イベント企画業届出
管轄: 警察署 / 根拠法令: 風営法・道路交通法
大規模イベントの企画・運営を行う際の届出。道路使用許可や風営法の確認が必要。
イベント企画業届出は、比較的スムーズに取得できる許認可です。申請費用も比較的安価に設定されています。審査期間は標準的で、警察庁での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。
イベント企画業届出とは何か
「イベント企画業」という単一の営業許可・届出が存在するわけではありません。実態としては、屋外フェスや地域祭り、街頭プロモーション、フリーマーケットといった大規模イベントを企画・運営する際に、その内容に応じて警察署へ複数の手続きを行うことの総称です。中心になるのは道路交通法に基づく「道路使用許可」で、ここに催しの中身次第で風営法上の確認や届出が加わります。対象は、公道・公開空地を使うイベントの主催者、イベント制作会社、商店街・自治会などの実施団体です。
警察署で必要になる主な手続き
- 道路使用許可(道交法第77条):公道に屋台・ステージ・テントを設置する、交通を一部規制する、街頭で募金や物品配布を行う場合に必要。所轄警察署の交通課へ申請します。
- 風営法関連の確認:会場でダンスを伴う催しや深夜(午前0時以降)の酒類提供を行う場合、営業形態によっては許可・届出の対象になります。一過性のイベントでも油断せず、事前に生活安全課へ相談するのが安全です。
- 警備計画・雑踏警備:来場者が多数見込まれる場合、警察から警備員配置や動線計画の提出を求められることがあります。
会場が公園・河川敷・私有地なら、別途その管理者(自治体の公園課・道路管理者など)の使用許可が必要で、これは警察手続きとは別系統です。
申請の流れ
1. 会場・日程・催し内容を確定し、使用する道路・敷地の範囲を図面化する。 2. 所轄警察署の交通課に事前相談し、必要な手続き(道路使用許可・風営法確認)を切り分ける。 3. 申請書、会場見取図、実施計画書、交通規制図などを揃えて提出する。 4. 審査(通常おおむね数日〜2週間程度。規模・時期で変動)を経て許可証の交付を受ける。
費用の内訳
- 道路使用許可の手数料:自治体(都道府県公安委員会)により異なりますが、おおむね2,000〜2,700円程度が目安です。正確な額は所轄警察署で確認してください。
- 別途、会場管理者への使用料、警備員の人件費、保険料などが実費として発生します。これらは届出費用とは別枠で見込んでおく必要があります。
よくある差し戻し・不許可の理由
- 申請が直前すぎる。混雑期は審査が立て込むため、開催の2〜3週間前までの相談が望ましい。
- 交通規制図・見取図が不正確で、規制範囲や歩行者動線が読み取れない。
- 大規模なのに警備・安全対策の記載が不十分。
- 風営法に触れる要素(深夜の酒類提供、ダンス営業的な構成)を見落とし、後から指摘される。
変更・関連手続きの注意
道路使用許可は当該イベント単位の許可で、更新という概念はありません。日程・会場・規制範囲を変更した場合は再申請が必要です。また飲食提供を伴うなら保健所の食品関係許可、火気使用なら消防への届出が並行して必要になります。何が対象になるかは催しの構成と自治体・所管庁により異なるため、企画段階で警察署・自治体に同時並行で相談し、手続きの全体像を早めに把握しておくことが、開催遅延を防ぐ最大のポイントです。
費用は少額で済むため、個人事業主やフリーランスの方も負担なく申請できます。
申請手順
- 1イベント内容に応じた許可の要否確認
- 2道路使用許可申請(必要な場合)
- 3警察署に届出
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- ●必要書類のチェックリストを作り、一つずつ確実に準備しましょう。
- ●窓口での手続きは比較的スムーズです。混雑を避けるため、開庁直後の来所がおすすめです。
- ●記入例を事前に確認しておくと、その場で迷わず記入できます。
- ●警察署が窓口となります。申請から許可までに現地調査が入ることがあるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
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