁業権行使や許可を得ていない状態では計画の実行可能性が認められず、認定は困難です。

対象となる漁業者

  • 沿岸漁業(漁船漁業、採貝・採藻、定置漁業、養殖業など)を営む個人または漁業生産組合・会社等の法人
  • 漁業に主として従事し、今後も継続して漁業を営む意思があること
  • 新規就業者の場合、独立自営として実際に操業できる体制(漁船・漁業権行使資格・所属漁協)が整っていること

大規模な沖合・遠洋漁業は原則として対象外です。対象漁業種類の線引きは都道府県により運用が異なるため、着手前に県の水産部局または所属漁協に確認してください。

認定の要件

計画には、おおむね5年間の経営改善目標として次の内容を盛り込みます。

  • 漁業所得の目標額と、その達成に向けた具体的な取組(漁法の転換、漁船・機関の更新、養殖規模の拡大、鮮度保持による単価向上、直販・6次産業化など)
  • 漁業生産の合理化に関する事項(燃油削減、省力化機器の導入、共同操業など)
  • 労働時間・労働環境の改善、雇用に関する事項
  • 資金計画(投資額、借入額、返済原資)

要件で最も重視されるのは「目標の達成可能性」です。過去数年の水揚実績・収支と照らして、目標所得が根拠なく跳ね上がっている計画は認定されません。資格や施設の保有要件は課されませんが、実質的には漁協の組合員資格と漁業権行使の裏付けが前提になります。

申請の流れと費用

1. 所属漁協または都道府県の水産事務所に相談し、様式と記載例を入手する 2. 直近の確定申告書・水揚実績をもとに現状の経営を整理する 3. 改善計画(本体+収支計画表)を作成する。漁協の指導員や普及指導員の助言を受けるのが一般的 4. 漁協経由または直接、知事あてに認定申請書を提出する 5. 県の審査(必要に応じて漁協の意見聴取・ヒアリング)を経て認定通知を受ける

申請手数料は無料です。実費として発生しうるのは、住民票・登記事項証明書等の証明書取得費、収支資料の作成にかかる事務費程度で、行政書士や中小企業診断士に計画作成を依頼する場合はその報酬が別途かかります。審査期間は自治体により異なり、おおむね1〜2か月を見込んでおくと安全です。

よくある差し戻し・不認定の理由

  • 収支計画の数値に根拠がない(単価・数量の前提が示されていない、過去実績と乖離している)
  • 投資額に対して返済計画が破綻している、既存借入の返済状況が悪い
  • 「頑張って増産する」といった定性的な記述だけで、具体的な取組が書かれていない
  • 漁業権・許可の裏付けがなく、計画どおり操業できる根拠がない
  • 直近の確定申告をしていない、水揚実績を証明する資料が出せない

更新・変更時の注意

認定期間は計画期間(通常5年)です。継続して支援を受けるには期間満了前に再度の計画作成・認定が必要になります。計画期間中に漁船の変更、投資内容の大幅な見直し、経営形態の変更(個人から法人化など)があった場合は変更認定の手続きが要ります。また、認定は融資の「入口」であり、融資可否は金融機関の審査で別途判断されます。設備投資を予定しているなら、計画作成の段階から漁協・信漁連・日本政策金融公庫の担当者に並行して相談し、融資の目途と計画の数値を整合させておくことが実務上もっとも重要です。

次にすべきこと

まず所属漁協の指導担当と都道府県の水産部局に、対象漁業種類・様式・受付時期を確認してください。並行して直近3年分の確定申告書と水揚データを揃えると、計画作成が一気に進みます。

無料

申請費用

30〜60日

取得期間

5年

更新周期

申請手数料は無料です。ただし、添付書類の取得費用(住民票・登記簿謄本など)が別途かかる場合があります。

沿岸漁業改善計画認定:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用0円(申請実費のみ)49,800円
所要時間30〜60日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1経営改善計画の策定
  2. 2収支計画の作成
  3. 3都道府県知事への認定申請
  4. 4審査・認定
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)0円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金49,800円(税込)
合計目安49,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

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取得のポイント

  • ●申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • ●書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • ●過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • ●余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • ●農水省管轄のため、地方農政局や都道府県の農政部門が窓口になります。地域ごとに運用が異なる場合があるので注意しましょう。

次にやるべきこと

必要書類

✅

経営改善計画書

沿岸漁業の経営改善に関する計画書

✅

収支計画書

改善後の収支見込みを記載した書類

✅

経営状況報告書

現在の漁業経営状況の報告

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

沿岸漁業改善計画認定と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

漁業許可

特定の漁業を営むための許可

船舶局無線免許

船舶に無線局を開設するための免許

海技免状

船舶の航海士・機関士等として業務を行うための免状

小型船舶操縦免許

小型船舶を操縦するための免許

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

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