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イベント警備業に必要な許認可

イベント・催事の警備

イベント警備業の開業に必要な許認可の全体像

イベント・催事の警備(来場者の雑踏整理、会場内外の交通誘導、出入管理)は警備業法上の「警備業務」にあたり、無認定での営業は禁止されています。具体的には人の集まる場所での雑踏警備や、会場周辺道路での交通誘導が中心となるため、警備業の4区分のうち「2号業務(交通誘導・雑踏警備)」に該当します。開業には、都道府県公安委員会による警備業認定が必須で、これがなければ1件も受注できません。

紐づく主な許認可は、警備業認定、警備員指導教育責任者資格、交通誘導警備業務検定、そして個人事業の開業届です。法人で始める場合は法人設立登記が前提として加わります。

取得すべき順序と依存関係

順序を間違えると認定が下りないため、依存関係が重要です。

  • 事業形態の決定(個人か法人か)。法人なら最初に法人設立登記を済ませる。認定申請は法人として行うため、登記完了が前提になります。
  • 警備員指導教育責任者の確保。2号業務の指導教育責任者資格を持つ人を、営業所ごとに最低1名選任する必要があります。この資格は所定の講習を修了し、かつ警備業務の実務経験などの受講要件を満たす人でないと取れません。資格者がいないと認定申請そのものが受理されないため、ここが最大のボトルネックです。自分が要件を満たさない場合は、有資格者を雇うか、自身が先に実務経験を積む計画が要ります。
  • 警備業認定申請を公安委員会(窓口は所轄警察署)へ提出。役員・本人の欠格事由がないこと、指導教育責任者の選任、業務を適正に行う財産的基礎などが審査されます。認定証の交付までは通常40日前後かかります。
  • 認定後、営業所ごとの届出、護身用具を備える場合はその届出を行い、開業届(個人事業の場合)を税務署へ提出します。

費用の目安と内訳

  • 警備業認定申請手数料:23,000円(収入証紙)
  • 警備員指導教育責任者講習:区分ごとに受講料・テキスト代がかかり、数万円規模
  • 交通誘導警備業務検定(2級・1級)の取得費用:直接検定または特別講習の受講料
  • 法人設立登記:株式会社で登録免許税15万円〜(電子定款なら定款認証印紙代4万円が不要)、合同会社なら登録免許税6万円〜
  • 制服・腕章・警笛・誘導灯・無線機などの装備費、賠償責任保険料

個人事業+有資格者を確保済みなら、初期の許認可関連費用は装備込みで数十万円規模に収まることが多いです。

見落としやすい届出・つまずき

  • 検定区分の混同。会場周辺の道路で交通誘導を行う際、公安委員会が指定した場所では交通誘導警備業務検定の合格者を配置する義務があります。一方で会場内の雑踏整理には雑踏警備業務検定が対応するため、受注内容に応じて必要な検定資格が異なります。どちらが要るかは現場の指定状況で変わるので確認が必要です。
  • 警備員教育の義務。新たに雇った警備員には新任教育、就業中は現任教育を行う義務があり、その記録も整備しなければなりません。
  • 認定前の営業・契約は不可。認定証が届く前に受注すると無認定営業として罰則対象になります。繁忙期(夏祭り・花火大会・スポーツイベント等)に合わせるなら、逆算して2〜3か月前には申請を終えておくスケジュール感が現実的です。
  • 必要書類や運用は都道府県・所管庁により細部が異なるため、所轄警察署の生活安全課で事前相談することをおすすめします。

4

必須の許認可

52,000円

費用の目安(合計)

1

条件付きの許認可

必須の許認可

むずかしい

警備業を営むための認定

管轄: 公安委員会費用: 23,000円期間: 30〜40日

警備員の指導教育を行うための資格

管轄: 公安委員会費用: 13,000円期間: 14〜30日

交通誘導警備業務の検定(1級・2級)

管轄: 公安委員会費用: 16,000円期間: 14〜30日

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

管轄: 税務署費用: 無料期間: 約1日

条件によって必要になる許認可

法人設立登記60,000〜242,000円

条件: 法人設立の場合

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