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医薬部外品製造販売業許可

管轄: 都道府県知事 / 根拠法令: 医薬品医療機器等法第12条

むずかしい費用・難易度ともに高い許認可です。専門家のサポートを強く推奨します

医薬部外品の製造販売を行うために必要な許可。品質管理・安全管理体制の整備が求められる。

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医薬部外品製造販売業許可は、取得までに十分な準備と専門知識が求められる許認可です。申請費用が高額になるケースがあるため、事前の資金計画が重要です。自治体の審査には時間がかかるため、事業開始の2〜3か月前には申請準備を始めることをおすすめします。なお、5年ごとの更新が必要なため、取得後も継続的な管理が求められます。

何のための許可か

医薬部外品製造販売業許可は、薬用化粧品・薬用歯みがき・育毛剤・制汗剤・入浴剤・指定医薬部外品などを「自社の責任で市場に出荷・販売する」ために必要な許可です。ここで重要なのは、この許可が「物を作る許可」ではなく「製品の品質と安全に最終責任を負い、市場に流通させる元売り」になるための許可だという点です。実際に製造する工場には別途「医薬部外品製造業許可」が必要で、OEMで他社工場に委託する場合や輸入する場合でも、販売元となる事業者には本許可が求められます。自社製造するなら製造販売業許可と製造業許可の両方が必要になります。

取得の必須要件

最大の関門は「三役」と呼ばれる責任者の設置です。

  • 総括製造販売責任者: 品質・安全を統括する責任者。医薬部外品の場合、医薬品と違い薬剤師に限定されず、薬学・化学系の専門課程修了者など一定要件を満たせば就任できます(要件の詳細は薬機法施行規則・自治体により確認が必要)
  • 品質保証責任者: GQP省令(品質管理基準)に基づく品質保証部門の責任者
  • 安全管理責任者: GVP省令(製造販売後安全管理基準)に基づく市販後の安全管理責任者

製品が少ない小規模事業者では、要件を満たせば三役の一部兼務が認められる場合もありますが、可否は自治体判断です。あわせてGQP・GVPに沿った手順書(SOP)と組織体制を文書として整備しておく必要があります。

申請の流れと費用

申請先は、主たる機能を有する事務所の所在地を管轄する都道府県知事です。

1. 三役の選任と適格性の確認 2. GQP・GVP手順書、組織図、責任者の資格証明書等の準備 3. 都道府県の薬務課へ申請書類を提出 4. 書類審査・必要に応じた立入調査 5. 許可証の交付(標準処理期間は概ね数週間〜2か月程度、自治体により異なる)

費用は申請手数料が中心で、金額は都道府県により異なります。製造販売業許可単独より、製造業許可も同時取得する場合に総額が上がる傾向があり、行政書士へ委託する場合は別途報酬が発生します。

つまずきやすい点

  • 「製造販売業」と「製造業」を混同し、必要な許可を取り漏らす
  • 三役の資格要件を満たす人材が確保できない、または兼務が認められない
  • GQP・GVP手順書が雛形のままで自社の実態を反映しておらず差し戻される
  • 化粧品との区分(効能効果を標榜すると医薬部外品扱いになる)を誤る

取得後の注意

有効期間は5年で、継続するには期間満了前の更新申請が必要です。三役の変更、事務所移転、業者の組織変更などが生じた際は変更届の提出が求められます。また、製品そのものを販売するには別途「医薬部外品製造販売承認(品目ごとの承認)」が必要で、業の許可とは手続きが分かれている点に注意してください。まずは自社が「製造販売」「製造」「輸入」のどの立場かを整理し、必要な許可の組み合わせを管轄の薬務課に確認することが第一歩です。

30,000〜100,000円

申請費用

30〜60日

取得期間

5年

更新周期

高額な申請費用と複雑な手続きが伴います。書類不備による再申請を避けるため、専門家のサポートを受けることを強く推奨します。

医薬部外品製造販売業許可:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用30,000円〜100,000円(申請実費のみ)128,000円〜198,000円
所要時間30〜60日(自分の時間)最短21日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1品質管理(GQP)と安全管理(GVP)の体制を構築する
  2. 2資格要件を満たす責任者を設置する
  3. 3製造販売業許可申請書を提出する
  4. 4審査通過後、許可証が交付される
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)30,000円〜100,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料98,000円(税込)
合計目安128,000円〜198,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。
  • 自治体ごとに手続きや要件が異なります。必ずお住まいの自治体のウェブサイトで最新情報を確認してください。

次にやるべきこと

必要書類

医薬部外品製造販売業許可申請書

製造販売業許可の申請書

GQP省令に基づく品質管理文書

品質管理(GQP)に関する文書

GVP省令に基づく安全管理文書

安全管理(GVP)に関する文書

総括製造販売責任者の資格証明

責任者の資格を証明する書類

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

医薬部外品製造販売業許可と一緒に必要になることが多い許認可です。

防火管理者

一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

動物実験施設届出

動物実験を行う施設の届出

医薬部外品製造業許可

薬用化粧品や殺虫剤等の医薬部外品を製造するために必要な許可。GMP基準への適合が求められる。

化粧品製造業許可

化粧品の製造を行うための許可

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