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排水設備指定工事店

管轄: 市町村 / 根拠法令: 下水道法第10条(各市町村条例)

ふつう費用・難易度ともに標準的な許認可です

下水道への排水設備の新設・改修工事を行うための指定。市町村ごとの条例に基づき、市町村長の指定を受ける。責任技術者の配置が必要。

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排水設備指定工事店は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は一般的な水準で、事前に予算を確保しておくと安心です。審査期間は標準的で、市町村での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。なお、5年ごとの更新が必要なため、取得後も継続的な管理が求められます。

何のための指定か

排水設備指定工事店は、台所・浴室・トイレなどの排水を公共下水道へ流すための「排水設備」(宅地内の排水管・桝・接続工事)を新設・改築・修繕する事業者が、各市町村から受ける指定です。下水道法第10条は土地所有者などに排水設備の設置義務を課しており、これを受けて各市町村が下水道条例で「指定工事店でなければ排水設備工事を施工できない」と定めています。公共下水道への誤接続や不適切な施工は道路冠水・逆流・他人の宅地への被害につながるため、施工事業者を市町村が把握・管理する仕組みです。

対象は、住宅・店舗・工場などの排水設備工事を請け負う水道工事業・設備工事業の事業者です。給水装置工事(上水道側)とは別制度なので、上下水道の両方を扱う場合はそれぞれの指定が必要になります。

取得の必須要件

  • 排水設備工事責任技術者を専属で雇用していること。これが最大の要件です。責任技術者は、各都道府県の下水道協会等が実施する試験(多くは日本下水道協会の統一資格)に合格し、登録を受けた者を指します。
  • 工事に必要な機械器具を保有していること(自治体が品目を指定)。
  • 申請する市町村内または近隣に事業所があること、もしくは緊急時に対応できる体制があること。

責任技術者は通常、指定工事店ごとに専属(他店との重複登録不可)とされる点に注意が必要です。

申請の流れ

1. 責任技術者資格を持つ人材を確保する(自社にいなければ試験合格まで時間がかかる)。 2. 工事する市町村の下水道課で指定申請の様式・添付書類を確認する。 3. 指定工事店指定申請書に、責任技術者の登録証写し、機械器具一覧、事業所の概要、誓約書などを添えて提出する。 4. 審査後、指定証・指定店番号が交付される。

申請先は「工事を行う市町村ごと」です。営業エリアが複数市町村にまたがる場合、それぞれで指定を取る必要があります。

費用の内訳

  • 指定申請手数料: 無料〜数千円程度(自治体により異なり、無料の市町村も多い)。
  • 責任技術者の試験受験料・登録料: 各都道府県の下水道協会が定める額(受験料・登録手数料が別途かかる)。
  • 更新時の手数料: 自治体ごとに設定。

掲示された「5,000〜30,000円」は申請・更新に伴う手数料の目安です。実費の大半は人材育成(責任技術者確保)に係るため、トータルコストは手数料だけでは測れません。

よくある差し戻し・不指定の理由

  • 責任技術者の登録が他店と重複している、または登録証の有効期限が切れている。
  • 指定された機械器具の一部が未保有。
  • 提出書類(誓約書・事業所所在の確認資料)の不備。
  • 過去の不正施工や指定取消歴がある。

更新・変更時の注意

指定には有効期間があり、5年とする自治体が多いものの、無期限・別年数の市町村もあります。期間満了前に更新申請が必要です。

責任技術者の退職・交代、事業所移転、商号変更があった場合は、速やかに変更届を出さないと指定が無効・取消になる恐れがあります。特に責任技術者が不在になると即座に施工資格を失うため、後任の確保や複数名体制を検討してください。

複数の市町村で営業する場合、更新時期も市町村ごとにずれるため、指定証ごとに期限管理することが実務上の要点です。

5,000〜30,000円

申請費用

14〜30日

取得期間

5年

更新周期

許認可の申請費用としては平均的な金額です。法定の手数料のため、減額や免除は原則ありません。

排水設備指定工事店:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用5,000円〜30,000円(申請実費のみ)54,800円〜79,800円
所要時間14〜30日(自分の時間)最短9日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1責任技術者の配置
  2. 2市町村に指定申請
  3. 3審査
  4. 4指定書の交付
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)5,000円〜30,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料49,800円(税込)
合計目安54,800円〜79,800円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

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取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。

次にやるべきこと

必要書類

環境影響評価書

事業が環境に与える影響の評価書

施設の配置図

施設の配置・構造を示す図面

公害防止計画書

大気・水質等の公害防止に関する計画書

📎

周辺住民への説明会報告書(任意)

周辺住民への説明会の実施報告書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

排水設備指定工事店と一緒に必要になることが多い許認可です。

建設業許可

500万円以上(建築一式工事は1,500万円以上)の工事を請け負う場合に必要な許可。29業種に分かれています。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

管工事業許可

管工事(配管・空調等)を行うための許可

経営事項審査(経審)

公共工事の入札に参加するための経営事項審査

建設業許可(管工事)

管工事を施工するための建設業許可。冷暖房・給排水・衛生設備等の配管工事を請け負う場合に必要。空調設備やガス配管工事も含まれる。

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

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