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電子処方箋サービス届出

管轄: 厚生労働省 / 根拠法令: 医師法・薬機法

非常に難しい費用・難易度ともに高い許認可です。専門家のサポートを強く推奨します

電子処方箋の発行・管理システムを提供する事業者の届出。医療機関・薬局向けの電子処方箋システムが対象。

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電子処方箋サービス届出は、一定の準備が必要ですが、手順を押さえれば着実に取得できる許認可です。申請費用が高額になるケースがあるため、事前の資金計画が重要です。審査が長期にわたる傾向があるため、半年以上前から計画的に準備を進めることが重要です。なお、3年ごとの更新が必要なため、取得後も継続的な管理が求められます。

まず読む順番

この届出の位置づけ

電子処方箋サービス届出は、医療機関や薬局向けに電子処方箋の発行・参照・調剤管理を行うシステムを開発・提供する「システムベンダ」が対象となる手続きです。電子処方箋そのものを使う医師・薬剤師ではなく、その基盤となるソフトウェアを供給する事業者が、国の運営する電子処方箋管理サービス(社会保険診療報酬支払基金・国保中央会が運営)へ接続するために必要な対応を指します。患者本人が取得するものでも、医療機関が単独で完結できるものでもなく、全国共通インフラへの接続を前提とする点が他の医療系届出と大きく異なります。

接続のための必須要件

  • 電子処方箋管理サービスへの接続申請と、運営主体が定める仕様に沿ったシステム実装
  • 医師・薬剤師の電子署名に用いる HPKI(医療系公開鍵基盤)への対応。電子処方箋は紙の押印に代わり HPKI 署名を前提とするため、署名検証・カード/リモート署名連携の実装が不可欠
  • オンライン資格確認等システムとの連携(電子処方箋は同基盤上で動作するため、既存のレセプトオンライン回線・電子証明書環境が前提)
  • いわゆる「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(厚労省)」および総務省・経産省ガイドラインへの準拠。アクセス制御、通信暗号化、監査ログ、バックアップ等のセキュリティ統制を満たすこと

申請の流れ

1. 運営主体のベンダ向け窓口で接続意向の登録・仕様書類の入手 2. 仕様に基づくシステム開発と内部試験 3. 結合テスト・接続テスト(運営側の試験環境での疎通・署名検証・処方データ送受信の確認) 4. テスト合格後に本番接続。導入先の医療機関・薬局ごとに利用開始手続きを行う

要件・手順の細部は運営主体の改定により変わるため、最新の接続仕様書で必ず確認してください。

費用の内訳

50万〜200万円という幅は、おもにシステム開発・改修費とセキュリティ対応費が占めます。具体的には HPKI 署名機能の実装、テスト環境での接続検証工数、ガイドライン準拠のためのインフラ・運用整備(暗号化、ログ管理、脆弱性対応)です。既存の医事会計・電子カルテ・調剤システムを持つ事業者は改修中心で抑えられますが、ゼロから構築する場合は上限側に振れます。

つまずきやすい点

  • HPKI 署名の実装不備・検証エラー。署名要件は厳格で、ここでテストが通らない例が多い
  • セキュリティガイドライン準拠の不足。監査ログや権限管理の設計が甘いと差し戻される
  • 接続テストの工数を軽視し、スケジュールが遅延するケース

関連する手続き・体制

電子処方箋は単独機能ではなく、オンライン資格確認の導入が前提です。導入先となる医療機関・薬局側でも電子処方箋の運用開始手続きが別途必要になります。また仕様改定や法令改正に追従する継続的な保守体制が求められるため、リリース後の改修・再テストを見込んだ運用計画を立てておくことが重要です。まずは運営主体のベンダ向け接続仕様書を入手し、自社システムの改修範囲とHPKI対応の要否を切り分けるところから着手してください。

500,000〜2,000,000円

申請費用

60〜120日

取得期間

3年

更新周期

申請費用が高額なため、事業計画に組み込んだ上で余裕を持った資金準備をおすすめします。

電子処方箋サービス届出:自分で申請 vs プロに依頼
自分で申請プロに依頼おすすめ
費用500,000円〜2,000,000円(申請実費のみ)698,000円〜2,198,000円
所要時間60〜120日(自分の時間)最短42日(お任せ)
書類作成自分で全て準備行政書士が作成
申請手続き窓口に直接出向く代行提出
不備リスク自己責任プロがチェック
おすすめ時間に余裕がある方確実・迅速に取得したい方

申請手順

  1. 1電子処方箋管理システムの要件確認
  2. 2HPKI認証への対応
  3. 3システム仕様を記載した届出書作成
  4. 4厚生労働省への届出書提出
この許認可の申請代行を依頼する
申請実費(税金・手数料)500,000円〜2,000,000円

※ 行政機関に支払う費用です

代行手数料198,000円(税込)
合計目安698,000円〜2,198,000円
行政書士が対応書類作成から提出まで不許可の場合は全額返金

電子処方箋サービス届出の取得でお困りですか?

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取得のポイント

  • 行政書士などの専門家への依頼を積極的に検討しましょう。初回は特に専門家のサポートが有効です。
  • 事前相談は必須です。申請窓口で個別の要件や注意点を確認してから書類作成に入りましょう。
  • 書類の種類が多いため、準備に1〜2か月は見込んでおくと安心です。
  • 補正指示(書類の修正依頼)が入ることを想定し、担当者との連絡手段を確保しておきましょう。
  • 類似の許認可を取得した事業者に体験談を聞くと、具体的な注意点がわかります。
  • 厚労省管轄のため、保健所での事前相談が効果的です。管轄の保健所は市区町村のウェブサイトで確認できます。

次にやるべきこと

必要書類

届出書

電子処方箋サービスの届出書。

システム仕様書

電子処方箋管理システムの仕様書。

HPKI対応証明書

HPKI認証への対応を証明する書類。

データ連携テスト結果

電子処方箋管理サービスとの連携テスト結果。

電子処方箋サービス届出書

所定の様式による届出書

システム仕様書

電子処方箋システムの機能・連携仕様書

セキュリティ対策報告書

処方データの暗号化・アクセス制御等の対策報告

HPKI認証局との連携証明書

HPKIによる電子署名の連携証明

📎

登記事項証明書(任意)

法人の場合は登記事項証明書

よくある質問

この許認可が必要な業種

関連する許認可

電子処方箋サービス届出と一緒に必要になることが多い許認可です。

個人事業の開業届

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

法人設立登記

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

防火管理者

一定規模以上の建物で営業する場合に必要。収容人員30人以上の飲食店等では選任が義務付けられています。

薬局開設許可

薬局を開設するために必要な許可。薬剤師の管理者配置と構造設備基準を満たす必要があります。

保険薬局指定

健康保険の処方箋に基づく調剤を行うための保険薬局の指定。指定を受けなければ保険調剤ができない。

医薬品卸売販売業許可

医薬品を医療機関・薬局に卸売するための許可。品質管理体制の整備が必要。

詳しく知る

📅 この許認可の更新期限を管理する

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