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サプリメント製造業届出

管轄: 厚生労働省 / 根拠法令: 食品衛生法第52条

ふつう費用・難易度ともに標準的な許認可です

健康食品・サプリメントの製造を行うための営業許可。GMP基準の遵守が推奨。

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サプリメント製造業届出は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用は一般的な水準で、事前に予算を確保しておくと安心です。審査期間は標準的で、厚労省での処理に通常1か月前後を見込んでおきましょう。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

この届出・許可は何のためのものか

健康食品やサプリメントを製造して販売する場合、その製品は医薬品ではなく「食品」として扱われます。そのため医薬品の製造業許可ではなく、食品衛生法に基づく食品の製造営業の手続きが必要になります。目的は、口に入れる製品を衛生的な環境・工程で製造させ、健康被害を防ぐことにあります。

注意すべきは、サプリメントは形状が多様で、それによって必要な手続きが変わる点です。2021年6月施行の改正食品衛生法で営業の手続きは再編され、現在は次の2系統に分かれます。

  • 営業許可(従来の許可制):菓子製造業など政令で定める32業種に該当する場合。錠剤・カプセル以外にグミ・ラムネ・ゼリー形態などは菓子製造業に該当しうる
  • 営業届出(届出制):上記許可業種に当てはまらない健康食品製造の多く

このため「自社製品がどちらに該当するか」を最初に保健所へ確認することが出発点になります。

取得の主な要件

  • 施設基準:製造室・洗浄設備・手洗い設備・換気・防虫防鼠など、自治体条例の施設基準を満たすこと。原料保管と製造区画の区分が問われやすい
  • 食品衛生責任者:営業許可・届出いずれの場合も、施設ごとに1名の設置が必要。栄養士・調理師等の有資格者、または各自治体の養成講習会(1日)修了で要件を満たせる
  • HACCPに沿った衛生管理:2021年6月から全食品事業者に義務化済み。小規模事業者は「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」で対応する
  • GMP:健康食品GMPは法的義務ではなく任意。ただし錠剤・カプセル状製品では取得が信頼性確保のうえで推奨される

申請の流れと費用

1. 製造する形状を整理し、保健所で許可業種か届出かを事前相談する 2. 食品衛生責任者を確保(未取得なら講習会を予約) 3. 施設の図面・設備を基準に合わせて整備 4. 営業許可申請または営業届出を提出 5. 許可の場合は保健所による施設検査を経て許可証交付

費用の内訳は手続き区分で大きく異なります。

  • 営業許可手数料:1〜2万円台が目安だが、業種・自治体により異なる
  • 営業届出:手数料は不要(0円)
  • 食品衛生責任者養成講習会:1万円前後

提示の14,000〜20,000円は許可手数料を想定した水準です。届出のみで済む製品では手数料はかかりません。

つまずきやすい点

  • 形状の判断ミス:菓子製造業に当たるのに届出だけで進めてしまう、または逆
  • 施設基準未達:製造区画と保管・事務スペースの区分不足、手洗い設備の位置
  • 食品衛生責任者の未設置・講習未修了
  • 製品表示の誤り:医薬品的な効能効果(「治る」「予防」等)を記載すると薬機法違反となり、製造手続きとは別に問題化する

関連する手続き・更新

  • 機能性表示食品・特定保健用食品(トクホ)として売る場合は、消費者庁への届出・許可が別途必要
  • 輸入品を小分けする場合は食品の輸入届出が関係する
  • 営業許可は5〜8年など自治体ごとの有効期間があり、期限前の更新が必要。届出は更新不要だが、施設・営業者の変更時は変更届を提出する

最初に行うべきは、製造予定の製品形状を一覧化し、管轄保健所へ「許可か届出か」を確認することです。ここを固めれば、施設整備と責任者確保の範囲が確定します。

14,000〜20,000円

申請費用

14〜30日

取得期間

なし

更新周期

許認可の申請費用としては平均的な金額です。法定の手数料のため、減額や免除は原則ありません。

サプリメント製造業届出:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用14,000円〜20,000円(申請実費のみ)63,800円〜69,800円
所要時間14〜30日(自分の時間)最短9日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1製造施設の基準を整備
  2. 2管轄保健所に営業許可申請
  3. 3施設検査
  4. 4営業許可証の交付
  5. 5GMP認証の取得(任意)
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)14,000円〜20,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料49,800円(税込)
合計目安63,800円〜69,800円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

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取得のポイント

  • 申請前に窓口で事前相談を行い、要件を確認しておくと手戻りを減らせます。
  • 書類の不備は審査遅延の最大の原因です。提出前に記載漏れがないかダブルチェックしましょう。
  • 過去の申請事例や記入例がウェブ上で公開されている場合があります。参考にしてみてください。
  • 余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限ギリギリの申請は避けましょう。
  • 厚労省管轄のため、保健所での事前相談が効果的です。管轄の保健所は市区町村のウェブサイトで確認できます。

次にやるべきこと

必要書類

食品営業許可申請書

保健所所定の様式。

施設の平面図

製造施設の配置図。

製造工程説明書

製造プロセスの説明。

📎

GMP適合確認書(任意)

GMP基準の適合確認(推奨)。

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

サプリメント製造業届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

食品衛生責任者

飲食店や食品を取り扱う事業所に必ず1名配置が必要な資格。講習会を受講することで取得できます。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

健康食品製造業届出

機能性表示食品や栄養機能食品を製造する際に必要な届出。科学的根拠に基づく表示が求められる。

訪問販売業届出(健康食品)

健康食品の訪問販売を行うための届出。景品表示法にも注意が必要。

美容所開設届

美容室・ヘアサロンを開業するための届出。美容師免許を持つスタッフと設備基準を満たした施設が必要です。

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