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産業廃棄物収集運搬業許可

管轄: 都道府県 / 根拠法令: 廃棄物処理法第14条

むずかしい費用・難易度ともに高い許認可です。専門家のサポートを強く推奨します

産業廃棄物の収集・運搬を業として行うための許可。

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産業廃棄物収集運搬業許可は、取得までに十分な準備と専門知識が求められる許認可です。申請費用が高額になるケースがあるため、事前の資金計画が重要です。自治体の審査には時間がかかるため、事業開始の2〜3か月前には申請準備を始めることをおすすめします。なお、5年ごとの更新が必要なため、取得後も継続的な管理が求められます。

何のための許可か

産業廃棄物収集運搬業許可は、他人(排出事業者)から委託を受けて産業廃棄物を収集し、処理施設まで運搬することを業として行うために必要な許可です。廃棄物処理法第14条に基づき、無許可営業は5年以下の懲役・1,000万円以下の罰金(法人は3億円以下)という重い罰則の対象になります。

注意すべきは「許可が要らないケース」との線引きです。建設業者が自社の現場で出た廃材を自社の車で処理場へ運ぶ「自社運搬」は許可不要です。逆に、運搬を他社に委託する/他社の廃棄物を運んで運賃を受け取る場合は許可が必須になります。

取得の必須要件

  • 講習会の修了:(公財)日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集運搬課程」を申請者本人(法人は役員など)が受講し、修了証を取得していること。これが事実上の入口要件です。
  • 経理的基礎:継続的に事業を行える財務状況。直近の決算が債務超過・赤字だと、改善計画書や税理士・中小企業診断士の所見を求められることがあります。
  • 運搬施設:廃棄物が飛散・流出・悪臭が漏れない構造の運搬車両と容器。車検証・写真・使用権原を示す書類が必要です。
  • 欠格要件に該当しないこと:暴力団関係、廃棄物処理法等の違反歴など。

申請の流れと費用

1. JWセンターの講習会を受講・修了 2. 取り扱う廃棄物の種類を確定(がれき類・廃プラスチック類・汚泥など品目ごとに申請) 3. 車両・駐車場・財務資料を揃える 4. 都道府県の窓口へ申請、審査(標準処理期間はおおむね1〜2か月)

申請手数料は新規で81,000円が一般的です(収入証紙等での納付。自治体により扱いが異なる場合あり)。これに講習会受講料、車両・容器の準備費、行政書士に依頼する場合の報酬が加わります。

つまずきやすい点

  • 都道府県ごとに許可が必要:廃棄物を「積む場所」と「降ろす場所」の両方の都道府県で許可が要ります。複数県をまたぐ案件では、関係する各都道府県への申請が必要になる点を見落としがちです。
  • 積替え保管をする場合は要件・手数料が別(保管場所の基準審査が加わる)。単純な収集運搬とは難易度が大きく変わります。
  • 車両の使用権原書類の不備、講習会修了証の有効期限切れ(修了から一定年数で失効)が差し戻しの典型例です。

関連する許可

  • 中間処理・最終処分まで行うなら別途「産業廃棄物処分業許可」が必要。
  • PCBや感染性廃棄物など危険性の高いものを扱うなら「特別管理産業廃棄物収集運搬業許可」が別に必要です。
  • オフィスごみ等の一般廃棄物は所管が市町村で、本許可ではカバーできません。

更新・変更

有効期間は5年(事業実績や法令遵守が優良と認定されると7年)です。期間満了前に更新申請(手数料は新規より低い水準が一般的)を行う必要があり、失効すると無許可状態になります。取り扱う品目の追加や役員変更などがあった際は、変更許可・変更届の対象になるため、要件と提出期限を都道府県の手引きで必ず確認してください。

81,000円

申請費用

30〜60日

取得期間

5年

更新周期

高額な申請費用と複雑な手続きが伴います。書類不備による再申請を避けるため、専門家のサポートを受けることを強く推奨します。

産業廃棄物収集運搬業許可:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用81,000円(申請実費のみ)179,000円
所要時間30〜60日(自分の時間)最短21日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1講習会の受講・修了
  2. 2必要な車両・容器の準備
  3. 3都道府県に許可申請
  4. 4審査
  5. 5許可証交付
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)81,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料98,000円(税込)
合計目安179,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。
  • 自治体ごとに手続きや要件が異なります。必ずお住まいの自治体のウェブサイトで最新情報を確認してください。

次にやるべきこと

必要書類

許可申請書

所定の様式による許可申請書

運搬車両一覧表

収集運搬車両の車種・登録番号の一覧

運搬車両の写真

収集運搬に使用する車両の写真

ネットワーク構成図

電気通信設備のネットワーク構成図

電気通信事業届出書

所定の様式による電気通信事業の届出書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

産業廃棄物収集運搬業許可と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

産業廃棄物処分業許可

産業廃棄物の中間処理・最終処分を行うための許可

特別管理産業廃棄物処理業許可

感染性廃棄物や特定有害産業廃棄物など、特別管理が必要な産業廃棄物の収集運搬・処分を行うための許可。

PCB廃棄物届出

PCB廃棄物の保管状況等の届出

古物商許可

中古品の売買・交換を業として行うための許可。ネットオークションやフリマアプリでの転売も対象になります。

詳しく知る

地域別の注意事項

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