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放射性同位元素使用許可

管轄: 原子力規制委員会 / 根拠法令: 放射性同位元素等規制法第3条

むずかしい費用・難易度ともに高い許認可です。専門家のサポートを強く推奨します

放射性同位元素を使用するための許可

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放射性同位元素使用許可は、取得までに十分な準備と専門知識が求められる許認可です。申請費用が高額になるケースがあるため、事前の資金計画が重要です。審査が長期にわたる傾向があるため、半年以上前から計画的に準備を進めることが重要です。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

放射性同位元素使用許可とは

放射性同位元素(RI)やこれを装備した機器を業務で使用する事業者に対し、放射線による障害を防ぐために必要な施設・管理体制が整っているかを事前に審査する制度です。医療機関(核医学・放射線治療)、大学・研究機関、非破壊検査会社、工業用の厚さ計・レベル計を扱うメーカーなどが主な対象です。

重要なのは、使用する核種・数量・濃度によって手続きが「許可」と「届出」に分かれる点です。下限数量を超える非密封RI、または密封線源でも一定の数量を超える場合は「許可使用者」となり本許可が必要です。下限数量以下や表示付認証機器のみの場合は届出で足りることがあるため、まず自社が扱う線源が許可対象か届出対象かの切り分けが出発点になります。

取得の必須要件

  • 放射線取扱主任者の選任: 許可使用者は第1種または第2種放射線取扱主任者免状の保有者を選任する義務があります(扱う線源により必要な種別が異なる)。免状は国家試験合格後に資格講習を修了して取得するもので、申請時点で有資格者を確保できているかが実務上の最大の関門です。
  • 使用施設・貯蔵施設・廃棄施設の基準適合: 遮蔽、管理区域の明確な区分、非密封RIを扱う場合は汚染検査室・排気/排水設備など、政令・規則の構造基準を満たす必要があります。
  • 放射線障害予防規程の作成、使用者・従事者への教育訓練、線量・汚染の測定体制の整備。

申請の流れ

1. 取扱核種・数量・使用目的・施設構造を確定する 2. 許可申請書(施設の図面、遮蔽計算、予防規程案などを添付)を原子力規制委員会(窓口は原子力規制庁)へ提出 3. 書面審査を経て許可 4. 特定許可使用者など一定の場合は、使用開始前に施設検査・定期検査を受ける必要がある

費用の内訳

提示の30,000〜90,000円は主に申請手数料の目安で、扱う区分により金額が変わります。実際の総コストはこれに加え、放射線取扱主任者の確保・講習費用、施設の遮蔽・管理区域整備費用、測定機器の購入費が大きく、施設整備が費用の中心になります。手数料額は規則で定められているため、最新の金額は原子力規制庁の公表資料で確認してください。

よくある不許可・差し戻し理由

  • 施設の遮蔽計算が不十分で、敷地境界や隣室の線量基準を満たせない
  • 管理区域の区分や汚染検査室・排水設備が非密封RIの基準を満たしていない
  • 放射線取扱主任者が未選任、または必要な免状種別と合っていない
  • 予防規程の記載漏れ(緊急時対応、測定頻度など)

関連・付随する手続き

許可取得後も、使用開始・変更・廃止の届出、年1回の定期確認・定期検査、記帳・記録の保存、従事者の健康診断などが継続して必要です。施設の増設や核種の追加など許可内容を変える場合は変更許可または変更届が必要で、無届の変更は法令違反となります。また、RIの譲受・譲渡には相手方が許可・届出済みであることの確認が求められます。

まず着手すべきは、扱う核種と数量を確定して許可/届出の別を判定し、放射線取扱主任者の有資格者確保と施設の遮蔽設計の見通しを立てることです。施設整備に時間がかかるため、設計段階から規制要件を織り込むことが許可取得の近道になります。

30,000〜90,000円

申請費用

60〜120日

取得期間

なし

更新周期

高額な申請費用と複雑な手続きが伴います。書類不備による再申請を避けるため、専門家のサポートを受けることを強く推奨します。

放射性同位元素使用許可:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用30,000円〜90,000円(申請実費のみ)128,000円〜188,000円
所要時間60〜120日(自分の時間)最短42日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1原子力規制委員会に申請
  2. 2放射線障害予防規程の策定
  3. 3施設検査
  4. 4許可証の交付
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)30,000円〜90,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料98,000円(税込)
合計目安128,000円〜188,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。

次にやるべきこと

必要書類

無線局免許申請書

所定の様式による無線局免許申請書

無線設備の工事設計書

無線設備の技術的条件を記載した工事設計書

無線従事者の資格証明書

無線従事者の免許証の写し

電波の発射状況の説明書

使用する電波の周波数・出力等の説明書

設置場所の見取図

無線設備の設置場所を示す見取図

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

放射性同位元素使用許可と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

放射線取扱主任者免状

放射性同位元素等の取扱いに関する監督を行うための資格

採血業許可

献血による採血を業として行うための許可。日本赤十字社が主たる対象。採血の安全管理体制が必要。

放射性物質使用届出

放射性同位元素を使用する事業者に求められる届出・許可。使用量や種類に応じて届出または許可が必要。

防火管理者

一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。

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