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石綿作業主任者

管轄: 厚生労働省 / 根拠法令: 労働安全衛生法第14条

ふつう費用・難易度ともに標準的な許認可です

石綿を取り扱う作業の指揮監督を行うための資格

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石綿作業主任者は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は一般的な水準で、事前に予算を確保しておくと安心です。厚労省の審査は比較的迅速で、早ければ1週間程度で結果が出ます。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

まず読む順番

石綿作業主任者とは

石綿作業主任者は、建築物の解体・改修工事などで石綿(アスベスト)を含む建材を取り扱う作業を直接指揮・監督するための国家資格です。労働安全衛生法第14条と石綿障害予防規則第19条により、石綿を取り扱う作業には作業主任者の選任が義務付けられており、選任を怠ったまま作業を行うと法令違反となります。事業者側に課される「選任義務」であり、資格者が現場にいなければ着工できない点が実務上の最大のポイントです。

対象となるのは、解体業、内装解体業、リフォーム業、設備工事業、ビルメンテナンス業など、既存建築物(特に2006年9月以前に着工した建物)に手を入れる可能性のある事業者です。吹付け石綿だけでなく、成形板(スレート、ケイカル板、Pタイル等)を扱う作業も対象になり得ます。

取得の要件と流れ

技能講習を受講して修了することで取得します。学歴・実務経験による受講制限は原則なく、18歳以上であれば受講できるのが実態です(詳細は実施機関の要項を確認してください)。

  • 実施機関: 各都道府県労働局長登録教習機関(建設業労働災害防止協会、労働基準協会など)
  • 講習時間: 2日間・計10時間程度(健康障害と予防措置/作業環境改善/保護具/関係法令の4科目)
  • 修了試験: 各科目の修了考査あり。不合格の場合は補講・再試験の扱いが機関ごとに異なる
  • 修了証: 修了後に交付。**有効期限はなく、更新制度もありません**

申込みは実施機関へ直接行い、定員制のため人気地域では1〜2か月先まで埋まることがあります。工事受注が決まってからでは間に合わないケースがあるため、先行取得が現実的です。

費用の内訳

一般的に総額10,000〜15,000円程度です。

  • 受講料: 10,000〜13,000円前後
  • テキスト代: 1,000〜2,000円前後(受講料に含む機関もある)
  • 修了証交付手数料: 実施機関により別途発生する場合あり

金額は実施機関・地域で異なるため、申込前に該当機関の料金表で確認してください。会員価格を設定している団体もあります。

つまずきやすい点

  • **他資格との混同**: 「石綿作業主任者」と「建築物石綿含有建材調査者」は全く別の資格です。2023年10月以降、解体・改修工事の事前調査は原則として調査者資格者が行う必要があり、作業主任者の資格では代替できません。両方が必要になる事業者が多い点に注意してください。
  • **特別教育との混同**: 作業に従事する作業員には石綿使用建築物等解体等作業の特別教育が必要ですが、これは指揮監督者向けの本資格とは別枠です。主任者1名では現場全体の要件を満たしません。
  • **選任の掲示漏れ**: 選任した作業主任者の氏名と職務は作業場の見やすい位置に掲示する義務があります。資格を取っただけで掲示・選任手続きを怠り指導を受ける例があります。

併せて確認すべき制度

石綿を扱う工事では、事前調査結果の労働基準監督署等への報告(石綿事前調査結果報告システム)、作業計画の作成、特定粉じん排出等作業の届出(大気汚染防止法)など、資格取得とは別の手続きが並行して発生します。解体工事業を営むなら建設業許可または解体工事業登録も前提となります。

次にすべきこと

1. 事業所所在地の登録教習機関(建設業労働災害防止協会の各都道府県支部など)の講習日程を確認する 2. 現場数と交代要員を踏まえ、複数名を受講させるか判断する 3. 併せて建築物石綿含有建材調査者講習、作業員向け特別教育の受講計画を立てる 4. 受注前に選任体制と掲示・届出のフローを社内手順として整備する

10,000〜15,000円

申請費用

2〜3日

取得期間

なし

更新周期

許認可の申請費用としては平均的な金額です。法定の手数料のため、減額や免除は原則ありません。

石綿作業主任者:自分で調べる vs 準備サポートを使う
自分で調べる準備サポート
費用10,000円〜15,000円(申請実費のみ)59,800円〜64,800円
所要時間2〜3日(審査期間)3営業日で資料お届け(調べる手間を省略)
必要書類の洗い出し自分で調べるチェックリストで提供
申請要件の確認自分で法令を確認根拠法令つきで整理
書類の作成・提出自分で行う自分で行う
向いている方調べる時間に余裕がある方調べる手間を省きたい方

申請手順

  1. 1技能講習を受講
  2. 2修了試験に合格
  3. 3修了証の交付
この許認可の申請準備サポートを申し込む
申請実費(税金・手数料)10,000円〜15,000円

※ ご自身で申請される際に行政機関へ支払う費用です

サポート料金49,800円(税込)
合計目安59,800円〜64,800円
必要書類チェックリスト申請要件・提出窓口の整理お届け前なら全額返金

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取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 厚労省管轄のため、保健所での事前相談が効果的です。管轄の保健所は市区町村のウェブサイトで確認できます。

次にやるべきこと

必要書類

石綿作業主任者申請書

石綿作業主任者に必要な所定の様式による申請書

登記されていないことの証明書

成年被後見人等に登記されていないことの証明書

身分証明書

本籍地の市区町村長が発行する身分証明書

📎

役員名簿(法人の場合)(任意)

法人の役員の氏名・住所一覧

📎

印鑑証明書(任意)

申請者の印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内)

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

石綿作業主任者と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

産業廃棄物収集運搬業許可

産業廃棄物の収集・運搬を業として行うための許可。

アスベスト事前調査結果報告

一定規模以上の建築物の解体・改修工事前にアスベストの有無を調査し結果を報告する義務。2022年4月から報告が義務化された。

特別管理産業廃棄物収集運搬業許可

特別管理産業廃棄物の収集運搬を行うための許可

PCB廃棄物届出

PCB廃棄物の保管状況等の届出

詳しく知る

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