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事業所内保育事業認可

管轄: 厚生労働省 / 根拠法令: 児童福祉法第34条の15

むずかしい費用は平均的ですが、専門的な知識が求められる許認可です

事業所の従業員の子どもおよび地域の子どもを保育する事業所内保育事業の認可申請。

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事業所内保育事業認可は、取得までに十分な準備と専門知識が求められる許認可です。申請費用は一般的な水準で、事前に予算を確保しておくと安心です。審査が長期にわたる傾向があるため、半年以上前から計画的に準備を進めることが重要です。一度取得すれば更新の必要はなく、有効期限の心配はありません。

事業所内保育事業認可とは

事業所内保育事業は、児童福祉法に基づく「地域型保育事業」の一類型で、企業が自社の従業員の子どもを保育するために設置する施設を市区町村が認可する制度です。2015年の子ども・子育て支援新制度で創設され、原則0〜2歳児を対象とします。最大の特徴は、従業員枠だけでなく「地域枠」として地域の子どもの受け入れ枠を設ける義務がある点です。これにより認可施設として給付(地域型保育給付)の対象となり、運営費の公費支弁を受けられます。

従業員のための「企業主導型保育事業」(内閣府/こども家庭庁所管、児童育成協会の助成)とは制度が全く異なります。企業主導型は認可外で市区町村の認可は不要ですが、本認可は市区町村の認可・確認を受ける点が根本的に違います。どちらを選ぶかが最初の分岐点になります。

取得の必須要件

定員区分により基準が変わります。

  • 定員19人以下(小規模型に準じる)と20人以上(保育所型)で職員配置・面積基準が異なる
  • 保育従事者は0歳児3人に1人、1〜2歳児6人に1人。保育所型は全員保育士、小規模相当のA型・B型では保育士割合の扱いが異なる
  • 保育室・調理室・便所の設置、0〜1歳児は乳児室またはほふく室、2歳児は保育室または遊戯室の面積基準を満たすこと
  • 自園調理が原則(連携施設等からの搬入特例あり)
  • 連携施設の確保(卒園後の3歳以降の受け皿、代替保育、給食搬入等)。経過措置の期限は自治体で異なる

申請の流れ

1. 市区町村の保育担当課・子育て支援課に事前相談(公募・整備計画への組み込みが前提のことが多い) 2. 整備・改修と並行して認可申請書類を作成 3. 児童福祉審議会等の審査・現地確認 4. 都道府県・市区町村による認可および「確認」(給付の対象とする手続き) 5. 開設

自治体の保育所整備計画・公募スケジュールに乗らないと申請自体が受け付けられないケースが多く、思い立ってすぐ申請できる制度ではありません。

費用の内訳

認可申請の手数料自体は無料〜数万円程度で、行政手続きの費用は小さいのが実態です。実質的な負担は施設整備費(改修・設備)、保育士の人件費、連携施設確保の調整コストです。整備費には自治体の補助メニューが用意される場合があり、補助率・上限は自治体で大きく異なります。

よくある不許可・差し戻し理由

  • 連携施設が確保できない(最大の難関)
  • 保育士の必要数・有資格者割合を満たせない
  • 保育室面積・採光・避難経路など施設基準の不足
  • 地域枠の設定がない、または定員設定が自治体の需給計画と合わない
  • 自治体の整備計画・公募枠外での単独申請

関連・付随する手続き

建物の用途・規模により建築基準法の用途変更、消防法令適合通知、給食提供に伴う食品衛生関連の届出が必要になります。認可後も、定員・職員・施設の変更時は変更届または再確認が必要で、毎年度の運営状況報告や指導監査を受けます。

まず動くべきは、企業主導型と本認可のどちらが自社の目的に合うかの判断と、設置予定地の市区町村への事前相談です。需給計画と公募スケジュールの確認なしに整備を進めると、認可が下りないリスクが高いため、最初の一歩は必ず自治体への相談から始めてください。

0〜50,000円

申請費用

90〜180日

取得期間

なし

更新周期

申請手数料に加え、専門家への依頼費用を含めると総額が大きくなる可能性があります。事前に見積もりを取ることをおすすめします。

事業所内保育事業認可:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用0円〜50,000円(申請実費のみ)98,000円〜148,000円
所要時間90〜180日(自分の時間)最短62日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1事前相談
  2. 2施設整備計画の作成
  3. 3認可申請書類の提出
  4. 4市区町村による審査・現地調査
  5. 5認可決定
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)0円〜50,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料98,000円(税込)
合計目安98,000円〜148,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

事業所内保育事業認可の取得でお困りですか?

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。
  • 厚労省管轄のため、保健所での事前相談が効果的です。管轄の保健所は市区町村のウェブサイトで確認できます。

次にやるべきこと

必要書類

認可申請書

事業所内保育事業の認可申請書本体

施設の図面・設備一覧

保育室の平面図および設備リスト

従業員の利用見込み調査書

事業所従業員の利用見込み人数の調査結果

事業計画書

地域枠を含めた保育事業の運営計画

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

事業所内保育事業認可と一緒に必要になることが多い許認可です。

防火管理者

一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。

保育所認可

保育所(認可保育園)を設置するための認可。厳格な人員・設備基準を満たす必要があります。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

保育所等訪問支援事業所指定

保育所等を訪問して障害児の支援を行うための事業所指定。訪問支援員の配置が必要。

消防計画作成届出

一定規模以上の防火対象物の管理権原者が防火管理者を選任し消防計画を作成して届け出る手続き。自衛消防組織・避難訓練等の計画を含む。

詳しく知る

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