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農業用水組合設立認可

管轄: 農林水産省 / 根拠法令: 土地改良法第15条

むずかしい費用は無料ですが、取得難度が高いため専門家への相談を推奨します

農業用水の管理を行う土地改良区を設立するための認可。都道府県知事の認可が必要。

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農業用水組合設立認可は、取得までに十分な準備と専門知識が求められる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査が長期にわたる傾向があるため、半年以上前から計画的に準備を進めることが重要です。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

この認可で何ができるか・誰が対象か

農業用水組合設立認可とは、土地改良法に基づいて「土地改良区」を法人として設立するための都道府県知事の認可です。土地改良区は、用水路・排水路・ため池・揚水機場といった農業用施設の新設・改修や、その後の維持管理・水利調整を、地区内の耕作者・農地所有者が共同で担うための公法人です。

対象となるのは、特定の地区で農業用水の確保や排水改良を共同事業として行いたい耕作者・農地所有者です。個人で水利施設を維持するのが難しい地域や、老朽化した用水路・ため池を地区全体で更新したいケースが典型です。

設立の必須要件

  • 発起人として、その地区内に農地を持つ「資格者」(耕作者または所有者)が15人以上必要です(土地改良法第5条)。
  • 用水・排水改良などの「土地改良事業」を行うことが目的であること。単なる任意団体ではなく、施設管理を継続する実体が求められます。
  • 地区の範囲を定め、その地区内の資格者の3分の2以上の同意を得ること。この同意率が認可の最大の関門です。
  • 定款と事業計画書(工事内容・費用・賦課金の負担方法など)を整えること。

申請の流れ

1. 発起人(15人以上)が地区と事業の構想を固める。 2. 定款・事業計画の案を作成し、関係資格者へ説明する。 3. 地区内資格者の3分の2以上の同意を集める(同意書を取得)。 4. 定款・事業計画・同意状況を添えて都道府県知事に設立認可を申請(第15条)。 5. 知事が申請内容を公告し、3週間の縦覧に付す。利害関係者は異議を申し立てできる。 6. 異議や審査をふまえ、知事が認可。認可後に設立委員が設立手続きを進め、登記して法人成立。

費用の内訳

設立認可の申請手数料そのものは原則無料です。ただし実費として、地区測量・受益面積の確定、事業計画の積算、同意取得のための文書作成・説明会、設立登記費用などが発生します。事業計画の策定や測量を専門業者・行政書士・土地改良の技術者に委託する場合は、地区規模に応じた委託費がかかります。金額は地区面積・事業内容により大きく異なるため、事前に都道府県の農村整備担当部局へ相談してください。

よくある差し戻し・不認可の理由

  • 同意率が3分の2に届かない、または同意書の資格者確認が不十分。
  • 地区界が不明確で、受益範囲と賦課対象が一致していない。
  • 事業計画の費用負担(賦課金)の根拠が曖昧で、将来の維持管理費が見込めていない。
  • 縦覧期間中の異議に対する調整がついていない。

申請前に確認すべきこと

設立の可否は地区の合意形成にかかっています。まず都道府県の土地改良・農村整備担当部局に地区構想を持ち込み、既存の土地改良区や水利組合と区域が重複しないかを確認してください。設立後は、賦課金徴収・施設の維持管理・総代会運営といった継続的な法人運営義務が生じます。定款変更や事業計画の変更、解散・合併の際にも知事の認可が必要になるため、設立段階で長期の管理体制まで設計しておくことが重要です。

無料

申請費用

60〜180日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料自体は無料ですが、書類準備が複雑なため、行政書士への依頼費用を考慮に入れておくと安心です。

農業用水組合設立認可:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用0円(申請実費のみ)98,000円
所要時間60〜180日(自分の時間)最短42日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1設立準備委員会の設置
  2. 2事業計画の策定
  3. 3同意の取得
  4. 4都道府県知事への認可申請
  5. 5認可・登記
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)0円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料98,000円(税込)
合計目安98,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

農業用水組合設立認可の取得でお困りですか?

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。
  • 農水省管轄のため、地方農政局や都道府県の農政部門が窓口になります。地域ごとに運用が異なる場合があるので注意しましょう。

次にやるべきこと

必要書類

土地改良区設立認可申請書

土地改良区の設立認可を申請する書類

事業計画書

用排水施設の整備・管理に関する計画

同意書

関係農業者の同意を示す書類

定款

土地改良区の定款

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

農業用水組合設立認可と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

農地転用許可

農地を農地以外の用途に転用する場合に必要な許可。農地の所有者自身が転用する場合(4条)と、所有権移転等を伴う転用(5条)がある。

農地転用許可(第4条)

自己所有の農地を農地以外の用途に転用する場合に必要な許可。都道府県知事または指定市町村長が許可権者となる。

農地転用許可(第5条)

農地を他者に売買・賃借して農地以外に転用する場合に必要な許可。権利移動と転用を同時に行う場合に適用される。

農地権利移動許可(第3条)

農地を売買・賃貸借する際に農業委員会の許可が必要。農地の効率的利用を確保するための制度。

詳しく知る

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