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アドベンチャーツーリズムの開業ガイド

必要な許認可・費用・手続きの流れを徹底解説

最終更新: 2026-04-16

5

必須の許認可

10,115,000〜100,490,000円

費用の目安(合計)

最大730日

想定期間

むずかしい

最大難易度

アドベンチャーツーリズムとは

アドベンチャーツーリズムを開業するには、旅行業法に基づく登録が必要です。取り扱う旅行商品の種類によって登録区分が異なるため、事業計画に合わせた区分を選びましょう。

体験型アクティビティの提供

アドベンチャーツーリズムを開業するには、合計8件の許認可が関係します(必須: 5件、条件付き: 3件)。 このガイドでは、それぞれの許認可について費用・期間・必要書類を詳しく解説し、 開業までの具体的なステップをご案内します。

開業までのリアルなタイムライン

全ての許認可取得に25ヶ月程度。並行して進められる手続きもあるため、効率的なスケジュールを組みましょう。

国土交通省(観光庁)/ 都道府県管轄

旅行業登録30〜60日
30〜60日

内閣府管轄

宇宙旅行事業許可180〜730日
180〜730日

都道府県/消防署管轄

バンジージャンプ施設営業許可30〜60日
30〜60日
室内スカイダイビング施設許可30〜60日
30〜60日

税務署管轄

個人事業の開業届約1日
約1日

※ 異なる管轄の許認可は並行して申請できる場合があります。同じ管轄の許認可は順番に申請が必要な場合があります。

アドベンチャーツーリズムの開業までのステップ

1

事業計画の策定

アドベンチャーツーリズムの事業計画を策定します。事業内容・ターゲット・収支計画を明確にし、必要な許認可を洗い出しましょう。

2

資金調達・物件確保

開業資金を調達し、営業拠点となる物件を確保します。許認可によっては施設基準があるため、物件選定時に要件を確認しましょう。

3

許認可の申請・取得

必要な許認可を一つずつ申請していきます。申請順序にも注意が必要です。先に取得が必要な許認可がある場合があります。

4

届出・登録手続き

税務署への開業届、社会保険の届出、各種届出を行います。法人設立の場合は登記も必要です。

5

開業・営業開始

全ての許認可を取得し、届出が完了したら営業を開始できます。許認可の更新時期を管理し、期限切れに注意しましょう。

アドベンチャーツーリズムに必要な許認可一覧

必須の許認可(5件)

必須むずかしい

旅行の企画・手配・販売を業として行うための登録。種別により取り扱える業務範囲が異なります。

管轄国土交通省(観光庁)/ 都道府県
費用15,000〜90,000円
期間30〜60日
更新5年ごと
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 旅行業務取扱管理者の資格取得
  2. 営業保証金の準備(種別により異なる)
  3. 都道府県知事に登録申請
  4. 審査・登録
必要書類(5件)
  • 旅行業約款- 旅行者との間の旅行業約款
  • 旅行業務取扱管理者の合格証の写し- 旅行業務取扱管理者試験の合格証の写し
  • 事業計画書- 旅行業の事業計画を記載した書面
  • 旅行業登録申請書- 所定の様式による旅行業登録申請書
  • 営業保証金の供託書の写し- 営業保証金を供託したことの証明書
必須非常に難しい

民間宇宙旅行サービスを提供する事業の許可。準軌道飛行・軌道飛行の旅客運送が対象。

管轄内閣府
費用10,000,000〜100,000,000円
期間180〜730日
更新5年ごと
申請ステップを見る(5ステップ)
  1. 宇宙旅行の安全基準策定
  2. 宇宙機の安全認証取得
  3. 宇宙活動許可申請書の提出
  4. 内閣府による包括審査
  5. 宇宙活動許可証の交付
必要書類(10件)
  • 許可申請書- 宇宙旅行事業の許可申請書。
  • 安全基準適合証明書- 宇宙機の安全基準適合を証明する書類。
  • 旅客安全マニュアル- 乗客の安全に関するマニュアル。
  • 保険加入証明書- 宇宙旅行の賠償責任保険加入証明。
  • 射場使用許可書- 宇宙機の打ち上げ場所の使用許可。
  • 宇宙旅行事業許可申請書- 所定の様式による事業許可申請書
  • 宇宙機の安全基準適合証明書- 使用する宇宙機の安全基準適合証明
  • 打上げ施設の安全計画書- 打上げ施設周辺の安全確保計画
  • 乗客の安全管理計画書- 乗客の訓練・安全管理に関する計画
  • 損害賠償保険加入証明書- 第三者損害賠償責任保険の加入証明

バンジージャンプ施設を営業するために必要な許可。設備の安全検査、インストラクターの資格要件、保険加入が求められる。

管轄都道府県/消防署
費用50,000〜200,000円
期間30〜60日
更新1年ごと
申請ステップを見る(5ステップ)
  1. 安全基準に適合するバンジージャンプ設備を設計する
  2. 設備の構造安全性検査を受ける
  3. 資格を持つインストラクターを確保する
  4. 所管行政機関に営業許可を申請する
  5. 検査通過後、営業許可が付与される
必要書類(9件)
  • 損害賠償保険加入証明書- 利用者への損害賠償責任保険の加入証明
  • 設備の定期点検記録- バンジーコード・ハーネス等の定期点検記録
  • 営業許可申請書- バンジージャンプ施設の営業許可申請書
  • 設備安全検査証明書- バンジー設備の安全検査証明書
  • インストラクター資格証明書- インストラクターの資格証明書
  • 賠償責任保険証書- 賠償責任保険の証書
  • バンジージャンプ施設営業許可申請書- 所定の様式による営業許可申請書
  • 施設の構造図・安全設備図- ジャンプ台・バンジーコードの構造・安全設備の図面
  • 安全管理規程- 利用者の体重制限・健康確認等の安全管理規程

室内スカイダイビング(インドアスカイダイビング)施設を営業するための許可。風洞設備の安全基準が求められる。

管轄都道府県/消防署
費用50,000〜200,000円
期間30〜60日
更新更新不要
申請ステップを見る(5ステップ)
  1. 風洞設備の安全設計を行う
  2. 建築基準法の確認を受ける
  3. 消防設備の検査を受ける
  4. 所管行政機関に営業許可を申請する
  5. 検査通過後、営業許可が付与される
必要書類(9件)
  • 営業許可申請書- 室内スカイダイビング施設の許可申請書
  • 風洞設備設計図- 風洞設備の安全設計図
  • 建築確認済証- 建築基準法の確認済証
  • 消防設備設置届- 消防設備の設置届出
  • 室内スカイダイビング施設許可申請書- 所定の様式による施設許可申請書
  • 施設の構造図・風洞設備図- 垂直風洞の構造・安全設備の図面
  • 安全管理計画書- インストラクター配置・安全ルール等の計画
  • 設備点検記録- 風洞設備の定期点検・整備記録
  • 損害賠償保険加入証明書- 利用者への損害賠償責任保険の加入証明
必須かんたん

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

管轄税務署
費用無料
期間約1日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 開業届出書(様式)を国税庁サイトからダウンロード
  2. 必要事項を記入
  3. 管轄の税務署に提出(郵送可)
  4. 受付印を押された控えを受け取る
必要書類(2件)
  • 個人事業の開業・廃業等届出書- 国税庁サイトからダウンロード可能
  • 本人確認書類- マイナンバーカード又は通知カード+運転免許証等

条件によって必要になる許認可(3件)

条件付きかんたん

狩猟免許を取得した者が実際に狩猟を行うための登録。毎年度の登録が必要。

管轄環境省
費用16,500〜18,500円
期間7〜14日
更新1年ごと

狩猟者登録が必要な場合

申請ステップを見る(5ステップ)
  1. 狩猟者登録申請書の作成
  2. 狩猟税の納付
  3. 狩猟者保険への加入
  4. 都道府県知事への申請
  5. 登録証・バッジの交付
必要書類(3件)
  • 狩猟者登録申請書- 狩猟者の登録を申請する書類
  • 狩猟免許証の写し- 有効な狩猟免許証の写し
  • 狩猟者保険証書- 狩猟者保険への加入を証明する書類
条件付きふつう

野生鳥獣を捕獲するための免許。網猟、わな猟、第一種銃猟、第二種銃猟の4種類。

管轄環境省
費用5,200円
期間14〜30日
更新3年ごと

狩猟免許が必要な場合

申請ステップを見る(5ステップ)
  1. 狩猟免許申請書の作成
  2. 医師の診断書取得
  3. 狩猟免許試験の受験
  4. 合格通知
  5. 免許証の交付
必要書類(3件)
  • 狩猟免許申請書- 狩猟免許を申請する書類
  • 医師の診断書- 申請者の身体・精神の健康を証明する書類
  • 写真- 証明写真(縦3cm×横2.4cm)
条件付きふつう

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

管轄法務局
費用60,000〜242,000円
期間7〜14日
更新更新不要

法人設立の場合

申請ステップを見る(5ステップ)
  1. 定款の作成
  2. 定款の認証(株式会社の場合、公証役場で)
  3. 資本金の払込み
  4. 設立登記申請書を法務局に提出
  5. 登記完了(約1〜2週間)
必要書類(4件)
  • 法人設立登記申請書- 法人設立登記に必要な所定の様式による申請書
  • 身分証明書- 本籍地の市区町村長が発行する身分証明書
  • 納税証明書- 税務署発行の納税証明書
  • 定款の写し(法人の場合)- 法人の定款の写し

アドベンチャーツーリズムの開業にかかる許認可費用の目安

10,115,000〜100,490,000円

必須許認可の取得費用合計(申請手数料のみ)

※ 上記は申請手数料のみの目安です。行政書士に依頼する場合は別途報酬(3〜15万円程度/件)がかかります。 設備投資費・物件取得費は含みません。

開業までの想定期間

最大 約730日

最も時間のかかる許認可の取得期間

複数の許認可を並行して申請できる場合もあります。 ただし、先に取得が必要な許認可がある場合は順番に申請する必要があるため、 余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

宇宙旅行事業許可180〜730日
旅行業登録30〜60日
バンジージャンプ施設営業許可30〜60日
室内スカイダイビング施設許可30〜60日
個人事業の開業届約1日

アドベンチャーツーリズムの開業資金の全体像

許認可費用だけでなく、設備投資や運転資金も含めた開業資金の全体像を把握しましょう。

許認可の申請手数料
10,115,000〜100,490,000円

必須の5件の許認可取得にかかる申請手数料の合計

行政書士への報酬(目安)
40万〜75万円

専門家に申請代行を依頼する場合の報酬。自分で申請する場合は不要

設備投資(参考)
100万〜500万円(事務所・システム)

事業に必要な設備・内装等の初期投資の参考額

運転資金(目安)
月商の3〜6ヶ月分(300万〜1,000万円)

開業後、売上が安定するまでの運転資金

※ 設備投資額・運転資金は事業規模や地域によって大きく異なります。 上記はあくまで参考値です。実際の開業計画に合わせて、詳細な資金計画を策定してください。 日本政策金融公庫の「創業計画書」の作成をおすすめします。

先輩事業者の声 - 開業前に知っておきたいこと

1ポイント 1

旅行業の登録には営業保証金の供託が必要です。JATA(日本旅行業協会)に加入すると弁済業務保証金分担金で済み、金額を抑えられます。

2ポイント 2

旅行業務取扱管理者の資格取得が必要です。試験は年1回のため、早めに受験計画を立てましょう。

3ポイント 3

オンライン旅行代理店(OTA)として開業する場合も旅行業登録は必要です。登録区分を確認しましょう。

アドベンチャーツーリズムで気をつけるべき法規制

アドベンチャーツーリズムに関連する主な法律と、違反した場合の罰則をまとめました。 法令を遵守し、適正な事業運営を行いましょう。

1

旅行業法

旅行業の登録基準と営業ルールを規定。無登録営業には100万円以下の罰金が科されます。

2

通訳案内士法

訪日外国人向けガイド業に関する法律。有資格者の配置が求められる場合があります。

3

消費者契約法

旅行契約のキャンセル規定や消費者保護に関する法律。

この業種の許認可に関連する法令:

旅行業法第3条宇宙活動法建築基準法/各都道府県条例建築基準法/消防法/各都道府県条例所得税法第229条鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律第55条鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律第39条会社法第49条

アドベンチャーツーリズムの開業に必要な書類まとめ

全ての許認可で必要となる書類を重複なくまとめました。 事前に準備しておくことで、スムーズに申請を進められます。

必須書類(40件)
  • 旅行業約款

    旅行者との間の旅行業約款

  • 旅行業務取扱管理者の合格証の写し

    旅行業務取扱管理者試験の合格証の写し

  • 事業計画書

    旅行業の事業計画を記載した書面

  • 旅行業登録申請書

    所定の様式による旅行業登録申請書

  • 営業保証金の供託書の写し

    営業保証金を供託したことの証明書

  • 許可申請書

    宇宙旅行事業の許可申請書。

  • 安全基準適合証明書

    宇宙機の安全基準適合を証明する書類。

  • 旅客安全マニュアル

    乗客の安全に関するマニュアル。

  • 保険加入証明書

    宇宙旅行の賠償責任保険加入証明。

  • 射場使用許可書

    宇宙機の打ち上げ場所の使用許可。

  • 宇宙旅行事業許可申請書

    所定の様式による事業許可申請書

  • 宇宙機の安全基準適合証明書

    使用する宇宙機の安全基準適合証明

  • 打上げ施設の安全計画書

    打上げ施設周辺の安全確保計画

  • 乗客の安全管理計画書

    乗客の訓練・安全管理に関する計画

  • 損害賠償保険加入証明書

    第三者損害賠償責任保険の加入証明

  • 設備の定期点検記録

    バンジーコード・ハーネス等の定期点検記録

  • 営業許可申請書

    バンジージャンプ施設の営業許可申請書

  • 設備安全検査証明書

    バンジー設備の安全検査証明書

  • インストラクター資格証明書

    インストラクターの資格証明書

  • 賠償責任保険証書

    賠償責任保険の証書

  • バンジージャンプ施設営業許可申請書

    所定の様式による営業許可申請書

  • 施設の構造図・安全設備図

    ジャンプ台・バンジーコードの構造・安全設備の図面

  • 安全管理規程

    利用者の体重制限・健康確認等の安全管理規程

  • 風洞設備設計図

    風洞設備の安全設計図

  • 建築確認済証

    建築基準法の確認済証

  • 消防設備設置届

    消防設備の設置届出

  • 室内スカイダイビング施設許可申請書

    所定の様式による施設許可申請書

  • 施設の構造図・風洞設備図

    垂直風洞の構造・安全設備の図面

  • 安全管理計画書

    インストラクター配置・安全ルール等の計画

  • 設備点検記録

    風洞設備の定期点検・整備記録

  • 個人事業の開業・廃業等届出書

    国税庁サイトからダウンロード可能

  • 本人確認書類

    マイナンバーカード又は通知カード+運転免許証等

  • 狩猟者登録申請書

    狩猟者の登録を申請する書類

  • 狩猟免許証の写し

    有効な狩猟免許証の写し

  • 狩猟者保険証書

    狩猟者保険への加入を証明する書類

  • 狩猟免許申請書

    狩猟免許を申請する書類

  • 医師の診断書

    申請者の身体・精神の健康を証明する書類

  • 写真

    証明写真(縦3cm×横2.4cm)

  • 法人設立登記申請書

    法人設立登記に必要な所定の様式による申請書

  • 身分証明書

    本籍地の市区町村長が発行する身分証明書

状況によって必要な書類(2件)
  • 納税証明書

    税務署発行の納税証明書

  • 定款の写し(法人の場合)

    法人の定款の写し

アドベンチャーツーリズムの開業に関するよくある質問

Q. 旅行業登録の申請に必要な費用はいくらですか?

A. 旅行業登録の申請手数料は15,000円〜90,000円程度です。申請先は国土交通省(観光庁)/ 都道府県となります。なお、手数料は自治体や申請内容によって異なる場合がありますので、事前に管轄窓口へご確認ください。

Q. 旅行業登録の取得にはどのくらいの期間がかかりますか?

A. 旅行業登録の取得には、申請から約30日〜60日程度かかるのが一般的です。ただし、書類の不備や審査状況によってはさらに時間がかかる場合があります。余裕を持ったスケジュールで申請されることをお勧めします。

Q. 旅行業登録の更新は必要ですか?

A. はい、旅行業登録は5年ごとに更新が必要です。更新手続きには有効期限が切れる前に申請する必要があります。更新を怠ると許認可が失効し、業務を継続できなくなる可能性がありますのでご注意ください。

Q. 宇宙旅行の安全基準は国際的に統一されていますか?

A. 国際的な統一基準はまだ策定中です。各国が独自の基準を設けています。

Q. 宇宙旅行保険は必須ですか?

A. はい、第三者損害賠償保険の加入が許可条件として求められています。

Q. 準軌道飛行とは何ですか?

A. 地球軌道に到達せず、弾道飛行で宇宙空間(高度100km以上)に到達して帰還する飛行のことです。

Q. バンジージャンプの安全検査はどのくらいの頻度ですか?

A. 設備の安全検査は年1回以上の実施が推奨されています。毎日の始業前点検も必須です。

Q. バンジージャンプの体重制限はありますか?

A. 設備の定格荷重に応じた体重制限があります。一般的に40〜120kg程度の範囲で設定されます。

Q. インストラクターにはどのような資格が必要ですか?

A. 国内には統一的な公的資格はありませんが、日本バンジー協会等の団体認定資格を持つインストラクターの配置が推奨されます。

Q. 室内スカイダイビングの年齢制限は?

A. 施設ごとに設定されますが、一般的に3〜4歳以上から利用可能です。体重制限も設けられています。

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