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マネージドセキュリティサービス届出

管轄: 経済産業省 / 根拠法令: 情報処理促進法

ふつう費用が高く、書類準備にも注意が必要な許認可です

SOC運用やセキュリティ監視サービスを提供する事業者の届出。24時間体制のセキュリティ監視が対象。

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マネージドセキュリティサービス届出は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用が高額になるケースがあるため、事前の資金計画が重要です。審査期間は標準的で、経産省での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

この届出・登録は何のためのものか

「マネージドセキュリティサービス届出」は、SOC(セキュリティオペレーションセンター)運用やセキュリティ監視・運用サービス(MSS)を外部に提供する事業者が、その品質を公的な基準に照らして示すための仕組みを指します。日本では、情報処理の促進に関する法律(情報処理促進法)を背景に、経済産業省が定める「情報セキュリティサービス基準」に基づく適合性審査と、IPA(情報処理推進機構)が公開する「情報セキュリティサービス基準適合サービスリスト」への掲載が、実務上この役割を担っています。

注意すべき点として、これは飲食業の営業許可のような「取得しなければ営業できない」性質の許可ではありません。監視・運用サービスを提供すること自体に法的な事前許可は原則不要で、適合リストへの登録は任意です。ただし官公庁・金融機関の調達では適合サービスであることが要件化される例が増えており、受注機会の確保という観点で実質的に重要度が高まっています。

対象となる事業者・サービス

  • 24時間体制でログ・通信を監視するSOC運用、インシデント検知・通知を行う事業者
  • ファイアウォールやEDRの設定・運用を代行するマネージドサービス事業者
  • 監視と併せて初動対応・運用支援を提供する事業者

脆弱性診断やデジタルフォレンジックは別カテゴリの基準が用意されており、提供サービスごとに該当区分を確認する必要があります。

取得(登録)の主な要件

経済産業省の基準では、おおむね次の観点が審査されます。

  • サービス提供体制:監視を担う技術者の確保、教育・力量管理の仕組み
  • サービス品質:手順書の整備、検知から報告までのプロセスの文書化
  • 情報管理:顧客情報・ログの取扱いに関する管理体制(ISMS等の取得が評価されやすい)
  • 中立性・継続性:サービスを継続提供できる事業基盤

資格要件として情報処理安全確保支援士などが直接の必須条件かどうかは審査区分・審査機関により異なるため、最新の基準書と審査機関の案内で確認してください。

申請の流れと費用

1. 経済産業省の基準書で自社サービスの該当区分を特定 2. 体制・手順・記録など必要文書を整備 3. 登録審査機関へ申請し、書面・運用実態の審査を受審 4. 適合と判定されればIPAの適合サービスリストに掲載

費用の目安は10万〜50万円程度とされますが、審査機関・サービス区分・事業規模によって幅があります。これに加えて、文書整備や体制構築の社内コストが実務上の負担になります。

よくあるつまずき・更新時の注意

  • 監視「ツールの提供」と「監視・運用サービス」の区分混同による申請区分の誤り
  • 手順書はあるが記録(検知・報告ログ)が残っておらず実態を示せない
  • 個人情報・ログ管理体制の文書化不足

適合リストの掲載には有効期間があり、定期的な更新審査が必要です。サービス内容・体制を変更した際は、次回更新を待たず変更内容を審査機関へ届け出る必要があるか確認してください。ISMS(ISO/IEC 27001)の取得は審査を有利に進めやすく、関連して検討する価値があります。

100,000〜500,000円

申請費用

14〜45日

取得期間

なし

更新周期

申請費用が高額なため、事業計画に組み込んだ上で余裕を持った資金準備をおすすめします。

マネージドセキュリティサービス届出:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用100,000円〜500,000円(申請実費のみ)149,800円〜549,800円
所要時間14〜45日(自分の時間)最短9日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1セキュリティ監視体制の確認
  2. 2サービス内容・監視体制を記載した届出書作成
  3. 3経済産業省への届出書提出
  4. 4届出受理通知の受領
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)100,000円〜500,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料49,800円(税込)
合計目安149,800円〜549,800円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

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取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 経産省管轄の許認可は、経済産業局の窓口で手続きするケースがあります。オンライン申請が利用可能か確認してみましょう。

次にやるべきこと

必要書類

届出書

マネージドセキュリティサービスの届出書。

SOC運用体制説明書

セキュリティ監視センターの運用体制を記載した書類。

インシデント対応手順書

セキュリティインシデント対応の手順書。

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

マネージドセキュリティサービス届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

特定個人情報保護評価書提出

マイナンバーを取扱う事務に関する特定個人情報保護評価

プライバシーマーク付与認定

個人情報保護体制の適切性を示す認定マーク

ISMS認証

情報セキュリティマネジメントシステムの認証

サイバーセキュリティサービス届出

サイバーセキュリティに関するサービスを提供する事業者の届出。脆弱性診断やインシデント対応サービス等が対象。

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

カレンダーで一元管理 · メール通知 · 書類チェックリスト

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