1,189件の許認可を収録申請準備をサポート全国対応

石綿除去工事届出

管轄: 都道府県 / 根拠法令: 大気汚染防止法第18条の15

ふつう費用は無料ですが、書類準備に一定の注意が必要です

石綿含有建材の除去工事に関する届出

シェア:

石綿除去工事届出は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査期間は標準的で、自治体での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

石綿除去工事届出とは何か

建築物の解体・改修工事でアスベスト(石綿)を含む建材を取り扱う際、作業開始前に都道府県知事等へ提出が義務づけられている届出です。大気汚染防止法では、石綿含有建材を「特定建築材料」と位置づけ、その除去・封じ込め・囲い込み作業を伴う工事を「特定粉じん排出等作業」と定義しています。目的は工事に伴う石綿の大気中への飛散を防ぎ、近隣住民と作業者の健康被害を未然に防ぐことにあります。

届出義務者は施工業者ではなく**発注者**(自主施工の場合は施工者)である点が、この届出の最大の特徴です。実務上は元請業者が代行して書類を作成・提出しますが、法律上の責任主体は発注者側にあるため、未届の罰則も発注者に及びます。

対象となる工事

対象は「特定建築材料」を含む建築物・工作物の解体、改修、補修工事です。特定建築材料は以下の3分類に整理されます。

  • レベル1: 吹付け石綿(発じん性が著しく高い)
  • レベル2: 石綿含有保温材、耐火被覆材、断熱材
  • レベル3: 石綿含有成形板、仕上塗材など

大気汚染防止法第18条の15に基づく事前届出が必要なのは、**レベル1・レベル2の除去等作業**です。レベル3のみの工事は本届出の対象外ですが、2022年4月以降は工事規模要件(解体部分の床面積80㎡以上、請負金額100万円以上の改修工事など)を満たす場合、石綿の有無にかかわらず**事前調査結果の報告**が別途義務化されています。この2つは別制度なので混同しないでください。

申請の流れ

1. 有資格者による事前調査(建築物石綿含有建材調査者等)を実施し、設計図書と目視・分析で石綿の有無を判定する 2. レベル1・2の含有が確認された場合、作業開始日の**14日前まで**に届出書を提出する 3. 届出先は工事場所を管轄する都道府県知事。ただし政令市・中核市では市長が窓口となる自治体が多い 4. 併せて労働安全衛生法・石綿障害予防規則に基づく届出を労働基準監督署へ提出する 5. 作業場所の掲示、隔離養生・負圧除じん装置の設置、作業記録の3年間保存を実施する

届出書には、作業の場所・工期、特定建築材料の種類と使用箇所・面積、作業方法、隔離や集じん・排気装置の仕様、事前調査結果などを記載し、案内図・平面図・写真等を添付します。

費用の内訳

届出そのものに手数料はかかりません。実費として発生するのは以下です。

  • 事前調査費用(有資格者による調査・分析)
  • 行政書士等に届出を委任する場合の報酬
  • 除去工事本体の費用(隔離養生、負圧除じん装置、廃棄物処理費など)

金額は建物規模・石綿の種類・地域で大きく変動するため、複数見積もりの取得が実務上必須です。

差し戻し・指導の主な原因

  • 作業開始14日前の期限を守れず、工程を後ろ倒しにせざるを得なくなる
  • 事前調査を有資格者以外が実施しており、調査結果自体が無効となる
  • 特定建築材料の使用面積・箇所の記載が図面と一致しない
  • 隔離・負圧除じんの作業方法の記載が法定基準を満たしていない
  • 自治体独自の上乗せ条例(近隣説明会の開催義務、届出期限の前倒しなど)を見落としている

とくに最後の点は要注意で、東京都・大阪府など一部自治体は独自の環境確保条例でレベル3や近隣周知に関する追加義務を課しています。着手前に必ず管轄自治体の環境部局へ照会してください。

関連する届出・資格

石綿工事は複数法令が重なります。大気汚染防止法の届出だけでは足りません。

  • 石綿障害予防規則に基づく作業届(労働基準監督署)
  • 建設リサイクル法の分別解体等の届出(一定規模以上)
  • 廃棄物処理法に基づく石綿含有産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の適正処理
  • 石綿作業主任者の選任(技能講習修了者)
  • 建築物石綿含有建材調査者による事前調査(2023年10月以降必須)

変更・完了時の注意

届出内容に変更が生じた場合は変更届が必要です。工期延長や作業方法の変更を無届で進めると指導対象になります。また作業完了後は、除去が完了したことの確認記録と写真を保存し、発注者へ書面で報告する義務があります。事前調査結果は3年間、作業記録は40年間の保存が求められる点は他の建設系届出と大きく異なるため、社内の記録管理体制を先に整えておくことをおすすめします。

無料

申請費用

1〜14日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料は無料です。ただし、添付書類の取得費用(住民票・登記簿謄本など)が別途かかる場合があります。

石綿除去工事届出:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用0円(申請実費のみ)49,800円
所要時間1〜14日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1都道府県知事に届出
  2. 2除去工事の方法確認
  3. 3労働基準監督署への計画届出
  4. 4届出受理通知を受領
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)0円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金49,800円(税込)
合計目安49,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

石綿除去工事届出の取得でお困りですか?

無料で相談する →

取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 自治体ごとに手続きや要件が異なります。必ずお住まいの自治体のウェブサイトで最新情報を確認してください。

次にやるべきこと

必要書類

石綿除去工事届出申請書

石綿除去工事届出に必要な所定の様式による申請書

事業計画書

事業の概要・計画を記載した書面

住民票の写し

申請者の住所を証明する住民票(発行から3ヶ月以内)

身分証明書

本籍地の市区町村長が発行する身分証明書

📎

納税証明書(任意)

税務署発行の納税証明書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

石綿除去工事届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

産業廃棄物収集運搬業許可

産業廃棄物の収集・運搬を業として行うための許可。

アスベスト事前調査結果報告

一定規模以上の建築物の解体・改修工事前にアスベストの有無を調査し結果を報告する義務。2022年4月から報告が義務化された。

特別管理産業廃棄物収集運搬業許可

特別管理産業廃棄物の収集運搬を行うための許可

PCB廃棄物届出

PCB廃棄物の保管状況等の届出

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

カレンダーで一元管理 · メール通知 · 書類チェックリスト

無料で始める

石綿除去工事届出の申請準備を整理しませんか?

必要書類チェックリストと申請要件の整理資料をお届けします。

  • 根拠法令つきで整理
  • 問い合わせ無料
  • 全国47都道府県対応
無料で相談する →

あわせて見ると整理しやすいページ

無料で相談する