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データ保護責任者代行の開業ガイド

必要な許認可・費用・手続きの流れを徹底解説

最終更新: 2026-04-02

5

必須の許認可

200,000〜1,100,000円

費用の目安(合計)

最大120日

想定期間

むずかしい

最大難易度

データ保護責任者代行とは

データ保護責任者代行の開業には、業務内容に応じた資格登録や届出が必要です。専門知識を活かした事業であるため、資格要件の確認が最初のステップです。

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データ保護責任者代行を開業するには、合計7件の許認可が関係します(必須: 5件、条件付き: 2件)。 このガイドでは、それぞれの許認可について費用・期間・必要書類を詳しく解説し、 開業までの具体的なステップをご案内します。

開業までのリアルなタイムライン

全ての許認可取得に4ヶ月程度。並行して進められる手続きもあるため、効率的なスケジュールを組みましょう。

個人情報保護委員会管轄

データブローカー事業登録30〜90日
30〜90日
個人データ管理事業届出14〜30日
14〜30日
特定個人情報保護評価書提出14〜30日
14〜30日

税務署管轄

個人事業の開業届約1日
約1日

総務省管轄

信書便事業許可60〜120日
60〜120日

※ 異なる管轄の許認可は並行して申請できる場合があります。同じ管轄の許認可は順番に申請が必要な場合があります。

データ保護責任者代行の開業までのステップ

1

事業計画の策定

データ保護責任者代行の事業計画を策定します。事業内容・ターゲット・収支計画を明確にし、必要な許認可を洗い出しましょう。

2

資金調達・物件確保

開業資金を調達し、営業拠点となる物件を確保します。許認可によっては施設基準があるため、物件選定時に要件を確認しましょう。

3

許認可の申請・取得

必要な許認可を一つずつ申請していきます。申請順序にも注意が必要です。先に取得が必要な許認可がある場合があります。

4

届出・登録手続き

税務署への開業届、社会保険の届出、各種届出を行います。法人設立の場合は登記も必要です。

5

開業・営業開始

全ての許認可を取得し、届出が完了したら営業を開始できます。許認可の更新時期を管理し、期限切れに注意しましょう。

データ保護責任者代行に必要な許認可一覧

必須の許認可(5件)

必須非常に難しい

個人データの売買・仲介を行うデータブローカーの登録。データエクスチェンジプラットフォームが対象。

管轄個人情報保護委員会
費用200,000〜1,000,000円
期間30〜90日
更新3年ごと
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 取扱個人データの整理・分類
  2. 安全管理措置の整備
  3. データブローカー登録申請書の提出
  4. 審査完了後の登録
必要書類(9件)
  • 取扱いデータの概要- 売買するデータの種類・取得方法の説明
  • 個人情報保護方針- 個人データの取扱いに関する保護方針
  • データ管理規程- データの保管・廃棄に関する管理規程
  • 登録申請書- データブローカー事業の登録申請書。
  • 取扱データ一覧- 取り扱う個人データの種類・出所一覧。
  • 安全管理措置説明書- データの安全管理措置を記載した書類。
  • 第三者提供同意管理規程- 第三者提供に関する同意管理の規程。
  • データブローカー事業登録申請書- 所定の様式による登録申請書
  • 登記事項証明書- 法人の場合は登記事項証明書

大規模な個人データの管理・処理を行う事業者の届出。データブローカーやDMP事業者等が対象。

管轄個人情報保護委員会
費用0〜100,000円
期間14〜30日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 個人データの取扱状況・安全管理措置の確認
  2. データ管理体制を記載した届出書作成
  3. 個人情報保護委員会への届出書提出
  4. 届出受理通知の受領
必要書類(3件)
  • 届出書- 個人データ管理事業の届出書。
  • 安全管理措置説明書- データ安全管理措置の実施状況を記載した書類。
  • プライバシーポリシー- 個人情報保護方針の写し。

マイナンバーを取扱う事務に関する特定個人情報保護評価

管轄個人情報保護委員会
費用無料
期間14〜30日
更新更新不要
申請ステップを見る(3ステップ)
  1. 特定個人情報保護評価書の作成
  2. 個人情報保護委員会に提出
  3. 公表
必要書類(4件)
  • 個人情報保護方針- 個人情報の取扱いに関する方針を記載した書面
  • 届出書- 所定の様式による届出書
  • 事業の概要説明書- 事業の内容・規模を記載した説明書
  • システム構成図- 事業に使用するシステムの構成を示す図面
必須かんたん

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

管轄税務署
費用無料
期間約1日
更新更新不要

個人事業主として開業する場合

申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 開業届出書(様式)を国税庁サイトからダウンロード
  2. 必要事項を記入
  3. 管轄の税務署に提出(郵送可)
  4. 受付印を押された控えを受け取る
必要書類(2件)
  • 個人事業の開業・廃業等届出書- 国税庁サイトからダウンロード可能
  • 本人確認書類- マイナンバーカード又は通知カード+運転免許証等
必須むずかしい

信書の配達事業を行うための許可(一般信書便事業)

管轄総務省
費用無料
期間60〜120日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 総務大臣に申請
  2. 全国配達体制の確認
  3. 事業計画の審査
  4. 許可証の交付
必要書類(5件)
  • 運行管理者の資格証明書- 運行管理者試験の合格証明書の写し
  • 資金計画書- 事業開始に必要な資金計画を記載した書面
  • 整備管理者の資格証明書- 整備管理者の資格を証明する書面
  • 事業計画書- 運送事業の計画を記載した事業計画書
  • 車庫の見取図- 車庫の位置・面積を示す見取図

条件によって必要になる許認可(2件)

条件付きふつう

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

管轄法務局
費用60,000〜242,000円
期間7〜14日
更新更新不要

法人として事業を行う場合

申請ステップを見る(5ステップ)
  1. 定款の作成
  2. 定款の認証(株式会社の場合、公証役場で)
  3. 資本金の払込み
  4. 設立登記申請書を法務局に提出
  5. 登記完了(約1〜2週間)
必要書類(4件)
  • 法人設立登記申請書- 法人設立登記に必要な所定の様式による申請書
  • 身分証明書- 本籍地の市区町村長が発行する身分証明書
  • 納税証明書- 税務署発行の納税証明書
  • 定款の写し(法人の場合)- 法人の定款の写し
条件付き非常に難しい

個人情報保護体制の適切性を示す認定マーク

管轄一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
費用200,000〜1,230,000円
期間90〜180日
更新2年ごと

プライバシーマークを取得する場合

申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 審査機関に申請
  2. 書類審査
  3. 現地審査
  4. プライバシーマークの付与
必要書類(5件)
  • 届出書- 所定の様式による届出書
  • 事業の概要説明書- 事業の内容・規模を記載した説明書
  • 個人情報保護方針- 個人情報の取扱いに関する方針を記載した書面
  • システム構成図- 事業に使用するシステムの構成を示す図面
  • セキュリティ対策の概要- 情報セキュリティに関する対策を記載した書面

データ保護責任者代行の開業にかかる許認可費用の目安

200,000〜1,100,000円

必須許認可の取得費用合計(申請手数料のみ)

※ 上記は申請手数料のみの目安です。行政書士に依頼する場合は別途報酬(3〜15万円程度/件)がかかります。 設備投資費・物件取得費は含みません。

開業までの想定期間

最大 約120日

最も時間のかかる許認可の取得期間

複数の許認可を並行して申請できる場合もあります。 ただし、先に取得が必要な許認可がある場合は順番に申請する必要があるため、 余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

信書便事業許可60〜120日
データブローカー事業登録30〜90日
個人データ管理事業届出14〜30日
特定個人情報保護評価書提出14〜30日
個人事業の開業届約1日

データ保護責任者代行の開業資金の全体像

許認可費用だけでなく、設備投資や運転資金も含めた開業資金の全体像を把握しましょう。

許認可の申請手数料
200,000〜1,100,000円

必須の5件の許認可取得にかかる申請手数料の合計

行政書士への報酬(目安)
40万〜75万円

専門家に申請代行を依頼する場合の報酬。自分で申請する場合は不要

設備投資(参考)
50万〜300万円(事務所・PC・ソフトウェア)

事業に必要な設備・内装等の初期投資の参考額

運転資金(目安)
月商の3ヶ月分(100万〜300万円)

開業後、売上が安定するまでの運転資金

※ 設備投資額・運転資金は事業規模や地域によって大きく異なります。 上記はあくまで参考値です。実際の開業計画に合わせて、詳細な資金計画を策定してください。 日本政策金融公庫の「創業計画書」の作成をおすすめします。

先輩事業者の声 - 開業前に知っておきたいこと

1ポイント 1

士業は各士業団体への登録が必須です。登録料や年会費を開業資金に含めておきましょう。

2ポイント 2

コンサルティング業は許認可不要の場合が多いですが、税務・法務など特定分野は有資格者でないと業務ができません。

3ポイント 3

顧客との守秘義務契約の整備が重要です。情報管理体制を構築しましょう。

データ保護責任者代行で気をつけるべき法規制

データ保護責任者代行に関連する主な法律と、違反した場合の罰則をまとめました。 法令を遵守し、適正な事業運営を行いましょう。

1

各士業法(弁護士法・税理士法・社会保険労務士法等)

業務独占資格の登録基準と業務範囲を規定。無資格での業務は罰則の対象です。

2

個人情報保護法

顧客の機密情報の適正管理が義務付けられています。

3

特定商取引法

コンサルティングサービスの契約に関する表示義務があります。

この業種の許認可に関連する法令:

個人情報保護法番号法第27条所得税法第229条民間事業者による信書の送達に関する法律第6条会社法第49条個人情報保護法(任意認定制度)

データ保護責任者代行の開業に必要な書類まとめ

全ての許認可で必要となる書類を重複なくまとめました。 事前に準備しておくことで、スムーズに申請を進められます。

必須書類(22件)
  • 取扱いデータの概要

    売買するデータの種類・取得方法の説明

  • 個人情報保護方針

    個人データの取扱いに関する保護方針

  • データ管理規程

    データの保管・廃棄に関する管理規程

  • 登録申請書

    データブローカー事業の登録申請書。

  • 取扱データ一覧

    取り扱う個人データの種類・出所一覧。

  • 安全管理措置説明書

    データの安全管理措置を記載した書類。

  • 第三者提供同意管理規程

    第三者提供に関する同意管理の規程。

  • データブローカー事業登録申請書

    所定の様式による登録申請書

  • 届出書

    個人データ管理事業の届出書。

  • プライバシーポリシー

    個人情報保護方針の写し。

  • 事業の概要説明書

    事業の内容・規模を記載した説明書

  • システム構成図

    事業に使用するシステムの構成を示す図面

  • 個人事業の開業・廃業等届出書

    国税庁サイトからダウンロード可能

  • 本人確認書類

    マイナンバーカード又は通知カード+運転免許証等

  • 運行管理者の資格証明書

    運行管理者試験の合格証明書の写し

  • 資金計画書

    事業開始に必要な資金計画を記載した書面

  • 整備管理者の資格証明書

    整備管理者の資格を証明する書面

  • 事業計画書

    運送事業の計画を記載した事業計画書

  • 車庫の見取図

    車庫の位置・面積を示す見取図

  • 法人設立登記申請書

    法人設立登記に必要な所定の様式による申請書

  • 身分証明書

    本籍地の市区町村長が発行する身分証明書

  • セキュリティ対策の概要

    情報セキュリティに関する対策を記載した書面

状況によって必要な書類(3件)
  • 登記事項証明書

    法人の場合は登記事項証明書

  • 納税証明書

    税務署発行の納税証明書

  • 定款の写し(法人の場合)

    法人の定款の写し

データ保護責任者代行の開業に関するよくある質問

Q. データブローカーとは何ですか?

A. 個人データを収集・加工し、第三者に販売・提供する事業者のことです。

Q. 個人データの売買は合法ですか?

A. 適切な同意取得と安全管理措置の下で行えば合法です。ただし要配慮個人情報の売買には特別な制限があります。

Q. データブローカー事業登録の申請で注意すべきポイントや要件は何ですか?

A. 審査基準が厳しく、事前準備に十分な時間と費用を確保してください。個人情報保護委員会への事前相談を必ず行い、必要な基準・要件を正確に把握することが重要です。専門の行政書士やコンサルタントへの依頼を強く推奨します。許可後も定期的な報告義務や更新手続きがあり、継続的なコンプライアンス体制の維持が求められます。

Q. データブローカーも届出が必要ですか?

A. はい、個人データの売買・仲介を行うデータブローカーは届出が必要です。

Q. 匿名加工情報の取扱いも対象ですか?

A. 匿名加工情報は一定のルールの下で取扱いが可能ですが、届出が推奨される場合があります。

Q. 個人データ管理事業届出の申請で注意すべきポイントや要件は何ですか?

A. 申請前に個人情報保護委員会の最新の基準・ガイドラインを確認してください。人員配置基準、設備基準、安全管理体制などの要件を全て満たす必要があります。書類不備による差戻しが多いため、事前相談を活用し、申請書類は専門家にチェックを依頼することを推奨します。更新手続きの期限管理も重要です。

Q. 特定個人情報保護評価書提出の申請に必要な費用はいくらですか?

A. 特定個人情報保護評価書提出の申請手数料は申請先や内容によって異なります。個人情報保護委員会の管轄窓口に事前にお問い合わせいただくことをお勧めします。

Q. 特定個人情報保護評価書提出の取得にはどのくらいの期間がかかりますか?

A. 特定個人情報保護評価書提出の取得には、申請から約14日〜30日程度かかるのが一般的です。ただし、書類の不備や審査状況によってはさらに時間がかかる場合があります。余裕を持ったスケジュールで申請されることをお勧めします。

Q. 特定個人情報保護評価書提出を取得しないとどうなりますか?

A. 特定個人情報保護評価書提出は法令に基づく資格・許認可です。必要な許認可を取得せずに事業や活動を行った場合、行政処分や罰則の対象となる可能性があります。事業開始前に必ず取得手続きを行ってください。

Q. 開業届を出さないとどうなりますか?

A. 罰則はありませんが、青色申告ができない、屋号での銀行口座開設ができない等のデメリットがあります。事業を始めたら速やかに届出しましょう。

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