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健康医療データ利活用届出

管轄: 厚生労働省 / 根拠法令: 次世代医療基盤法

非常に難しい費用・難易度ともに高い許認可です。専門家のサポートを強く推奨します

匿名加工された医療データを活用した研究・サービスを提供する事業者の届出。ヘルスケアAI開発等が対象。

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健康医療データ利活用届出は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用が高額になるケースがあるため、事前の資金計画が重要です。審査が長期にわたる傾向があるため、半年以上前から計画的に準備を進めることが重要です。なお、3年ごとの更新が必要なため、取得後も継続的な管理が求められます。

この届出が必要になる事業者

次世代医療基盤法(正式名称: 医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報及び仮名加工医療情報に関する法律)に基づく制度です。医療機関が保有する診療データ・検査値・レセプト等を、本人へのオプトアウト通知を経て収集・名寄せし、匿名加工または仮名加工した上で研究開発に提供する事業が対象になります。ヘルスケアAIの学習データ整備、創薬研究、疫学解析、医療機器の性能評価などを行う事業者が典型です。

注意すべきは、本制度の中核が「認定」であり、単なる届出で完結しないことです。医療情報を集約・加工して提供する立場になる場合は、主務大臣(内閣総理大臣・文部科学大臣・厚生労働大臣・経済産業大臣の連名)による**認定匿名加工医療情報作成事業者**等の認定が必要です。所管は厚生労働省単独ではなく複数省庁にまたがります。

取得の必須要件

  • 高度なセキュリティ体制: 医療情報を扱うため、ISMS(ISO/IEC 27001)相当に加え、入退室管理・アクセスログ・暗号化・物理的隔離など、ガイドラインに沿った技術的・組織的安全管理措置が求められます
  • 体制と人員: 個人情報保護・情報セキュリティの責任者、医療情報の取扱いに精通した人材の配置
  • 財務・継続性: 大量の医療データを長期に安全管理できる財務基盤と事業継続計画
  • 名寄せ・加工能力: 複数医療機関のデータを正確に突合し、再識別リスクを排除した匿名加工を行う技術

仮名加工医療情報(2023年改正で追加、2024年施行)を扱う場合は、利用範囲が研究目的に限定され、別途の認定区分・利用条件が課されます。

申請の流れ

1. 事業スキームと安全管理体制の設計(取扱規程・データフロー図の整備) 2. 認定基準への適合確認、必要に応じた第三者認証の取得 3. 主務省庁への事前相談(ここで論点を詰めるのが実務上ほぼ必須) 4. 認定申請書・添付書類の提出、審査対応・現地確認 5. 認定後、医療機関との提供契約、本人へのオプトアウト通知運用を開始

費用の内訳

提示の30万〜150万円は主に申請準備・コンサル・体制構築の初期費用の目安です。実際にはこれに加え、セキュリティ基盤の構築・運用、第三者認証取得、専門人材の人件費が継続的に発生し、総額は事業規模により大きく変動します。正確な額は事業スキームと省庁協議により異なります。

よくある差し戻し理由

  • 安全管理措置がガイドライン水準に達していない(特に再識別リスクの評価が不十分)
  • オプトアウト通知の方法・記載が医療機関側で適切に運用できていない
  • 名寄せ・匿名加工の手順が技術的に検証されていない
  • 事業継続性・財務基盤への裏付けが弱い

関連する許認可・運用上の注意

個人情報保護法の枠組みとは別系統の制度ですが、両者の整合は必須です。医療情報システムを扱う場合は「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」への準拠も問われます。認定後も、取扱規程の変更・体制変更時には届出・報告義務があり、立入検査や報告徴収の対象となります。まずは主務省庁への事前相談から着手し、認定基準と自社スキームの差分を洗い出すことを最初の一歩としてください。

300,000〜1,500,000円

申請費用

60〜120日

取得期間

3年

更新周期

申請費用が高額なため、事業計画に組み込んだ上で余裕を持った資金準備をおすすめします。

健康医療データ利活用届出:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用300,000円〜1,500,000円(申請実費のみ)498,000円〜1,698,000円
所要時間60〜120日(自分の時間)最短42日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1認定匿名加工医療情報作成事業者の確認
  2. 2データ利活用計画の策定
  3. 3利活用目的・方法を記載した届出書作成
  4. 4厚生労働省への届出書提出
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)300,000円〜1,500,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料198,000円(税込)
合計目安498,000円〜1,698,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

健康医療データ利活用届出の取得でお困りですか?

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。
  • 厚労省管轄のため、保健所での事前相談が効果的です。管轄の保健所は市区町村のウェブサイトで確認できます。

次にやるべきこと

必要書類

届出書

健康医療データ利活用の届出書。

データ利活用計画書

医療データの利活用計画を記載した書類。

倫理審査承認書

倫理審査委員会の承認書。

匿名加工情報取扱規程

匿名加工情報の取扱規程。

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

健康医療データ利活用届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

プライバシーマーク付与認定

個人情報保護体制の適切性を示す認定マーク

AI開発ガイドライン遵守届出

高リスクAIシステムを開発・提供する事業者が遵守状況を届け出る制度。医療・金融・採用等の分野が対象。

衛星データ利用事業登録

人工衛星から取得したリモートセンシングデータを商用利用する事業者の登録。解像度の高いデータ利用に必要。

リモートセンシング衛星操作許可

リモートセンシング衛星の操作を行うための許可。地球観測衛星の運用事業に必要。

詳しく知る

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