ゲームセンターの開業ガイド
必要な許認可・費用・手続きの流れを徹底解説
最終更新: 2026-04-11
8件
必須の許認可
79,000〜230,000円
費用の目安(合計)
最大55日
想定期間
最大難易度
目次
ゲームセンターとは
ゲームセンターの開業には、施設の安全管理と利用者保護に関する許認可が必要です。事故防止の安全対策と保険の加入が重要なポイントです。
ゲームセンターの運営
ゲームセンターを開業するには、合計9件の許認可が関係します(必須: 8件、条件付き: 1件)。 このガイドでは、それぞれの許認可について費用・期間・必要書類を詳しく解説し、 開業までの具体的なステップをご案内します。
開業までのリアルなタイムライン
全ての許認可取得に2ヶ月程度。並行して進められる手続きもあるため、効率的なスケジュールを組みましょう。
公安委員会管轄
消防署管轄
消防署/市区町村管轄
市区町村管轄
経済産業省管轄
税務署管轄
※ 異なる管轄の許認可は並行して申請できる場合があります。同じ管轄の許認可は順番に申請が必要な場合があります。
ゲームセンターの開業までのステップ
事業計画の策定
ゲームセンターの事業計画を策定します。事業内容・ターゲット・収支計画を明確にし、必要な許認可を洗い出しましょう。
資金調達・物件確保
開業資金を調達し、営業拠点となる物件を確保します。許認可によっては施設基準があるため、物件選定時に要件を確認しましょう。
許認可の申請・取得
必要な許認可を一つずつ申請していきます。申請順序にも注意が必要です。先に取得が必要な許認可がある場合があります。
届出・登録手続き
税務署への開業届、社会保険の届出、各種届出を行います。法人設立の場合は登記も必要です。
開業・営業開始
全ての許認可を取得し、届出が完了したら営業を開始できます。許認可の更新時期を管理し、期限切れに注意しましょう。
ゲームセンターに必要な許認可一覧
必須の許認可(8件)
一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。
※ 収容人員30名以上の場合
申請ステップを見る(4ステップ)
- 消防署で防火管理者講習の日程を確認
- 講習を受講(甲種: 2日、乙種: 1日)
- 修了証を受領
- 消防署に防火管理者選任届出書を提出
必要書類(4件)
- ●防火管理者選任届出書- 防火管理者を選任したことの届出書
- ●防火管理者資格証明書- 防火管理講習の修了証の写し
- ●施設の平面図- 施設の構造・消防設備の配置を示す平面図
- ●消防計画- 火災予防・消火活動に関する消防計画
VR体験施設やVRアミューズメントパークを開設するための届出。利用者の安全対策が求められる。
申請ステップを見る(3ステップ)
- VR機器、安全スペースを整備する
- 利用者の安全対策マニュアルを策定する
- 消防届出と開設届出を提出する
必要書類(7件)
- ●VRアミューズメント施設届出書- 所定の様式による施設届出書
- ●本人確認書類- 届出者の本人確認書類
- ●施設開設届出書- VR施設の開設届出書
- ●安全対策マニュアル- VR利用時の安全対策マニュアル
- ●施設図面- VR機器配置を含む施設の図面
- ●施設の平面図・VRエリア配置図- VR体験エリアおよび安全距離の配置図
- ●安全対策計画書- VR酔い対策・衝突防止等の安全対策計画
eスポーツ施設やゲーミングカフェを営業するための届出。大会開催時の賞金に関する景品表示法の確認も必要。
申請ステップを見る(3ステップ)
- ゲーミングPC、ネットワーク設備等を整備する
- 営業届出書を作成する
- 市区町村に届出を提出する
必要書類(7件)
- ●営業届出書- eスポーツ施設の営業届出書
- ●施設図面- 機器配置を含む施設の図面
- ●eスポーツ施設営業届出書- 所定の様式による営業届出書
- ●施設の平面図- ゲーミングブース・観客席等の配置図
- ●本人確認書類- 届出者の本人確認書類
- ○ネットワーク構成図- ゲーミング用ネットワークの構成図
- ○賃貸借契約書の写し- 施設の賃貸借契約書の写し
条件によって必要になる許認可(1件)
ゲームセンターの開業にかかる許認可費用の目安
79,000〜230,000円
必須許認可の取得費用合計(申請手数料のみ)
※ 上記は申請手数料のみの目安です。行政書士に依頼する場合は別途報酬(3〜15万円程度/件)がかかります。 設備投資費・物件取得費は含みません。
開業までの想定期間
最大 約55日
最も時間のかかる許認可の取得期間
複数の許認可を並行して申請できる場合もあります。 ただし、先に取得が必要な許認可がある場合は順番に申請する必要があるため、 余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
ゲームセンターの開業資金の全体像
許認可費用だけでなく、設備投資や運転資金も含めた開業資金の全体像を把握しましょう。
必須の8件の許認可取得にかかる申請手数料の合計
専門家に申請代行を依頼する場合の報酬。自分で申請する場合は不要
事業に必要な設備・内装等の初期投資の参考額
開業後、売上が安定するまでの運転資金
※ 設備投資額・運転資金は事業規模や地域によって大きく異なります。 上記はあくまで参考値です。実際の開業計画に合わせて、詳細な資金計画を策定してください。 日本政策金融公庫の「創業計画書」の作成をおすすめします。
先輩事業者の声 - 開業前に知っておきたいこと
スポーツ施設は利用者の安全管理が最重要です。安全管理マニュアルの策定と従業員への教育を徹底しましょう。
施設賠償責任保険への加入は事実上必須です。保険の補償範囲を事前に確認しましょう。
アウトドア事業は天候リスクがあります。キャンセルポリシーの策定と代替プランの用意をしておきましょう。
ゲームセンターで気をつけるべき法規制
ゲームセンターに関連する主な法律と、違反した場合の罰則をまとめました。 法令を遵守し、適正な事業運営を行いましょう。
都市公園法
公園内でのスポーツ施設設置に許可が必要。施設基準の適合が求められます。
消防法
多数の利用者を収容する施設として防火管理者の選任と消防設備の設置が義務付けられています。
食品衛生法
施設内で飲食物を提供する場合に営業許可が必要です。
この業種の許認可に関連する法令:
ゲームセンターの開業に必要な書類まとめ
全ての許認可で必要となる書類を重複なくまとめました。 事前に準備しておくことで、スムーズに申請を進められます。
- ●資金計画書
事業開始に必要な資金計画を記載した書面
- ●車庫の見取図
車庫の位置・面積を示す見取図
- ●車検証の写し
事業用車両の自動車検査証の写し
- ●遊技機の一覧表
設置する遊技機の種類・台数の一覧
- ●防火管理者選任届出書
防火管理者を選任したことの届出書
- ●防火管理者資格証明書
防火管理講習の修了証の写し
- ●施設の平面図
施設の構造・消防設備の配置を示す平面図
- ●消防計画
火災予防・消火活動に関する消防計画
- ●VRアミューズメント施設届出書
所定の様式による施設届出書
- ●本人確認書類
届出者の本人確認書類
- ●施設開設届出書
VR施設の開設届出書
- ●安全対策マニュアル
VR利用時の安全対策マニュアル
- ●施設図面
VR機器配置を含む施設の図面
- ●施設の平面図・VRエリア配置図
VR体験エリアおよび安全距離の配置図
- ●安全対策計画書
VR酔い対策・衝突防止等の安全対策計画
- ●営業届出書
eスポーツ施設の営業届出書
- ●eスポーツ施設営業届出書
所定の様式による営業届出書
- ●許可申請書
所定の様式による許可申請書
- ●管理者の履歴書
施設管理者の職歴を記載した履歴書
- ●風俗営業許可申請書
所定の様式による風俗営業許可申請書
- ●麻雀店営業許可申請書
麻雀店営業許可に必要な所定の様式による申請書
- ●事業計画書
事業の概要・計画を記載した書面
- ●届出書
eスポーツ大会運営事業の届出書。
- ●大会運営計画書
大会の運営計画・賞金体系を記載した書類。
- ●景品表示法確認書
賞金付き大会の景表法適合確認書。
- ●個人事業の開業・廃業等届出書
国税庁サイトからダウンロード可能
- ●法人設立登記申請書
法人設立登記に必要な所定の様式による申請書
- ●身分証明書
本籍地の市区町村長が発行する身分証明書
- ○ネットワーク構成図
ゲーミング用ネットワークの構成図
- ○賃貸借契約書の写し
施設の賃貸借契約書の写し
- ○納税証明書
税務署発行の納税証明書
- ○登記事項証明書(法人の場合)
法務局発行の法人登記事項証明書
- ○定款の写し(法人の場合)
法人の定款の写し
ゲームセンターの開業に関するよくある質問
Q. 風俗営業許可(パチンコ等)の申請に必要な費用はいくらですか?
A. 風俗営業許可(パチンコ等)の申請手数料は24,000円です。申請先は公安委員会となります。なお、手数料は自治体や申請内容によって異なる場合がありますので、事前に管轄窓口へご確認ください。
Q. 風俗営業許可(パチンコ等)の取得にはどのくらいの期間がかかりますか?
A. 風俗営業許可(パチンコ等)の取得には、申請から約40日〜55日程度かかるのが一般的です。ただし、書類の不備や審査状況によってはさらに時間がかかる場合があります。余裕を持ったスケジュールで申請されることをお勧めします。
Q. 風俗営業許可(パチンコ等)を取得しないとどうなりますか?
A. 風俗営業許可(パチンコ等)は法令に基づく資格・許認可です。必要な許認可を取得せずに事業や活動を行った場合、行政処分や罰則の対象となる可能性があります。事業開始前に必ず取得手続きを行ってください。
Q. 防火管理者の申請に必要な費用はいくらですか?
A. 防火管理者の申請手数料は7,000円〜8,000円程度です。申請先は消防署となります。なお、手数料は自治体や申請内容によって異なる場合がありますので、事前に管轄窓口へご確認ください。
Q. 防火管理者の取得にはどのくらいの期間がかかりますか?
A. 防火管理者の取得には、申請から約1日〜2日程度かかるのが一般的です。ただし、書類の不備や審査状況によってはさらに時間がかかる場合があります。余裕を持ったスケジュールで申請されることをお勧めします。
Q. 防火管理者を取得しないとどうなりますか?
A. 防火管理者は法令に基づく資格・許認可です。必要な許認可を取得せずに事業や活動を行った場合、行政処分や罰則の対象となる可能性があります。事業開始前に必ず取得手続きを行ってください。
Q. VR施設特有の安全対策は何がありますか?
A. VR酔い対策、衝突防止のための安全スペースの確保、年齢制限(通常7〜13歳以上)の設定等があります。
Q. VR機器の衛生管理は必要ですか?
A. はい、ヘッドセットやコントローラーの定期的な消毒・清掃が推奨されています。
Q. VRアミューズメント施設届出の申請で注意すべきポイントや要件は何ですか?
A. 届出書類の記載内容に不備がないよう、事前に消防署/市区町村や管轄窓口に確認することをお勧めします。届出後も法令改正に注意し、変更があれば速やかに届出内容を更新してください。関連する他の届出・許可が必要な場合もあるため、事前に全体像を把握しておくことが重要です。
Q. eスポーツ施設で賞金付き大会を開催する場合の注意点は?
A. 景品表示法の規制に注意が必要です。プロ選手向け大会であれば賞金に制限はありませんが、一般参加者向けの場合は賞金額に制限がある場合があります。