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信用格付業者登録

管轄: 金融庁 / 根拠法令: 金融商品取引法第66条の27

むずかしい費用は無料ですが、取得難度が高いため専門家への相談を推奨します

信用格付業を行うための登録

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信用格付業者登録は、取得までに十分な準備と専門知識が求められる許認可です。申請費用は無料のため、費用面のハードルは低いといえます。審査が長期にわたる傾向があるため、半年以上前から計画的に準備を進めることが重要です。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

信用格付業者登録とは

信用格付業者登録は、社債や仕組み商品などの信用格付け(デフォルト確率などを記号で表す評価)を業として付与・提供する事業者が、金融商品取引法第66条の27に基づき金融庁長官の登録を受ける制度です。格付けは投資家の判断や金融機関の規制資本計算に直接影響するため、付与プロセスの独立性・公正性を制度的に担保することが目的です。

特徴的なのは、この登録が「任意登録制」である点です。登録しなくても格付行為自体は可能ですが、金融商品取引業者が顧客に勧誘・説明する際、無登録業者の格付けを用いる場合は「無登録格付」である旨と概要の告知義務が課されます。事実上、市場で通用する格付けを出すには登録が前提になります。

対象となる事業者

  • 社債・ローン・証券化商品・発行体などに信用格付けを付与し、提供・閲覧に供する法人
  • 日本国内に営業所を置く外国法人(一定の要件下で登録可能)

個人での登録はできず、法人格が必須です。

取得の必須要件

審査の中心は資本金額より「業務管理体制」です。具体的には次の整備が求められます。

  • 格付方針等(格付の前提・方法・想定の公表ルール)の策定・公表
  • 利益相反の防止体制(格付対象先からの報酬と評価部門の分離など)
  • 格付プロセスの品質管理・検証部門の設置
  • 役職員の独立性確保、内部監査・苦情処理体制
  • 業務を的確に遂行できる人的構成(格付アナリストの専門性)

これらを満たせない、または書面上の体裁にとどまる場合は登録が認められません。難易度がhardとされるのは、組織・規程・人員を恒常的に運用できる実態を示す必要があるためです。

申請の流れと費用

1. 金融庁(管轄財務局)への事前相談 2. 登録申請書・業務方法書・社内規程類・体制説明資料の提出 3. ヒアリングと体制の実地確認 4. 登録、登録簿への登載・公表

申請手数料そのものは不要ですが、実質的なコストは規程整備・人員確保・利益相反管理システムの構築といった体制整備費が中心です。具体額は事業規模により大きく異なります。

よくある差し戻し・不許可理由

  • 利益相反管理が形式的で、報酬部門と評価部門の分離が不十分
  • 格付方針の公表内容が抽象的で再現性を欠く
  • アナリストの独立性・専門性を裏づける体制が不足
  • 内部監査・検証機能が独立して機能していない

登録後の義務と変更

登録後は、格付実績・利益相反状況等の継続的な情報開示、説明書類の公表、当局への報告が継続して求められます。役員・業務方法・体制に変更があった場合は変更届出や事前の手続きが必要で、不適切な運用が判明すれば業務改善命令や登録取消の対象となります。登録は「取得して終わり」ではなく、公正性を運用で示し続ける枠組みである点を前提に準備を進めてください。

無料

申請費用

60〜120日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料自体は無料ですが、書類準備が複雑なため、行政書士への依頼費用を考慮に入れておくと安心です。

信用格付業者登録:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用0円(申請実費のみ)98,000円
所要時間60〜120日(自分の時間)最短42日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1金融庁に登録申請
  2. 2格付方針・体制の確認
  3. 3利益相反管理体制の審査
  4. 4登録の交付
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)0円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料98,000円(税込)
合計目安98,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。

次にやるべきこと

必要書類

個人情報保護方針

個人情報の取扱いに関する方針を記載した書面

システム構成図

事業に使用するシステムの構成を示す図面

届出書

所定の様式による届出書

事業の概要説明書

事業の内容・規模を記載した説明書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

信用格付業者登録と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

確定拠出年金運営管理機関登録

確定拠出年金の運営管理業務を行うための登録

金融サービス仲介業登録

銀行・証券・保険の横断的な仲介を行うための登録

IFA(独立系金融アドバイザー)登録

独立したファイナンシャルアドバイザーとして活動するための金融商品仲介業登録

銀行業免許

銀行業を営むための免許。内閣総理大臣の免許が必要

詳しく知る

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