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建築設計事務所の開業ガイド

必要な許認可・費用・手続きの流れを徹底解説

最終更新: 2026-04-12

16

必須の許認可

240,800〜360,800円

費用の目安(合計)

最大90日

想定期間

むずかしい

最大難易度

建築設計事務所とは

建築設計事務所で開業するには、建設業法に基づく許認可が必要です。経営経験や技術者の要件を満たす必要があり、準備には時間がかかります。計画的に進めましょう。

建築物の設計・監理

建築設計事務所を開業するには、合計19件の許認可が関係します(必須: 16件、条件付き: 3件)。 このガイドでは、それぞれの許認可について費用・期間・必要書類を詳しく解説し、 開業までの具体的なステップをご案内します。

開業までのリアルなタイムライン

全ての許認可取得に3ヶ月程度。並行して進められる手続きもあるため、効率的なスケジュールを組みましょう。

市町村管轄

地区計画届出1〜30日
1〜30日
景観法届出1〜30日
1〜30日
都市計画法53条許可14〜30日
14〜30日

国土交通省管轄

建設コンサルタント登録14〜30日
14〜30日
住宅性能評価機関登録30〜90日
30〜90日
建築士登録(一級)14〜30日
14〜30日

所管行政庁管轄

低炭素建築物認定14〜30日
14〜30日

市町村/文化庁管轄

文化財保存地区内建築制限30〜90日
30〜90日

特定行政庁管轄

建築協定30〜60日
30〜60日

国土交通省 / 都道府県管轄

建設業許可30〜90日
30〜90日

都道府県管轄

建築士事務所登録14〜30日
14〜30日
建築士登録(二級・木造)14〜30日
14〜30日
二級建築士事務所登録14〜30日
14〜30日
木造建築士事務所登録14〜30日
14〜30日
一級建築士事務所登録14〜30日
14〜30日

税務署管轄

個人事業の開業届約1日
約1日

※ 異なる管轄の許認可は並行して申請できる場合があります。同じ管轄の許認可は順番に申請が必要な場合があります。

建築設計事務所の開業までのステップ

1

事業計画の策定

建築設計事務所の事業計画を策定します。事業内容・ターゲット・収支計画を明確にし、必要な許認可を洗い出しましょう。

2

資金調達・物件確保

開業資金を調達し、営業拠点となる物件を確保します。許認可によっては施設基準があるため、物件選定時に要件を確認しましょう。

3

許認可の申請・取得

必要な許認可を一つずつ申請していきます。申請順序にも注意が必要です。先に取得が必要な許認可がある場合があります。

4

届出・登録手続き

税務署への開業届、社会保険の届出、各種届出を行います。法人設立の場合は登記も必要です。

5

開業・営業開始

全ての許認可を取得し、届出が完了したら営業を開始できます。許認可の更新時期を管理し、期限切れに注意しましょう。

建築設計事務所に必要な許認可一覧

必須の許認可(16件)

必須かんたん

地区計画の区域内で建築物の建築や土地の区画形質変更等を行う場合の届出。行為着手30日前までに市町村長に届け出る。

管轄市町村
費用無料
期間1〜30日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 地区計画の内容確認
  2. 届出書の作成
  3. 市町村長に届出
  4. 届出受理
必要書類(4件)
  • 事業の概要説明書- 事業の内容・規模を記載した説明書
  • システム構成図- 事業に使用するシステムの構成を示す図面
  • 個人情報保護方針- 個人情報の取扱いに関する方針を記載した書面
  • セキュリティ対策の概要- 情報セキュリティに関する対策を記載した書面

建設コンサルタント業を営むための登録。道路・河川・上下水道等の建設に関する調査・計画・設計等の業務を行う。技術管理者の配置が必要。

管轄国土交通省
費用35,000円
期間14〜30日
更新5年ごと
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 技術管理者の配置確認
  2. 国土交通大臣に登録申請
  3. 審査
  4. 登録証の交付
必要書類(4件)
  • 工事経歴書- 過去の工事実績を記載した経歴書
  • 経営業務管理責任者の証明書- 経営業務の管理責任者としての経験を証明する書面
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
必須むずかしい

住宅性能評価業務を行う機関の登録。住宅の構造耐力・省エネルギー性等を評価し、住宅性能評価書を交付する。

管轄国土交通省
費用無料
期間30〜90日
更新5年ごと
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 評価員の配置
  2. 国土交通大臣に登録申請
  3. 審査
  4. 登録証の交付
必要書類(5件)
  • 住宅性能評価機関登録申請書- 住宅性能評価機関登録に必要な所定の様式による申請書
  • 事業計画書- 事業の概要・計画を記載した書面
  • 登記されていないことの証明書- 成年被後見人等に登記されていないことの証明書
  • 納税証明書- 税務署発行の納税証明書
  • 役員名簿(法人の場合)- 法人の役員の氏名・住所一覧
必須ふつう

二酸化炭素の排出の抑制に資する建築物の認定。省エネ基準を超える省エネルギー性能と低炭素化に資する措置を講じた建築物が対象。

管轄所管行政庁
費用0〜50,000円
期間14〜30日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 低炭素建築物新築等計画の作成
  2. 所管行政庁に認定申請
  3. 省エネ基準適合性の審査
  4. 認定通知書の交付
必要書類(4件)
  • 車庫証明書- 自動車の保管場所を証明する車庫証明書
  • 車検証の写し- 対象車両の自動車検査証の写し
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書
  • 工事経歴書- 過去の工事実績を記載した経歴書
必須かんたん

景観計画区域内で建築物の建築や工作物の建設等を行う場合の届出。景観計画に定められた基準に適合する必要がある。行為着手30日前までに届出。

管轄市町村
費用無料
期間1〜30日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 景観計画区域の確認
  2. 届出書・設計図書の作成
  3. 市町村に届出
  4. 届出受理・適合通知
必要書類(4件)
  • 景観法届出申請書- 景観法届出に必要な所定の様式による申請書
  • 誓約書- 欠格事由に該当しないことを誓約する書面
  • 印鑑証明書- 申請者の印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内)
  • 定款の写し(法人の場合)- 法人の定款の写し

重要伝統的建造物群保存地区内で建築物の新築・増改築・修繕等を行う場合の許可。保存地区の歴史的風致を維持するための現状変更規制。

管轄市町村/文化庁
費用無料
期間30〜90日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 市町村教育委員会に事前相談
  2. 現状変更許可申請
  3. 審査
  4. 許可の交付
必要書類(5件)
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
  • 専任技術者の資格証明書- 国家資格合格証明書または実務経験証明書
  • 財務諸表- 直近事業年度の貸借対照表・損益計算書等
  • 営業所一覧表- 営業所の所在地・連絡先一覧
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書
必須ふつう

住宅地の環境や商店街の利便を維持増進するため、土地所有者等が建築物に関する基準を協定する制度。特定行政庁の認可が必要。

管轄特定行政庁
費用無料
期間30〜60日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 土地所有者等の全員合意
  2. 建築協定書の作成
  3. 特定行政庁に認可申請
  4. 認可・公告
必要書類(5件)
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書
  • 経営業務管理責任者の証明書- 経営業務の管理責任者としての経験を証明する書面
  • 専任技術者の資格証明書- 国家資格合格証明書または実務経験証明書
  • 財務諸表- 直近事業年度の貸借対照表・損益計算書等
必須むずかしい

500万円以上(建築一式工事は1,500万円以上)の工事を請け負う場合に必要な許可。29業種に分かれています。

管轄国土交通省 / 都道府県
費用90,000〜150,000円
期間30〜90日
更新5年ごと

500万円以上の工事を請け負う場合

申請ステップを見る(6ステップ)
  1. 経営業務管理責任者・専任技術者の要件確認
  2. 財産的基礎(500万円以上の資金証明)の準備
  3. 申請書類一式を作成(20種類以上)
  4. 都道府県知事(一般)または国土交通大臣(特定/複数県)に申請
  5. 審査(知事許可: 約30日、大臣許可: 約90日)
  6. 許可証交付
必要書類(6件)
  • 工事経歴書- 過去の工事実績を記載
  • 経営業務管理責任者の証明書- 5年以上の経営経験を証明する書類
  • 専任技術者の資格証明書- 国家資格証又は10年の実務経験証明
  • 財務諸表- 直近の決算書類
  • 残高証明書- 500万円以上の資金証明
  • 建設業許可申請書- 国土交通省の所定様式
必須ふつう

建築士事務所を開設するための登録

管轄都道府県
費用15,000〜25,000円
期間14〜30日
更新5年ごと
申請ステップを見る(3ステップ)
  1. 都道府県知事に登録申請
  2. 管理建築士の設置
  3. 登録証の交付
必要書類(5件)
  • 財務諸表- 直近事業年度の貸借対照表・損益計算書等
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
  • 経営業務管理責任者の証明書- 経営業務の管理責任者としての経験を証明する書面
  • 営業所一覧表- 営業所の所在地・連絡先一覧
  • 技術者一覧表- 所属する技術者の資格・経験一覧

二級建築士又は木造建築士として業務を行うための登録

管轄都道府県
費用24,400円
期間14〜30日
更新更新不要
申請ステップを見る(3ステップ)
  1. 二級又は木造建築士試験合格
  2. 都道府県知事に登録申請
  3. 建築士免許証の交付
必要書類(4件)
  • 経営業務管理責任者の証明書- 経営業務の管理責任者としての経験を証明する書面
  • 財務諸表- 直近事業年度の貸借対照表・損益計算書等
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書

二級建築士が設計・工事監理等の業務を行う事務所の登録。木造以外で延べ面積300平方メートル以下等の規模の建築物を取り扱える。

管轄都道府県
費用15,000円
期間14〜30日
更新5年ごと
申請ステップを見る(3ステップ)
  1. 管理建築士(二級建築士)の配置
  2. 都道府県知事に登録申請
  3. 審査・登録完了
必要書類(4件)
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
  • 工事経歴書- 過去の工事実績を記載した経歴書
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書
  • 技術者一覧表- 所属する技術者の資格・経験一覧

木造建築士が設計・工事監理等の業務を行う事務所の登録。木造で延べ面積300平方メートル以下の建築物の設計・監理を行える。

管轄都道府県
費用15,000円
期間14〜30日
更新5年ごと
申請ステップを見る(3ステップ)
  1. 管理建築士(木造建築士)の配置
  2. 都道府県知事に登録申請
  3. 審査・登録完了
必要書類(4件)
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書
  • 営業所一覧表- 営業所の所在地・連絡先一覧
  • 経営業務管理責任者の証明書- 経営業務の管理責任者としての経験を証明する書面
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
必須むずかしい

一級建築士が設計・工事監理等の業務を行う事務所の登録。一級建築士でなければ設計できない規模の建築物(高さ13m超等)を取り扱える。

管轄都道府県
費用18,000円
期間14〜30日
更新5年ごと

一級建築士事務所の場合

申請ステップを見る(3ステップ)
  1. 管理建築士(一級建築士)の配置
  2. 都道府県知事に登録申請
  3. 審査・登録完了
必要書類(5件)
  • 財務諸表- 直近事業年度の貸借対照表・損益計算書等
  • 専任技術者の資格証明書- 国家資格合格証明書または実務経験証明書
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書
  • 工事経歴書- 過去の工事実績を記載した経歴書
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書

都市計画施設の区域内または市街地開発事業の施行区域内で建築を行う場合の許可。将来の都市計画事業に支障がないことが許可の条件。

管轄市町村
費用無料
期間14〜30日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 市町村に事前相談
  2. 建築許可申請書の提出
  3. 審査
  4. 許可の交付
必要書類(4件)
  • 周辺の見取図- 対象地周辺の地図・見取図
  • 地積測量図- 土地の面積を示す測量図
  • 届出書- 所定の様式による届出書
  • 土地利用計画図- 土地の利用計画を示す図面
必須むずかしい

一級建築士として業務を行うための登録

管轄国土交通省
費用28,400円
期間14〜30日
更新更新不要
申請ステップを見る(3ステップ)
  1. 一級建築士試験合格
  2. 中央指定登録機関に登録申請
  3. 一級建築士免許証の交付
必要書類(5件)
  • 工事経歴書- 過去の工事実績を記載した経歴書
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
  • 経営業務管理責任者の証明書- 経営業務の管理責任者としての経験を証明する書面
  • 専任技術者の資格証明書- 国家資格合格証明書または実務経験証明書
  • 技術者一覧表- 所属する技術者の資格・経験一覧
必須かんたん

個人事業主として事業を開始した場合に提出する届出。開業から1ヶ月以内に提出する必要があります。

管轄税務署
費用無料
期間約1日
更新更新不要
申請ステップを見る(4ステップ)
  1. 開業届出書(様式)を国税庁サイトからダウンロード
  2. 必要事項を記入
  3. 管轄の税務署に提出(郵送可)
  4. 受付印を押された控えを受け取る
必要書類(2件)
  • 個人事業の開業・廃業等届出書- 国税庁サイトからダウンロード可能
  • 本人確認書類- マイナンバーカード又は通知カード+運転免許証等

条件によって必要になる許認可(3件)

条件付きむずかしい

構造設計一級建築士として業務を行うための登録

管轄国土交通省
費用無料
期間14〜30日
更新更新不要

構造設計を行う場合

申請ステップを見る(3ステップ)
  1. 一級建築士として5年以上の構造設計実務
  2. 講習修了考査合格
  3. 登録
必要書類(4件)
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
  • 工事経歴書- 過去の工事実績を記載した経歴書
  • 専任技術者の資格証明書- 国家資格合格証明書または実務経験証明書
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書
条件付きむずかしい

設備設計一級建築士として業務を行うための登録

管轄国土交通省
費用無料
期間14〜30日
更新更新不要

設備設計を行う場合

申請ステップを見る(3ステップ)
  1. 一級建築士として5年以上の設備設計実務
  2. 講習修了考査合格
  3. 登録
必要書類(5件)
  • 建設業許可申請書- 所定の様式による建設業許可申請書
  • 営業所一覧表- 営業所の所在地・連絡先一覧
  • 工事経歴書- 過去の工事実績を記載した経歴書
  • 残高証明書- 金融機関発行の500万円以上の残高証明書
  • 技術者一覧表- 所属する技術者の資格・経験一覧
条件付きふつう

株式会社や合同会社を設立するための登記。定款認証・資本金払込みの後に申請します。

管轄法務局
費用60,000〜242,000円
期間7〜14日
更新更新不要

法人設立の場合

申請ステップを見る(5ステップ)
  1. 定款の作成
  2. 定款の認証(株式会社の場合、公証役場で)
  3. 資本金の払込み
  4. 設立登記申請書を法務局に提出
  5. 登記完了(約1〜2週間)
必要書類(4件)
  • 法人設立登記申請書- 法人設立登記に必要な所定の様式による申請書
  • 身分証明書- 本籍地の市区町村長が発行する身分証明書
  • 納税証明書- 税務署発行の納税証明書
  • 定款の写し(法人の場合)- 法人の定款の写し

建築設計事務所の開業にかかる許認可費用の目安

240,800〜360,800円

必須許認可の取得費用合計(申請手数料のみ)

※ 上記は申請手数料のみの目安です。行政書士に依頼する場合は別途報酬(3〜15万円程度/件)がかかります。 設備投資費・物件取得費は含みません。

開業までの想定期間

最大 約90日

最も時間のかかる許認可の取得期間

複数の許認可を並行して申請できる場合もあります。 ただし、先に取得が必要な許認可がある場合は順番に申請する必要があるため、 余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

住宅性能評価機関登録30〜90日
文化財保存地区内建築制限30〜90日
建設業許可30〜90日
建築協定30〜60日
地区計画届出1〜30日
建設コンサルタント登録14〜30日
低炭素建築物認定14〜30日
景観法届出1〜30日
建築士事務所登録14〜30日
建築士登録(二級・木造)14〜30日
二級建築士事務所登録14〜30日
木造建築士事務所登録14〜30日
一級建築士事務所登録14〜30日
都市計画法53条許可14〜30日
建築士登録(一級)14〜30日
個人事業の開業届約1日

建築設計事務所の開業資金の全体像

許認可費用だけでなく、設備投資や運転資金も含めた開業資金の全体像を把握しましょう。

許認可の申請手数料
240,800〜360,800円

必須の16件の許認可取得にかかる申請手数料の合計

行政書士への報酬(目安)
128万〜240万円

専門家に申請代行を依頼する場合の報酬。自分で申請する場合は不要

設備投資(参考)
300万〜1,500万円(車両・工具・事務所)

事業に必要な設備・内装等の初期投資の参考額

運転資金(目安)
月商の3〜6ヶ月分(500万〜1,500万円)

開業後、売上が安定するまでの運転資金

※ 設備投資額・運転資金は事業規模や地域によって大きく異なります。 上記はあくまで参考値です。実際の開業計画に合わせて、詳細な資金計画を策定してください。 日本政策金融公庫の「創業計画書」の作成をおすすめします。

先輩事業者の声 - 開業前に知っておきたいこと

1ポイント 1

建設業許可は「経営業務の管理責任者」と「専任技術者」の要件が厳しいです。事前に要件を満たせるか確認しましょう。

2ポイント 2

請負金額500万円未満(建築一式は1,500万円未満)の工事は許可不要ですが、元請からの要請で必要になることが多いです。

3ポイント 3

決算変更届を毎年提出しないと許可更新ができなくなります。許可取得後の維持管理も計画に入れておきましょう。

建築設計事務所で気をつけるべき法規制

建築設計事務所に関連する主な法律と、違反した場合の罰則をまとめました。 法令を遵守し、適正な事業運営を行いましょう。

1

建設業法

建設業を営む者の資質向上と建設工事の適正化を図る法律。無許可営業には3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されます。

2

宅地建物取引業法

不動産取引を業として行う場合に必要。違反すると営業停止や免許取消の対象です。

3

建築基準法

建築物の安全基準を定めた法律。違反建築には是正命令や使用禁止命令が出されます。

この業種の許認可に関連する法令:

都市計画法第58条の2建設コンサルタント登録規程住宅品質確保法第5条都市低炭素化促進法第53条景観法第16条文化財保護法第143条建築基準法第69条建設業法第3条建築士法第23条建築士法第5条都市計画法第53条所得税法第229条建築士法第10条の2会社法第49条

建築設計事務所の開業に必要な書類まとめ

全ての許認可で必要となる書類を重複なくまとめました。 事前に準備しておくことで、スムーズに申請を進められます。

必須書類(26件)
  • 事業の概要説明書

    事業の内容・規模を記載した説明書

  • システム構成図

    事業に使用するシステムの構成を示す図面

  • 個人情報保護方針

    個人情報の取扱いに関する方針を記載した書面

  • セキュリティ対策の概要

    情報セキュリティに関する対策を記載した書面

  • 工事経歴書

    過去の工事実績を記載した経歴書

  • 経営業務管理責任者の証明書

    経営業務の管理責任者としての経験を証明する書面

  • 建設業許可申請書

    所定の様式による建設業許可申請書

  • 残高証明書

    金融機関発行の500万円以上の残高証明書

  • 住宅性能評価機関登録申請書

    住宅性能評価機関登録に必要な所定の様式による申請書

  • 事業計画書

    事業の概要・計画を記載した書面

  • 登記されていないことの証明書

    成年被後見人等に登記されていないことの証明書

  • 車庫証明書

    自動車の保管場所を証明する車庫証明書

  • 車検証の写し

    対象車両の自動車検査証の写し

  • 景観法届出申請書

    景観法届出に必要な所定の様式による申請書

  • 誓約書

    欠格事由に該当しないことを誓約する書面

  • 専任技術者の資格証明書

    国家資格合格証明書または実務経験証明書

  • 財務諸表

    直近事業年度の貸借対照表・損益計算書等

  • 営業所一覧表

    営業所の所在地・連絡先一覧

  • 周辺の見取図

    対象地周辺の地図・見取図

  • 地積測量図

    土地の面積を示す測量図

  • 届出書

    所定の様式による届出書

  • 土地利用計画図

    土地の利用計画を示す図面

  • 個人事業の開業・廃業等届出書

    国税庁サイトからダウンロード可能

  • 本人確認書類

    マイナンバーカード又は通知カード+運転免許証等

  • 法人設立登記申請書

    法人設立登記に必要な所定の様式による申請書

  • 身分証明書

    本籍地の市区町村長が発行する身分証明書

状況によって必要な書類(5件)
  • 納税証明書

    税務署発行の納税証明書

  • 役員名簿(法人の場合)

    法人の役員の氏名・住所一覧

  • 印鑑証明書

    申請者の印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内)

  • 定款の写し(法人の場合)

    法人の定款の写し

  • 技術者一覧表

    所属する技術者の資格・経験一覧

建築設計事務所の開業に関するよくある質問

Q. 地区計画届出の申請に必要な費用はいくらですか?

A. 地区計画届出の申請手数料は申請先や内容によって異なります。市町村の管轄窓口に事前にお問い合わせいただくことをお勧めします。

Q. 地区計画届出の取得にはどのくらいの期間がかかりますか?

A. 地区計画届出の取得には、申請から約1日〜30日程度かかるのが一般的です。ただし、書類の不備や審査状況によってはさらに時間がかかる場合があります。余裕を持ったスケジュールで申請されることをお勧めします。

Q. 地区計画届出を取得しないとどうなりますか?

A. 地区計画届出は法令に基づく資格・許認可です。必要な許認可を取得せずに事業や活動を行った場合、行政処分や罰則の対象となる可能性があります。事業開始前に必ず取得手続きを行ってください。

Q. 建設コンサルタント登録の申請に必要な費用はいくらですか?

A. 建設コンサルタント登録の申請手数料は35,000円です。申請先は国土交通省となります。なお、手数料は自治体や申請内容によって異なる場合がありますので、事前に管轄窓口へご確認ください。

Q. 建設コンサルタント登録の取得にはどのくらいの期間がかかりますか?

A. 建設コンサルタント登録の取得には、申請から約14日〜30日程度かかるのが一般的です。ただし、書類の不備や審査状況によってはさらに時間がかかる場合があります。余裕を持ったスケジュールで申請されることをお勧めします。

Q. 建設コンサルタント登録の更新は必要ですか?

A. はい、建設コンサルタント登録は5年ごとに更新が必要です。更新手続きには有効期限が切れる前に申請する必要があります。更新を怠ると許認可が失効し、業務を継続できなくなる可能性がありますのでご注意ください。

Q. 住宅性能評価機関登録の申請に必要な費用はいくらですか?

A. 住宅性能評価機関登録の申請手数料は申請先や内容によって異なります。国土交通省の管轄窓口に事前にお問い合わせいただくことをお勧めします。

Q. 住宅性能評価機関登録の取得にはどのくらいの期間がかかりますか?

A. 住宅性能評価機関登録の取得には、申請から約30日〜90日程度かかるのが一般的です。ただし、書類の不備や審査状況によってはさらに時間がかかる場合があります。余裕を持ったスケジュールで申請されることをお勧めします。

Q. 住宅性能評価機関登録の更新は必要ですか?

A. はい、住宅性能評価機関登録は5年ごとに更新が必要です。更新手続きには有効期限が切れる前に申請する必要があります。更新を怠ると許認可が失効し、業務を継続できなくなる可能性がありますのでご注意ください。

Q. 低炭素建築物認定の申請に必要な費用はいくらですか?

A. 低炭素建築物認定の申請手数料は0円〜50,000円程度です。申請先は所管行政庁となります。なお、手数料は自治体や申請内容によって異なる場合がありますので、事前に管轄窓口へご確認ください。

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