1,189件の許認可を収録申請準備をサポート全国対応

定置漁業許可

管轄: 農林水産省 / 根拠法令: 漁業法第57条

むずかしい費用は無料ですが、取得難度が高いため専門家への相談を推奨します

身網の設置場所が最深部で27メートル以上の定置網漁業を営むための許可。

シェア:

定置漁業許可は、取得までに十分な準備と専門知識が求められる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査が長期にわたる傾向があるため、半年以上前から計画的に準備を進めることが重要です。なお、5年ごとの更新が必要なため、取得後も継続的な管理が求められます。

まず読む順番

定置漁業許可とは何か

定置漁業許可は、漁業法に基づき都道府県知事が個別に与える「漁業許可」の一種です。対象となるのは、身網の設置場所が最深部で27メートル(沖縄県では15メートル)以上となる定置網漁業と、北海道でサケを主たる漁獲物とする落とし網漁業です。この水深基準を下回る小型定置網は定置漁業権(共同漁業権・区画漁業権と並ぶ漁業権)の対象であり、許可制度ではなく漁業権制度で扱われます。つまり「定置漁業許可」は、大型定置網を営もうとする事業者だけが対象になります。

大型定置網は、沿岸の回遊経路に網を敷設して魚を待ち受ける漁法で、ブリ・サワラ・サケなどを主対象とします。一度設置すれば特定の海域を長期間占有するため、他の漁業との調整が制度設計の中心にあります。ここが「難易度が高い」と言われる最大の理由です。

誰が取得できるか — 制度上の関門

申請すれば順番に許可される制度ではありません。定置漁業許可は漁場ごとに定数が定められており、既存の許可者がいる漁場には原則として新規参入の余地がありません。実務上、新規に許可を得る道は次のいずれかに限られます。

  • 許可の有効期間満了に伴う切替時に、都道府県が公示する申請受付に応募する
  • 既存の許可者の廃業・法人譲渡などにより、漁場が空く機会をとらえる
  • 都道府県が新たな漁場を設定・公示する

そのうえで、漁業法上の欠格事由に該当しないこと(漁業関係法令違反による処分歴など)、および適格性の審査を通過する必要があります。審査では、漁業を営むに足る資力・信用、漁船・漁具・労働力の確保状況、水産資源の管理に対する適合性などが問われます。大型定置網は網代・アンカー・漁船・乗組員を含めた初期投資が数千万円から億単位に及ぶ規模であり、資力の裏付けが実質的な参入障壁となります。

申請の流れ

1. 操業を予定する海域を管轄する都道府県の水産部局に事前相談する。漁場の空き状況と公示時期の確認がここでの最重要事項 2. 地元漁業協同組合・既存操業者との調整。法定要件そのものではないが、これを欠くと後段の審査で確実に問題になる 3. 都道府県の公示に基づき、期間内に許可申請書を提出。漁場の位置図、漁具の構造図、使用漁船、資金計画、経営体制などを添付 4. 海区漁業調整委員会への諮問・意見聴取 5. 知事による許可・不許可の決定、許可証の交付

申請から許可までの標準処理期間は都道府県ごとに定められており、数週間から数か月と幅があります。管轄庁の処理期間一覧で必ず確認してください。

費用

許可申請そのものの手数料は無料です。実際に負担が生じるのは、書類作成を行政書士等に依頼する場合の報酬、漁具・漁船の調達費、漁場調査費、そして許可後の漁業権行使に伴う地元負担金などです。制度上の手数料が無料であることと、事業として安価に始められることは全く別だと理解してください。

つまずきやすい点

  • 水深基準の判定を誤り、本来は定置漁業権の対象である小型定置網について許可申請してしまう
  • 漁場の位置・形状の記載が既存漁業権や他の許可漁場と重複している
  • 資金計画の裏付け(融資内諾書など)が不足し、適格性審査で保留になる
  • 地元漁協との調整が未了のまま申請し、海区漁業調整委員会で異論が出る

更新・変更時の注意

許可には有効期間があり、期間満了時には改めて申請が必要です。継続操業を前提とする事業であるため、満了時期の管理は経営上の必須事項です。また、漁場の位置・漁具の構造・使用漁船を変更する場合や、法人の代表者・組織に変更が生じた場合も、事前の許可または届出が必要になります。無許可での変更操業は許可取消の対象となり得ます。

具体的な要件・公示時期・添付書類は都道府県ごとに条例・規則で定められており内容が異なります。着手前に必ず操業予定海域を管轄する都道府県水産部局に確認してください。

無料

申請費用

60〜180日

取得期間

5年

更新周期

申請手数料自体は無料ですが、書類準備が複雑なため、行政書士への依頼費用を考慮に入れておくと安心です。

定置漁業許可:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用0円(申請実費のみ)98,000円
所要時間60〜180日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1許可申請書の作成
  2. 2漁具配置図の作成
  3. 3漁業経営計画の策定
  4. 4都道府県知事への申請
  5. 5海区漁業調整委員会の意見聴取
  6. 6許可証の交付
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)0円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金98,000円(税込)
合計目安98,000円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

定置漁業許可の取得でお困りですか?

無料で相談する →

取得のポイント

  • ●行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • ●事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • ●書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • ●補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • ●類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。
  • ●農水省管轄のため、地方農政局や都道府県の農政部門が窓口になります。地域ごとに運用が異なる場合があるので注意しましょう。

次にやるべきこと

必要書類

✅

定置漁業許可申請書

定置漁業の許可を申請する書類

✅

漁具配置図

定置網の配置を示す図面

✅

漁業経営計画書

漁業経営の計画を記載した書類

📎

海底地形図(任意)

漁場の海底地形を示す図面

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

定置漁業許可と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

漁業許可

特定の漁業を営むための許可

船舶局無線免許

船舶に無線局を開設するための免許

海技免状

船舶の航海士・機関士等として業務を行うための免状

小型船舶操縦免許

小型船舶を操縦するための免許

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

カレンダーで一元管理 · メール通知 · 書類チェックリスト

無料で始める

定置漁業許可の申請準備を整理しませんか?

必要書類チェックリストと申請要件の整理資料をお届けします。

  • 根拠法令つきで整理
  • 問い合わせ無料
  • 全国47都道府県対応
無料で相談する →

あわせて見ると整理しやすいページ

無料で相談する