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自動車リサイクル法破砕業者許可

管轄: 都道府県 / 根拠法令: 自動車リサイクル法第67条

むずかしい費用・難易度ともに高い許認可です。専門家のサポートを強く推奨します

自動車破砕残さの破砕を行うための許可

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自動車リサイクル法破砕業者許可は、取得までに十分な準備と専門知識が求められる許認可です。申請費用が高額になるケースがあるため、事前の資金計画が重要です。自治体の審査には時間がかかるため、事業開始の2〜3か月前には申請準備を始めることをおすすめします。なお、5年ごとの更新が必要なため、取得後も継続的な管理が求められます。

この許可の位置づけ

自動車リサイクル法は、使用済自動車(廃車)を「引取 → フロン類回収 → 解体 → 破砕」という流れで適正に処理・再資源化するための制度で、各工程の事業者に登録または許可を義務づけています。そのうち破砕業者は、解体業者から引き渡された「解体自動車(廃車ガラ)」をプレス・せん断し、さらにシュレッダーやニブラで破砕して鉄などの有用金属を回収し、最終的に自動車破砕残さ(ASR)を発生させる工程を担います。この破砕を業として行うには、施設の所在地を管轄する都道府県知事(保健所設置市では市長)の許可が必要です。

破砕業には、プレス・せん断のみを行う「破砕前処理業」と、シュレッダー等で実際に破砕する「破砕業」の区分があり、行う行為に応じて許可の範囲が決まります。自社で破砕施設を持たず前処理だけを行う場合でも許可は必要です。

主な許可要件

  • 施設基準:解体自動車を保管する場所の構造(囲い・掲示板・油水分離装置・地下浸透や流出の防止措置)、破砕前処理施設・破砕施設の構造基準を満たすこと。火災・粉じん・騒音・悪臭への対策も問われます。
  • 能力基準:業を的確かつ継続して遂行できる「経理的基礎」と「技術的能力」を有すること。設備投資が大きいため、資金計画や処理工程の説明が重視されます。
  • 欠格要件に該当しないこと:暴力団員等の関与、自動車リサイクル法・廃棄物処理法違反による処分歴など。

難易度が高いのは、申請者の人的要件よりも施設の構造・立地が厳格に審査されるためです。残さや廃油の流出防止、保管上限の遵守など、廃棄物処理に準じた管理体制が求められます。

申請の流れと費用

1. 施設の用途地域・都市計画法・建築基準法への適合を事前確認する 2. 都道府県の担当課(廃棄物・リサイクル担当)と事前協議を行う 3. 施設の図面・構造説明書、経理的基礎を示す書類、欠格要件に関する誓約書等を整える 4. 申請書を提出し、現地調査(施設検査)を受ける

申請手数料は都道府県の条例で定められ、新規許可で概ね78,000円前後、更新や軽微な変更ではこれより低額または無料の場合があります。金額は自治体により異なるため、必ず管轄の窓口で確認してください。これとは別に、施設整備費・現地調査対応費などの実費が発生します。

よくある差し戻し・不許可理由

  • 保管場所の囲いや油水分離装置など施設基準を満たしていない
  • 用途地域・立地規制(市街化調整区域等)に抵触している
  • 経理的基礎の裏付け(決算書・資金計画)が不十分
  • 解体業許可を取得していない、または工程の役割分担が不明確

関連する許認可と更新

破砕業の前工程である解体を自社で行う場合は、別途「解体業許可」が必要です。また廃車以外の産業廃棄物を扱うなら産業廃棄物処分業の許可が別建てで求められます。許可の有効期間は5年で、継続するには期間満了前に更新申請が必要です。施設の構造変更・代表者や役員の変更などがあった場合は、変更許可または変更届の対象となるため、着手前に管轄自治体へ確認してください。

0〜78,000円

申請費用

30〜60日

取得期間

5年

更新周期

高額な申請費用と複雑な手続きが伴います。書類不備による再申請を避けるため、専門家のサポートを受けることを強く推奨します。

自動車リサイクル法破砕業者許可:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用0円〜78,000円(申請実費のみ)98,000円〜176,000円
所要時間30〜60日(自分の時間)最短21日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1都道府県知事に申請
  2. 2破砕施設の基準確認
  3. 3許可の交付
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)0円〜78,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料98,000円(税込)
合計目安98,000円〜176,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。
  • 自治体ごとに手続きや要件が異なります。必ずお住まいの自治体のウェブサイトで最新情報を確認してください。

次にやるべきこと

必要書類

運搬車両の写真

収集運搬に使用する車両の写真

車庫証明書

自動車の保管場所を証明する車庫証明書

運搬車両一覧表

収集運搬車両の車種・登録番号の一覧

施設の構造を示す図面

処理施設の構造・設備を示す図面

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

自動車リサイクル法破砕業者許可と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

産業廃棄物収集運搬業許可

産業廃棄物の収集・運搬を業として行うための許可。

使用済自動車破砕業許可

使用済自動車の破砕を行うための許可

建設業許可(清掃施設工事)

清掃施設工事を施工するための建設業許可。し尿処理施設またはごみ処理施設を設置する工事を請け負う場合に必要。

建設廃棄物処理計画書

一定規模以上の建設工事から発生する廃棄物の処理計画書。発注者が廃棄物の種類・量・処理方法等を記載して提出する。

詳しく知る

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